ダンスミュージック産業の成長は、パーティー主催者たちを締め出しているのか? 現在のダンスミュージックが抱える最も広範な問題のひとつを、Angus Finlaysonが解明する。
先週の7月8日は、なかなか作品を発表してくれないことで知られるダンス・ミュージックの二組の雄、アヴァランチーズとエイフェックス・ツインが共に作品をリリースした日となった。そこで、今回は彼らの作品を含む、ダンス・ミュージックの歴史を永遠に変えることになった40枚の名作を御紹介しよう。 1. クラフトワーク『ヨーロッパ特急』(1977年) まずはクラフトワークの画期的なアルバム『ヨーロッパ特急』だろう。これこそ彼らを比類なき革新者たらしめた、ハイセンスで知的な名盤だ。 2. デヴィッド・ボウイ『ロウ』(1977年) デヴィッド・ボウイのベルリン3部作は、彼の作品の中でも最も大胆で挑戦的なものとして際立っているが、『ロウ』はその中でも頂点に立つと言える。ブライアン・イーノとコラボレーションした実験的かつ先進的なこの作品はクラフトワークなどからヒントを得ているが、このアルバム自体が影響力の強い1枚
外から日本をどう見るかなんて、人の勝手なんだけど、アイドルと通勤ラッシュの構図こそを日本だとしたがる海外メディアの報道写真には多少腹が立つ。せめてポップ・カルチャーぐらいは……と思っても、『ブレードランナー』イメージを劣化再生産させたヴィジュアルがヴェイパーウェイヴではお約束になっていたり。キッチュな頽廃というのか、とりあえずsamuraiよりはマシか……と思ってみたり。ま、よく言えば、ミステリアスなんだろうな。 一時期は、加速するグローバリゼーションによって世界は均一化する……などと言われたりもしたが、ダンス・ミュージックを聴いていると、世界はひとが思っている以上にアメリカナイズされていないことがわかる。たとえばUKグライムは、いくら彼らがUSラップに憧れていたとしてもUSラップにはならない。強固なまでの「らしさ」すなわち個性ってものがある。エスニシティも独創性も感じる。北欧でも、東欧で
One Nation Under A (Slowed Down) Groove. ニュー・ビート、New Beat。日本語版Wikipediaには項目すら作られていない、忘れられた音楽ジャンルの話です。 90年代前半、自分は当時流行していたMinistryやNine Inch Nailsなどのインダストリアル・メタル系のロックが好きで、小遣いを貯めて田舎のCD屋でアルバムを買って聴いていました。そのライナーノーツやレビューの中で、アーティストへの影響として毎回のように言及されていたのが「ボディ・ミュージック」と「ニュー・ビート」というジャンルでした。 ボディ・ミュージック(EBM)のほうは、インターネットがない時代の田舎でも、調べれば簡単にジャンルを代表するアーティストとして、Front 242、Nitzer Ebbなどの名前に突き当たるので理解しやすかったのですが、ニュー・ビートのほうは
UKテクノ黎明期のロンドン周辺のアーティストとレーベルの歴史を振り返る
Home > Columns > 「ハウスは、ディスコの復讐なんだよ」- ──フランキー・ナックルズの功績、そしてハウス・ミュージックは文化をいかに変えたか フランキー・ナックルズが亡くなったというニュースが私たちのもとに飛び込んで、あらためて彼の功績を振り返り、彼の曲を聴きなおすたびに、とにかく悲しいという気持ちばかりが溢れて仕方がない。直前のマイアミでDJした際の動画には、クラウドに愛され、名前をコールされる最高の瞬間が残されていた。(Frankie Knuckles || Def Mix @ The Vagabond || Miami || March 2014 )そこでプレイされていたのは「僕が居なくなってから、君は僕の愛を恋しくなるはずだよ」と歌うルー・ロウルズ“You'll Never Find Another Love Like Mine”を原曲にした彼の未発売音源……。彼は
先日、ベルギーで3日間開催されているクラブミュージックフェス『Tomorrow Land 2013』に行ってきた。18万枚のチケットに250万人がアクセスして、発売開始と同時に売り切れたとか、、、実際オークションで18万円で購入した人もいたので、本当なのかもしれない。どんな感じのフェスかはこのyoutubeでどうぞ。 youtube見ればわかる通り装飾と演出が凄まじかった。花火、電飾、炎、水のオンパレード。ステージは15ステージあり、そのうちの8ステージくらいはメインに負けず装飾と演出が凄かった印象がある。あと空港やホテルも装飾でTomorrowland一色や、送迎のバスにて前日のイベント模様を新聞にして配布など、イベント外でもお祭りムードだったのが印象的だった。 またチケット18万枚中の10万枚は国外向けらしく、とにかくワールドカップかのように世界中の人がいて、国旗を掲げたり国柄の出る格
2012年11月にオリジナルアルバム『WONDER Tourism』をリリースしたばかりのDAISHI DANCEが、早くも新しいマテリアルを完成させた。国内各地から海外まで、ほとんど休みなくDJとして飛び回りながら、こうして制作を進めているのだから、この人のワーカホリックぶりにはまったく頭が上がらない。 クリエイターとしてはもちろん、プロデューサーとしても活躍するDAISHI DANCEの顔となる活動を1つ挙げるとすれば、それは当然ながらDJである。今回リリースされるミックスCDシリーズ『MYDJBOOTH』の第3弾は、週末のクラブで大勢のオーディエンスを躍らせているDAISHI DANCEが「今」を、まさにそのままパッケージングした作品と言えそうだ。 さて、ここで素朴な疑問。ミックスCDって、つまりはどういう意味合いを持つ作品なんだろう? 実際のところ、普段からクラブミュージックに親し
サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
