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ブックマーク / realsound.jp (87)

  • ムーンライダーズの執念やエネルギーは半端じゃない! 『マニアの受難』に刻まれた“情熱”

    文=村尾泰郎、写真=映画『マニアの受難』©2006 MediaCraft/White Noise Production はっぴいえんどに代表されるように、日のロックは欧米のロックから影響を受けながらオリジナリティを生み出してきた。そんな日のロックのあり方を、半世紀近く体現してきたバンドがムーンライダーズだ。彼らは1975年にデビュー以来、ブリティッシュ・ロック、プログレ、AOR、ニュー・ウェイヴなど、常に最新の洋楽を自分たちのサウンドに取り入れて変化し続けた。その唯一無二のサウンドで熱狂的なファンを持ちながら、なぜ彼らはマニアックな存在であり続けたのか。 CSホームドラマチャンネルでは、「【連続企画】ムーンライダーズセレクション」と題して、彼らの魅力を紐解く番組が3カ月連続で放送される。放送される作品のなかで、バンドの唯一のドキュメンタリー映画であり、彼らのことを知るうえで必見なのが『

    ムーンライダーズの執念やエネルギーは半端じゃない! 『マニアの受難』に刻まれた“情熱”
    TZK
    TZK 2024/07/19
  • THE YELLOW MONKEYはさらに新たな物語を進んでいく 3年半ぶりの東京ドーム公演で刻み込んだ“今”

    文=西廣智一、写真=Masato Yokoyama、Takeshi Yao、Yukitaka Amemiya THE YELLOW MONKEYが4月27日、東京ドーム公演『THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024 "SHINE ON"』を開催した。 彼らがライブを行うのは、コロナ禍真っ只中の2020年11〜12月に実施された『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE』以来、約3年4カ月ぶりのこと。『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE』以降、一時的にバンドの動きを止めてメンバーそれぞれソロ活動を行っていたTHE YELLOW MONKEYだったが、この期間も決して順風満帆とは言えないものがあった。もちろん、brainchild’sとして作品発表&ライブを行った菊地英昭(Gt/以

    THE YELLOW MONKEYはさらに新たな物語を進んでいく 3年半ぶりの東京ドーム公演で刻み込んだ“今”
    TZK
    TZK 2024/05/03
  • 『文學界』編集長・浅井茉莉子インタビュー「文芸誌が生き残っていけるかは、たぶんこの5年10年くらいが正念場」|Real Sound|リアルサウンド ブック

    又吉直樹『火花』(2015年)、村田沙耶香『コンビニ人間』(2016年)という芥川賞受賞作を担当したことで知られる浅井茉莉子が、2023年7月に『文學界』編集長に就任した。『「AV」女優の社会学』(2013年)で注目された鈴木涼美に小説の執筆を依頼したのも、浅井である。鈴木の2作(『ギフテッド』2022年、『グレイスレス』2023年)は、芥川賞候補作となった。他分野からの積極的な起用で純文学の世界に新風を吹きこんできた編集者は、老舗文芸誌をどう舵取りしようとしているのだろうか。(円堂都司昭/2月2日取材・構成) 『文學界 2024年5月号』 ――編集者という仕事を意識し始めたのは、早かったそうですね。 浅井:を作る人になりたいとは10代の頃から思っていました。学校に行くのは嫌だけど、屋ならいくらでもいれたし、親もなら買ってくれたので、就職する時も自然と出版社に行きたいと思いました。大

    『文學界』編集長・浅井茉莉子インタビュー「文芸誌が生き残っていけるかは、たぶんこの5年10年くらいが正念場」|Real Sound|リアルサウンド ブック
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    TZK 2024/05/03
  • ExWHYZ×Seiho、自由自在な曲作りとステージ表現のシナジー EMPiRE以降の共演歴も振り返る

