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musicと歴史に関するTZKのブックマーク (8)

  • 1979年はなぜ歌謡曲にとって特別な年だったか 栗原裕一郎が話題の書に切り込む

    冨田恵一の『ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法』(DU BOOKS)はドナルド・フェイゲンのソロアルバム『The Nightfly』を1冊かけて分析しただが、80年代に音楽制作に起こったイノベーションが裏のテーマとしてあった。冒頭で冨田は、70年代から80年代への変化というのは、徐々に進行したのではなく、デジタル時計が切り替わるように一息に完了したのだと書いていた。 「文化的にも70年代は文字通り79年12月31日を持って終了し、80年1月1日から明確に80年代は始まった、とのイメージさえ持つことができた」 さすがに1月1日からというのは誇張としても、歌謡曲のフィールドでも79年から80年にかけての変化というのは劇的なもので、80年に登場した松田聖子には70年代までの光景をガラリと塗り替えてしまったようなインパクトがあった。 ただし聖子という現象は突発的な事故ではなかった。70年代に歌

    1979年はなぜ歌謡曲にとって特別な年だったか 栗原裕一郎が話題の書に切り込む
  • Pファンクとは何か? | ele-king

    先ごろ来日したばかりのPファンクが、日ツアーを終えた直後の4月18日、レコード・ストア・デイ2015の限定商品のひとつとして、高額ボックス・セット『Chocolate City: London~P-Funk Live At Metropolis』を発売した。14年のロンドン公演を、DVD1枚、CD2枚、12インチ・シングル2枚という3種類のメディアに収めた作品で、パーラメント名義の75年作品『Chocolate City』の40周年記念にかこつけた豪華装丁版。品のある茶色の外箱はチョコレート・ボックス風の仕様、アナログ盤はマイルドとビターのチョコレート・コーティングをイメージした彩色が施されている。ふと思いついて今年の限定商品を価格順でソートしてみたら、案の定、一番の高額商品だった。買うんだから高いの出さないでよ~、と泣く泣く購入したが、公式ライヴ作品ならではのカメラ・ワークと鮮明な映像

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  • 花澤香菜『claire』と「“渋谷系”を終わらせたのは誰か?」という話 - 日々の音色とことば:

    移転しました。新URLはhttp://shiba710.hateblo.jp/です。ここは更新されませんがアーカイブを置いておきます ■作り手の「気」が伝わってくるということ 花澤香菜の1stアルバム『claire』が素晴らしい。 花澤香菜さんの透明感ある歌声とキラキラした存在感が真ん中の軸にあって、様々な方向からそれを全力で引き出す制作陣の意地のようなものが全14曲に形になっている。 楽曲サウンドのトーンは、ネオアコやソフトロックやモータウンに遡るようなお洒落なポップスとしてまとまっている。いわゆる“渋谷系”と言われる音楽ジャンルに顕著な曲調だ。 ナタリーのインタヴューにも、こんなキャッチコピーがついている。 ナタリー - [Power Push] 花澤香菜 1stフルアルバム「claire」特集 “渋谷系”ポップスを継承する傑作アルバム完成 ただし。こういうタイプの曲って、ヌルく作ろ

  • 80sニュー・ウェーヴと渋谷系を繋ぐミッシング・リンク「ハンマー・レーベル」のこと - POP2*5

    オーディナリー・ミュージック アーティスト: オムニバス,戸田誠司,bargains,microstar,マイクロスター,Marble Fudge,辻睦詞,Marigold Leaf出版社/メーカー: ウ゛ィウ゛ィト゛・サウント゛発売日: 2009/09/23メディア: CD購入: 8人 クリック: 200回この商品を含むブログ (5件) を見る 拙著『電子音楽 in JAPAN』は、1955年に日の電子音楽歴史がスタートしてから、シンセサイザーの普及を経て、80年代に当時の最新技術としてサンプリングが登場し、それが普及するあたりまでの歴史を綴ったノンフィクションである。ここのあるのは、目まぐるしい勢いで変わっていく、矢印を未来に向けた「ロックの進化」そのもの。「機材の発展が、ロックの進化とともにあった時代」の記録である。終章近くにある、PSY・Sの松浦雅也氏のインタビューを読んでもら

