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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/sunafukin99 (8)

  • 産業政策論はなぜ根強いのか - すなふきんの雑感日記

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100331-00000174-jij-bus_all産業革新機構出資第1号=先端電力制御のアルプス電気系にアルプス電気は31日、有望技術の事業化を支援する官民ファンド、産業革新機構から、アルプス電気が事業分割して設立する新会社に最大100億円の出資を受けると正式発表した。昨年7月に発足した革新機構の初の投資案件となる。Wikipedia 産業革新機構投資にあたっては、機構内に設置する「産業革新委員会」が評価を行い、投資対象の決定をする。産業革新委員会の委員長は吉川弘之元東京大学学長。また、経済産業大臣が業務を監督し、1年に1度、事業評価を行うこととなっている。個人への直接給付などは無駄遣い呼ばわりされて叩かれるのに、こういう産業政策色の濃い案件がスルーされて逆に持ち上げられがちなのはどういうことだろう。メディアでも世

  • 「現代の帰農論」のバカバカしさ - すなふきんの雑感日記

    メディアで議論を開陳する構造改革な人たちが農林業等への「退歩的な産業シフト」に異議を唱えない(どころか今のところ推進側に立っているような)ところを見ると、日における構造改革運動の質があくまで政治的・イデオロギー的な(ほとんど信仰に近い)もの*1であり、経済学的な根拠に基づくものではないのではないか、ということが強く疑われる。もちろん旧来型の農林業ではなく企業化しろとか国際競争力をつけろとか言ってはいるが、現実問題として「他に投資した場合と比較して利益につながりそうもない比較劣位産業に投資しようとする」民間企業はかなり奇特と言えそうだし、ここでの「競争力」とは国家の競争力=国策的な意味であり、各経済主体からすれば「儲からない判断」を誰がするのかという話である。なので民間のインセンティブによってこうした企てが成功するとは思えない。仕方がないのでここで国家が農林業に介入し保護育成政策(=産業

  • 「不況に慣れる」ことの恐ろしさ - すなふきんの雑感日記

    生まれたときから日はこんな感じで今さら不況だからどうとか言われてもよくわからない〜Economics Lovers Live ところで僕がいま知りたいのは、生まれたときにすでにデフレ不況で、そしてそれが基的にず〜っと続いている人たちの心性というか、あえていうなら「思想」=心の技術、とでもいうもの。水無田氏風にいうならばさきほどの「落差」さえも知らない世代である。 年齢的には、いまちょうど14,5歳の人たちかな。バブル崩壊してすぐにどつぼの不況というわけではないので、当に「やばいんじゃないかな」と世間が思い出したのは、97年くらいだから、そのとき以降で物心がついた世代だからなあ。となると上限はもっとあげて17,8歳でも可か。 この世代はどんな「社会」をどうみるのだろうか? 田中先生とほぼどんぴしゃ同世代の私なんかにしてみれば、このあたりの問題意識は共有するところがあるようだ。慢性的なデ

    TZK
    TZK 2009/02/16
  • 「負け組」への屈折した感情 - すなふきんの雑感日記

    拙エントリへのトラックバック。かなり長くなるが引用させていただいた。http://www.webees.jp/keynotes/2009/02/post_25.phpさて、青の国は、日とは正反対の国が集まっている。割と不確定な要素に強く、職場の成績や達成感よりも住環境に関心があり、なるべく競争で負ける人を作らないような国だ。いろいろやてみて失敗したんだったらしょうがないよね、助けてあげよう、ということだ。北欧は海運や貿易に頼っており、男が外に出ている期間が長いので、女性が留守中国を守っている。だから男女の権利が同等なのだと言われているそうだ。この青のグループから「ワークシェアリング」を持ってこようと、雇用側の人たちが提案している。これは相当にアヤシイと考えていいだろう。勝ち組の人たちが、タダで弱者に優しくしてくれるはずなんかないからだ。弱者=怠け者であり、負けたらどうしようという不安感が