    ExWHYZ×Seiho、自由自在な曲作りとステージ表現のシナジー EMPiRE以降の共演歴も振り返る ExWHYZが3月20日にリリースするニューアルバム『Dress to Kill』は彼女たちにとって初めての「バラエティアルバム」と銘打たれている。新曲はもちろん、カバー(大沢伸一のアンセム「Our Song」)、リミックスなど文字通りバラエティに富んだ楽曲が集まり、スタート以来進化を続けてきたExWHYZがまた新たな顔を見せる一作となっている。 そんなアルバムに、オープニングトラック「Dresscode」のプロデュースと、自身が提供した楽曲「ANSWER」のリミックスで参加しているのがSeihoだ。ExWHYZとは前身グループ EMPiRE時代の「IZA!!」でプロデュースを務めて以来の仲である彼。今回の「ANSWER」リミックスでもオリジナル以上にExWHYZの新鮮な魅力を力強く引き

    ExWHYZ×Seiho、自由自在な曲作りとステージ表現のシナジー EMPiRE以降の共演歴も振り返る
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    TZK 2024/03/15
  • 宇多田ヒカル、ベストアルバム『SCIENCE FICTION』全収録曲公開 新曲「Electricity」含む26曲

    宇多田ヒカル、ベストアルバム『SCIENCE FICTION』全収録曲公開 新曲「Electricity」含む26曲 宇多田ヒカルが、4月10日にリリースするベストアルバム『SCIENCE FICTION』の全収録曲を公開した。 現在放送中のドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)主題歌「何色でもない花」のほか、新曲「Electricity」の収録が決定。「Addicted To You」「traveling」「光」の3曲は新たにレコーディングされたバージョンでの収録され、10曲は新たなミックスバージョンで収録。「Somewhere Near Marseilles -マルセイユ辺り-」のエディットバージョンもボーナストラックとして収められる。 また、全国ツアー『HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024』の全公演チケットの特別抽選受付が、ベストアルバ

    宇多田ヒカル、ベストアルバム『SCIENCE FICTION』全収録曲公開 新曲「Electricity」含む26曲
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    TZK 2024/03/07
  • ムーンライダーズが特異なバンドであり続ける理由 優れたリスナー、先鋭的なディガーとしての鈴木慶一の功績

    ムーンライダーズが特異なバンドであり続ける理由 優れたリスナー、先鋭的なディガーとしての鈴木慶一の功績 ムーンライダーズは、日音楽史において最も特異なバンドの一つである。「現存する日最古のロックバンド」(中心メンバー鈴木慶一が2023年に芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した際の贈賞理由に記載)と言われるとおり、長大なキャリアを持っているのだが、その音楽性は作品ごとに異なり、一貫した味わいを保ちながらも得体の知れない広がりを示し続けている。こうした活動が後続に与えた影響も大きい。鈴木慶一ソロのプロデュースも務めた曽我部恵一(サニーデイ・サービス)や、近年のムーンライダーズに参加している佐藤優介(カメラ=万年筆)と澤部渡(スカート)を筆頭に、永井聖一(相対性理論)やアーバンギャルド、ゆるめるモ!や3776、空間現代といった面々も影響を受け、ムーンライダーズのトリビュート盤やリミックス集に参加

    ムーンライダーズが特異なバンドであり続ける理由 優れたリスナー、先鋭的なディガーとしての鈴木慶一の功績
  • THA BLUE HERB 結成25年を経た“双方向”のコミュニーケーション ILL-BOSSTINOが語る、現状を見据えたライブ観

    THA BLUE HERB 結成25年を経た“双方向”のコミュニーケーション ILL-BOSSTINOが語る、現状を見据えたライブ観 1990年代後半からそのオリジナルな音楽性とインディペンデント精神を貫きながら活動をしてきたTHA BLUE HERB(以下TBH)。2022年には結成25周年を迎え、今年はMCのILL-BOSSTINOがtha BOSS名義で2015年以来となる2ndソロアルバム『IN THE NAME OF HIPHOP II』を発表。キャリアが四半世紀を超えてもなお、その活動意欲が衰える様子はない。 そして、昨年のグループ結成25周年ツアーの模様を収めた『YOU MAKE US FEEL WE ARE REAL』と、『IN THE NAME OF HIPHOP II』リリースライブの模様を収めた『続・ラッパーの一分』が、この度ライブDVDとして2同時リリース。ILL