ーー 本日は〈Pioneer DJ〉の最新モニタースピーカー「VM-50」をご使用されている方に実際の使用感などを伺おうということで、プロデューサーのTessieさんのスタジオにお邪魔しております。ではまず自己紹介をお願い致します! Tessie: 音楽プロデューサーのTAKASHI TESHIGAWARA a.k.a. Tessieです。 こちらのmusic bar & studio Apt. の経営もしております。よろしくお願いします。 ーー では早速なんですが、Tessieさんが使用されている〈Pioneer DJ〉のVM-50の気に入っている所を教えてください。 Tessie: 以前にも他社の5インチのモニタースピーカーを使っていたんですけど、VM-50だと結構ローエンドの部分がくっきりしていて使い易いなという印象です。 ーー そもそもモニタースピーカーを選ぶ時に重視してる
DJ界で最近流行の業界用語がある:「ボタンプッシャー(訳注:再生ボタンを押すだけのアーティスト)」。DJがクラブブースからフェスティバルのステージへと移動するに連れ、機材はますます多様になってくる。そしてミックスをするDJと演奏を統括するプロデューサーとの境界線が曖昧になっていくに連れ、本物かどうかという問題が起きてくる。 言っておくべきだが、僕自身はDJだ。僕は、若い時に5つの世界DJ選手権で優勝した(本当にそんなものがある)。そしてこれが、僕が15年間やっている職業だ。だから、僕はこの問題に関して特別の責任を感じている。 従来は、DJはターンテーブルでレコード盤を回転させ、毎晩セット(訳注:選曲)を変えていた。そうだとしたら、ノートパソコンで演奏する奴はどうなんだ?ミキシングよりも両手を挙げることに時間を使っている奴らは?複雑な光のショーの裏でやっている奴らは? 評判の良いエレク
Header - Kohei Ishikawa Joule Nightclub - industar Studio Partita - Karl Baron Osaka Street - Ayanami_No03
1:名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/07/27(水) 23:46:27.39 ID:kJ1h40uS0 つぶやいて大沢伸一最新アルバムの音源を無料でGET!! クラブ誌「LOUD」のDJ人気投票国内の部2年連続No.1に輝く、名実ともに日本を代表するDJ/プロデューサー大沢伸一 が最新アルバムのリリースに合わせ、発売日の7/27(水)18時より1週間の期間限定で、オフィシャルHPにて 「つぶやいて大沢伸一最新アルバムの音源を無料でGET!!」キャンペーンを行う。(PCのみ) これは、大沢伸一の最新アルバムについてTwitterでつぶやいたりFacebookで投稿したりすると、フリーダウンロード クーポンがもらえ、アルバム収録曲の中から好きな曲のショート・エディットを1曲無料でダウンロードできるというもの。 これまでに作品をアメリカ、ヨーロッパでリリースし、頻繁に
テクノの文脈に登場するアンセムを年表化してみました。ここでは流行した曲やシーンに大きな影響を与えた曲に絞って年表化しています。2000年代後半についてはスタイルの多様化、楽曲のミニマル化に伴いアンセムと呼べるものが少なくなっているため、ヒット曲、もしくは、シーンの新しい動きとなりそうな曲を集めてみました。楽曲の詳細からYouTubeの動画が見れます。(タイトルの頭に[-]が記載されているものは動画がありません。)曲ごとに音量の差があるのでご注意ください。 お気に入りに追加する
afrodesia(http://www.afrodesiamp3.com/catalog/index.php) audio jelly(http://www.audiojelly.com/) bagpak(http://www.bagpak.net/) dancetracks degital(http://www.dancetracksdigital.com/) dj download(http://www.djdownload.com/) juno download(http://www.junodownload.com/) masterbeat(https://www.masterbeat.com/) ministry of sound(http://www.ministryofsound.com/) stompy(https://www.stompy.com/) trackitdo
MASSIVE ATTACKの7年ぶり5枚目となるオリジナルアルバム「HELIGOLAND」が2月3日に日本先行リリース。このアルバムに日本盤ボーナストラックとして、坂本龍一と高橋幸宏によるアルバム未収録曲のリミックス「FATALISM (Ryuichi Sakamoto & Yukihiro Takahashi Remix)」が収録される。 このアルバムにはデーモン・アルバーン(BLUR、GORILLAZ)、ホープ・サンドヴァル(MAZZY STAR)、マルティナ・トップリー・バード、ガイ・ガーヴェイ(ELBOW)、トゥンデ・アデビンペ(TV ON THE RADIO)がボーカルなどで参加。昨年先行配信された3年ぶりのシングル「SPLITTING THE ATOM」にもフィーチャーされていたレゲエシンガーのホレス・アンディも、MASSIVE ATTACKのロバート・デル・ナジャ(3D)や
これ、ずーっと気になってた事です。 とにかく一度しっかり検証してみたかった! 小箱じゃなくて大箱で。それもトップクラスの。 しかもできるだけ多くの人に参加してもらって。 そしてその結果をここで書きたかった! WAV vs mp3のこの話題、少し前のだぶさん(Dub Master X氏)のブログでも扱われてボクも拝読させていただいたわけですが… 「ご家庭レベルならいいんだけどね」 (これには以降2回に渡って後日談となる記事があるので、合わせて読んでください。) だぶさんは「DJは音に拘るべきで、WAVという選択肢がある中でmp3を使うべきではない」という旨の事を書かれています。 ただしここではその使うべきではないmp3のビットレートに関しては触れられていません。 もちろん128kbps程度のものだと劣化が顕著なのは明らかですが、最高品質である320kbpsだとどうでしょう? (文中には「ビー
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