    80sニュー・ウェーヴと渋谷系を繋ぐミッシング・リンク「ハンマー・レーベル」のこと - POP2*5
  • '00年代初頭はアイドルが歌わない時代とか寝言は寝てから言ってください - SKiCCO REPORT

    今売り(もう無いかも)の週プレ。「リアル系アイドル」とやらの記事。 http://hyperf.tumblr.com/post/242588922/53-m26426-jpg-mo-ma-pixnet そもそも、'00年代の初頭はアイドルが“歌わない”時代でした。それが'00年代半ばになるとDJがJ−POPでフロアを踊らせるという文化が盛り上がり、ライムスターの宇多丸氏らがやっているイベント『申し訳ないと』がPerfumeの人気に火をつけたりと、ガールポップが台頭した。この動きとリンクして、続々とライブアイドルが出てきました。 嘘つけ。 '00年代初頭なんて近年では一番アイドルポップスが豊穣だった時期だぞ。ちょうど「LOVEマシーン」の大ヒットとモーニング娘。のブレイクでさながらアイドルバブルの様相を呈していた。もちろん歴史的な流れはそれだけではないのだけれど。それにしたって、キラメロもd

    '00年代初頭はアイドルが歌わない時代とか寝言は寝てから言ってください - SKiCCO REPORT
  • 「初音ミク」(合成人声ソフト)のルーツを訪ねて - POP2*5

    VOCALOID2 HATSUNE MIKU 出版社/メーカー: クリプトン・フューチャー・メディア発売日: 2007/08/31メディア: CD-ROM購入: 30人 クリック: 4,650回この商品を含むブログ (480件) を見る 最近、「ニコニコ動画」にハマっている。一昨年秋ごろ、「YouTube」を初めて知ったとき以来の衝撃だ。各自がアップした映像を軽量なFLVファイルに自動変換して、こそこそファイル交換するんじゃなく、公開して皆で観れるようにした初めてのサービスが「YouTube」。そのアイデアを絶賛し、週刊誌の記事で「世界でいま一番観られているテレビ」と紹介したほど、「YouTube」を完成されたコミュニケーション・システムと評価していた私だが、まだまだ次があったとは! ひろゆき氏というか、この技術の土台を考えたプログラマーはすごいね。さすが2ちゃんねるを考えた人たちらしいと

    「初音ミク」(合成人声ソフト)のルーツを訪ねて - POP2*5
  • 年別音楽史

    音楽の森に迷い込んでしまったあなたへ> 今や音楽のジャンルは無数に増え、一昔前のようにジャンルを越えて、いろいろな音楽を聴くという楽しみ方は、困難になってきました。そのうえ、音楽業界は、巨額の広告費をつぎ込んだ限られた作品ばかりに力を注ぎ、新しい音楽との出会いを困難なものにしてしまっています。マニアックに一つのジャンルに、こだわるだけでなく、「音楽の森」を上空から一望してみたい、そう思ったときに役立つような20世紀ポピュラー音楽の概略地図として、参考にしていただけたらと思います。そしてそれは、「世界を丸ごと見る」という21世紀を生きる人類にとって、当に大切なものの見方を養うことにつながるのではないでしょ 一年に一枚、時代を代表する作品を選び、その作品と作者について語ることで、時代を語り継いでいます。たった一枚ですが、50年で50枚バラエティーに富んだジャンルから選ぶことで、世界のポ

  • 日本語ロックの生き証人

    はじめに・・・  私は「日語ロック」が好きで現在までずうっと「日語ロック」を聞き続けて参りました。 ところで1994年に、香港のポップスが好きだという人に知り合い、その人が主宰していたある雑誌を手渡され、なんか書いて下さいと言われたのです。 で、香港のロックの事を書いてもいいけれど、広東語を作字するのがお互いたいへんだなあなどと思い、じゃあ日語ロックの歴史を書きましょうと、連載を始めたのでした。  遅筆にして3年1997年に、連載はそれでも大団円(はっぴいえんど)を迎えました。  このページの最後までお読みいただければ、日語ロックの歴史がひととおり把握できます。そして世にいう「日語ロック論争」についてもお分かりいただけることと思います。  ご一読いただければ幸いです。 尚、ご感想はこちらまで artmania@air.linkclub.or.jp

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