    THA BLUE HERB 結成25年を経た“双方向”のコミュニーケーション ILL-BOSSTINOが語る、現状を見据えたライブ観
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    TZK 2023/10/17
  • DCPRG『構造と力』リリース20周年 菊地成孔が語る、オルタナティブなグルーヴの現在

    音楽家で現在は音楽ギルド・新音楽制作工房も運営する菊地成孔。彼が率いていたDC/PRG(Date Course Pentagon Royal Garden/当時はDCPRG)による2ndアルバム『構造と力(Structure et Force)』が、2003年9月25日の発売から20周年を迎える。 作の収録曲は前作『アイアンマウンテン報告』と比べ、さらにクロスリズムやポリリズムにフォーカスしており、当時としては律動的かつかなり先鋭的な内容だった。特に当時、4拍子と5拍子が同時に鳴るリズムを踊れる楽曲に落とし込んだのは驚嘆でしかない。 しかし執筆家でもある菊地が膨大なテクストを残した副作用なのか、雑誌カルチャーの衰退が原因なのか、音楽そのものを具体的に語ったインタビューはネット上にほとんどないのが実情だ。そこでリリース20周年を期に『構造と力』の音楽的な回想を依頼。 「5」という数字(ペン

    DCPRG『構造と力』リリース20周年 菊地成孔が語る、オルタナティブなグルーヴの現在
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    TZK 2023/09/24
  • 松本零士デビュー70周年『銀河鉄道999』連載当時のカラーページを再現した新装版がすごい

    漫画界を長年にわたって牽引した巨匠・松零士のデビュー70周年にあたる今年、代表作にしてSF漫画の金字塔『銀河鉄道999』が、雑誌連載時のカラーページを収録した新装版全10巻で刊行される。 【写真】『銀河鉄道999』新装版に収録されたカラーページを見る 以前に刊行された愛蔵版から豪華著名人のエッセイを再録。さらに第1巻には、ちばてつや氏の描き下ろしエッセイ&イラストを収録している。8月25日に1・2巻を同時発売、以降毎月2巻ずつ発売予定だ。 また、1996年から小学館ビッグゴールドで連載開始した「エターナル編」も単行化が決定。10月から毎月1巻ずつ全5巻で発売予定。こちらも雑誌連載時のカラーページを復刻し、さらに単行未収録作品も網羅した完全版となる。

    松本零士デビュー70周年『銀河鉄道999』連載当時のカラーページを再現した新装版がすごい
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    TZK 2023/08/29
  • 「綺麗事じゃなくて、クソならクソだって言ってくれる」 元自衛官芸人 やす子が語るヒップホップ/ラップ愛

    お笑い芸人のルーツ音楽にスポットを当てた連載「芸人と音楽」。第4弾ではブレイク中の元自衛官芸人・やす子に話を聞いた。ヒップホップやロックなどを好んで聴き、最近は自身でもオリジナル楽曲を制作してSNSに投稿。その絶妙なワードセンスやDTMならではのサウンドが音楽ファンやアーティストの間でも話題になっている。そんなやす子が影響を受けてきた音楽、そして楽曲を制作する上で意識していることなど、熱い音楽愛が伝わるインタビューをお届けする。なお、後日インタビューの模様を収録した動画も公開予定だ。(編集部)【記事最後にプレゼント情報あり】 くるり、RIP SLYMEからFla$hBackS、C.O.S.A.、NF Zesshoまで…様々な音楽に魅了 ーーやす子さんはヒップホップやロックがお好きで、最近ではご自身でも楽曲を制作されていますが、幼少期や学生時代にはどんな音楽を聴いていましたか? やす子:24

    「綺麗事じゃなくて、クソならクソだって言ってくれる」 元自衛官芸人 やす子が語るヒップホップ/ラップ愛
  • ハチ、DECO*27らを超える速さで1000万回再生を達成した楽曲「寝起きヤシの木」 ボカロP・ゆこぴとは何者なのか?