  • 何度説明してもわからない人たち - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/kumakuma1967/20090205/p1経由http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009020500726自民党内で景気対策として政府紙幣の発行構想が浮上していることについて、5日に開かれた同党各派の総会で、発行に反対する意見が相次いだ。 伊吹派会長の伊吹文明前財務相は「日銀行以外に政府が紙幣を供給すれば円の価値が下がり、大変なインフレを招来する」と指摘。「政府紙幣はマリフアナと同じ。実質成長率の引き上げを放棄し、名目成長率で国民をだますことは政治家として受けいれてはいけない」と批判した。(2009/02/05-17:54)今の日の需給環境で「大変なインフレ」など到底起こりそうもないことが理解できないんだろうか?それより「多少のインフレ」が起こるならそれはデフレの克服につながり大歓迎なのに。デフレを

  • 何も学ばない懲りない面々 - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/anhedonia/20090110/p1経由http://mainichi.jp/life/money/news/20090109k0000m020130000c.html農山漁村は若者の都市への流出が進み、地域の活性化を担う人材が不足している。地域活性化を目指した都市との交流イベントなどが最近は増えたが、イベントや直売所の運営ノウハウやビジネス感覚を持った人材の確保が大きな悩みだ。 一方、都市部にも田舎暮らしを希望する人はいるが、農山漁村に安定した就業の機会がないことがネックになり、移住者の数は限られている。農水省は「農村に定着する若者らが増えてくれたら」と期待を寄せている。「ビジネス感覚を持った人材」だからこそ農山漁村を捨て都市に出てゆく。儲からないことをあえて損しながらやろうとする賢い人間なんているわけがないじゃないか!「安定した就業の機

  • 最底辺のセーフティネットって何だろう - すなふきんの雑感日記

    H-Yamaguchi.net〜政府の金で雇うべき人々つまり公共事業を請け負っている企業。そういう企業に、条件として出所者の雇用を義務付けたらどうか。天下りを受け入れるよりよほど社会のためになりそうだし。天下りの皆さんにはぜひ出所者の指導監督にあたっていただくといい。出所者の適性と企業側のニーズのマッチングというものもあろうから、どんな業種でもということではなかろうが、たとえば土木・建設関連なんかは比較的なじみやすいのではないかと思う。道路特定財源がどうなるのか知らないが、とにかく「必要な道路」は作るそうだから、いっしょに「必要な雇用機会」ってやつも提供してはもらえまいか、と思うな。今の世論の空気からすればそんなのもっての他、というところじゃないだろうか。ただでさえ土木建設関係などすでに「終わった」業界として与野党もメディアも世論も認識していて、「無駄な公共事業ノー!」は翼賛的に支持されて

  • 生まれてくる時代は選べない - すなふきんの雑感日記

    はてな匿名ダイアリー〜 30歳から34歳が受けた心の傷当時就職がうまく行かなかった人は、自分に自信を無くした。自分が劣っているのだと思った。周りの人もそう思った。世間も「景気が悪い」事はわかっていたけど、それがどの程度なのか把握している人は殆ど居るわけ無くて、もちろん有効求人倍率がどんな事になっているのかを知らない人も多かった。上の世代にも下の世代にも、就職できない駄目な奴という視線を浴びせられた。ほんの数年生まれるタイミングが違っただけで、同程度の努力をした人でも就職できたのに、今この年齢の人たちは当時就職できなかった。そして企業は新卒を採用するので、最初のタイミングで躓いた人はもう就職の希望はほぼ途絶える。他の世代が受けられた社会的恩恵よりも、ずっと低い生活を覚悟すれば、仕事は無いわけではありません。しかし、上の世代と比べても、下の世代と比べても、同程度のレベルの人が正社員で暖かい家庭

    TZK
    TZK 2008/03/01
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