    ハチ、DECO*27らを超える速さで1000万回再生を達成した楽曲「寝起きヤシの木」 ボカロP・ゆこぴとは何者なのか? ボカロP・ゆこぴの「寝起きヤシの木 (feat.歌愛ユキ)」が、ボカロ曲史上最速でYouTube1000万回再生を達成した。同曲は、8時間57分という速さで100万回再生を突破し、YouTube歴代最速ミリオン達成曲となっていた楽曲だ。これまでのYouTubeでの最速ミリオン達成楽曲は、既発曲から歌詞や曲調を引用したシリーズ作品のDECO*27「愛言葉Ⅳ」。米津玄師がハチ名義で発表した「砂の惑星」も2017年発表当時としては異例の速さで100万回再生を突破し、直近では『マジカルミライ 2023』のテーマソングでもあるAyaseの「HERO」も公開から約2日ほどでミリオン再生を達成したのも記憶に新しい。ここに挙げたボカロシーンへの想いが強く表れた3つの楽曲に共通しているのは

    ハチ、DECO*27らを超える速さで1000万回再生を達成した楽曲「寝起きヤシの木」 ボカロP・ゆこぴとは何者なのか?
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    TZK 2023/08/17
  • つんく♂が楽曲制作で常に意識してきたこととは? 「ズルい女」「Yeah! めっちゃホリディ」……ヒットの理由を自己分析

    つんく♂が楽曲制作で常に意識してきたこととは? 「ズルい女」「Yeah! めっちゃホリディ」……ヒットの理由を自己分析 つんく♂が作詞・作曲・プロデュースで関わった楽曲データを完全掲載したムック『ALL THE SONGS OF つんく♂』が発売された。収録された楽曲データは、シャ乱Qからソロワーク、ハロー!プロジェクトなどのプロデュース作品や提供楽曲、DVDでしか聴けない楽曲、未発売の楽曲まで、じつに2000曲以上。さらに秋元康、小室哲哉、ハロー!プロジェクトを擁するアップフロントプロモーション代表取締役・西口猛とつんく♂との対談、鈴木愛理・宮佳林・小田さくらがつんく♂楽曲を語り尽くす座談会も掲載。また、著名人らによる「My Best つんく♂曲」アンケートなども収められている。 リアルサウンドではつんく♂にインタビュー。これまでのキャリアを振り返りながら、楽曲制作に対する考え方、プ

    つんく♂が楽曲制作で常に意識してきたこととは? 「ズルい女」「Yeah! めっちゃホリディ」……ヒットの理由を自己分析
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    TZK 2023/08/12
  • ひろゆきはなぜ、アフリカに"置いて行かれた”のか ディレクターとの「トラブル」も明かす

    ABEMAの新番組『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』が、8月12日より放送開始される。ネット掲示板2ちゃんねる」の開設者で実業家の“ひろゆき”こと、西村博之氏がアフリカのナミブ砂漠に置き去りにされ、限られた予算&空路禁止という条件のもと、アフリカを横断する同番組。プロデューサーを務めたのは、「ReHacQ」でもタッグを組んでいる高橋弘樹。ひろゆきは「1か月間空けてほしい」という高橋氏のオファーに対し「いいっすよ」と二つ返事でOKを出したという。 同番組出演に限らず、現在、様々なメディアに登場するひろゆき。今回はYouTube発のテレビスターが生まれない理由や、自身の発言がネットニュースなどで恣意的に切り取られることについても見解を示した。 なにも知らされないまま、アフリカへ連れてこられる ――まずは、どのような経緯から『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』に出演することになったのか、教え

    ひろゆきはなぜ、アフリカに"置いて行かれた”のか ディレクターとの「トラブル」も明かす
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    TZK 2023/08/07
  • 宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』宣伝しない理由が明らかに 鈴木敏夫の交友録『歳月』が示すキーマンの存在

    宮崎駿監督の10年ぶりの長編アニメーション『君たちはどう生きるか』が7月14日に公開された。『風の谷のナウシカ』(1984年)から40年近く、宮崎駿監督をプロデューサーとして支え続けた鈴木敏夫が、過去に出会った人について綴った7月7日発売の『歳月』(岩波書店)を開くと、宮崎駿監督にとって現時点での集大成となる作に至るまでの道のりと、どのような考えで制作に臨んでいたかがうかがい知れる。 『君たちはどう生きるか』が『千と千尋の神隠し』を上回る好スタートを切って、どこまで興収を伸ばすかに注目が集まっている。内容については、人生の掉尾を飾る傑作か、それとも晩節を汚す愚作かといった講評がいろいろと出回っているが、肝心なのは宮崎駿監督が、82歳という年齢まで作品を作り続けられたことだ。 その鍵となる人物が、『歳月』の冒頭に並ぶふたりの企業経営者だ。ひとりが氏家齋一郎。日テレビ放送網の社長や会長を務

    宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』宣伝しない理由が明らかに 鈴木敏夫の交友録『歳月』が示すキーマンの存在
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    TZK 2023/07/21
  • 分散型SNSはTwitterの後継足り得るのか? 僕らがSNSを使う理由とともに考える

    ツイッターのように短文を投稿してやり取りする非営利のSNSソフトウェア『Misskey』が脚光を浴びている。イーロン・マスク氏がTwitter社のCEOに就任してさまざまな仕様変更を行うなかで、Twitterに代わるSNSとして注目された分散型SNSの一つであり、日人開発者によって作られたものだ。 分散型SNSといえば過去にも『Mastodon(マストドン)』が話題になったが、今回はこうしたSNSサービスの仕組み、そしてこれらが今後発展していくうえでの課題について考えてみようと思う。 分散型SNSとは サーバもサービスも分散する、Web3的なSNS そもそも分散型SNSとはなにか。FacebookやTwitterなど、現在の主要SNSは一つのサービス・サーバにユーザーが集う仕組みなのに対して、分散型SNSにおいては話題やユーザーに応じたインスタンス(サーバ)が多数存在し、ユーザーは自分の

    分散型SNSはTwitterの後継足り得るのか? 僕らがSNSを使う理由とともに考える
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    TZK 2023/07/14
  • 週刊朝日、休刊に 最終号から考える新聞社系メディアの在り方

    表紙を撮影したのは写真家・浅田政志。“往年の編集部”をイメージ 朝日新聞出版が発行する「週刊朝日」が、5月30日発売の「休刊特別増大号」で休刊する。休刊特別増大号の表紙が誰になるのか注目されていたが、なんと編集部員や雑誌づくりに携わるスタッフら総勢33人が登場するという、意表をついた仕様となった。なお、この表紙は写真家の浅田政志による撮りおろしとなる。 「週刊朝日」は1922年に創刊され、昨年2月には創刊100周年を迎えた老舗の週刊誌。戦後の高度成長に伴う出版ブームとともに急激に部数を伸ばし、1954年には100万部を突破し、世の週刊誌を牽引する存在となった。2007年には『発掘!あるある大事典』の納豆ダイエットのデータ捏造をスクープするなど存在感を示していた。 しかし、休刊が発表された時点での日雑誌協会発表の2022年7月~2022年9月の印刷証明付部数(印刷部数公表)によれば、発行部

    週刊朝日、休刊に 最終号から考える新聞社系メディアの在り方
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    TZK 2023/05/31
  • 山口美央子、デビューから40年経っても沸き続ける創作意欲 ワールドワイドに支持されるサウンドメイクの裏側

    山口美央子、デビューから40年経っても沸き続ける創作意欲 ワールドワイドに支持されるサウンドメイクの裏側 1983年、コーセー化粧品のCMソングとしてヒットした「恋は春感」で知られるシンガーソングライター、山口美央子。当時、「シンセの歌姫」というキャッチフレーズがついていたように、この曲が収録されたアルバム『月姫』は、シンセポップの名盤として愛好家の間で聴き継がれてきた。今回、その発売40周年を記念して、強力なアニバーサリーエディションが登場。ディスク1(オリジナルアルバムのリマスター盤)とディスク2(ニュー・ヴァージョン及び新録を詰め込んだボーナスディスク)の2枚組で、当時のファンが満足することはもちろん、海外でのシティポップブームがきっかけで80年代の日の女性アーティストが再評価されていることもあり、多くの新しいファンを獲得するに違いない。 オリジナルアルバムは砂原良徳がリマスターを

    山口美央子、デビューから40年経っても沸き続ける創作意欲 ワールドワイドに支持されるサウンドメイクの裏側
    TZK
    TZK 2023/05/14
  • 売野雅勇、40年に渡る作詞道 シャネルズ、中森明菜、チェッカーズ、坂本龍一……時代を超えて愛されるポップスの条件

    売野雅勇、40年に渡る作詞道 シャネルズ、中森明菜、チェッカーズ、坂龍一……時代を超えて愛されるポップスの条件 上智大学文学部英文科卒業後、コピーライター、ファッション誌編集長を経て、1981年に河合夕子のアルバム『リトル・トウキョウ』、シャネルズ(ラッツ&スター)の「星くずのダンス・ホール」などで作詞家として活動を始めた売野雅勇。アイドル黄金時代と呼ばれた80年代において、中森明菜「少女A」、チェッカーズ「涙のリクエスト」、荻野目洋子「六木純情派」、シブがき隊や近藤真彦、田原俊彦、河合奈保子など数多くのアイドル楽曲を手がける一方で、矢沢永吉、坂龍一、中谷美紀、稲垣潤一、杉山清貴、カルロストシキ&オメガトライブ、森進一、中西圭三、山内惠介など数多くのアーティストに作品を提供。また近年はTikTokで売野の代表作のひとつ、ラッツ&スターの「め組のひと」(クレジットは麻生麗二名義)がリバ

    売野雅勇、40年に渡る作詞道 シャネルズ、中森明菜、チェッカーズ、坂本龍一……時代を超えて愛されるポップスの条件
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    TZK 2023/05/14
  • デヴィッド・ボウイ、幻のアルバム『Toy』に隠された苦悩と進化 ついに明かされた全貌をブレイク前の変遷から徹底解説

    デヴィッド・ボウイ、幻のアルバム『Toy』に隠された苦悩と進化 ついに明かされた全貌をブレイク前の変遷から徹底解説 「Space Oddity」ヒットに至るまで、ボウイが過ごした挫折の日々 変化するキャラクターで先鋭的なファッションをまとい、常に音楽シーンのトップを歩み続けたデヴィッド・ボウイは、日進月歩の進化を遂げるレコーディング技術においても、死の直前まで不断の研鑽を行い続けた。そんなアーティストは他にいない。21世紀のこれから、その功績はさらに再認識されていくはずだ。 そんなボウイの歴史の中で、幻の作品としてファンの垂涎の的となってきたのが『Toy』だ。このアルバムが、ボウイの全楽曲を買い取ることになったワーナー・ミュージックからのボックス・セット・シリーズ第5弾作品『BRILLIANT ADVENTURE [1992-2001]』の中の目玉的作品の一つとして、ついに発表された。 さ

    デヴィッド・ボウイ、幻のアルバム『Toy』に隠された苦悩と進化 ついに明かされた全貌をブレイク前の変遷から徹底解説
    TZK
    TZK 2023/05/02
  • 村井邦彦×細野晴臣が明かす、YMO海外展開の背景 「物語にして後世に伝えていくのは大事な仕事」

    アルファレコード創立者の村井邦彦と日経済新聞編集委員の吉田俊宏が共同で執筆した連載小説『モンパルナス1934』が、2023年4月30日に書籍化されることが決定した。 『モンパルナス1934』は国際文化交流プロデューサーとして活躍した川添浩史(紫郎、1913~70)の半生を描いたヒストリカル・フィクションだ。川添は文化人が集ったサロンとして知られるレストラン「キャンティ」(東京・飯倉片町)の創業者でもある。村井と吉田は多くの資料と関係者の証言に基づき、大胆な創作を交えて壮大な物語を書き上げた。 川添がパリのモンパルナスを拠点に活躍し始める1934年から、アヅマカブキ(日舞踊)の一座を率いて欧米各地を回る中で梶子と出会って恋に落ち、夫婦でキャンティを開業するまでを描いている。さらに川添の没後にアルファからデビューしたイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の世界進出は、川添の薫陶を受けた

    村井邦彦×細野晴臣が明かす、YMO海外展開の背景 「物語にして後世に伝えていくのは大事な仕事」
    TZK
    TZK 2023/04/16