林 達雄/(特活)ほっとけない世界のまずしさ 代表理事 3秒に1度「パチン」と指を鳴らし、3秒にひとり、貧困で命を失っている子どもがいることを知らせるホワイトバンドのクリッキング・フィルムを、覚えているでしょうか。 中田英寿さん、ミスチルの桜井さん、藤原紀香さんなど13人がこのフィルムに出演して話題になり、一時は街に出ればホワイトバンドを身に付けていない人を見ないことはないくらいにまで広がったのは記憶に新しいことでしょう。 2005年に始まった、この「ほっとけない世界のまずしさ」の「ホワイトバンドキャンペーン」は、日本で始めて大々的に行われた"アドボカシーキャンペーン"だと言われています。短期間で数百万個を販売するなどの成功を収める一方、厳しいバッシングの対象になったホワイトバンド。 当時、日本で理解されにくかった"アドボカシー"とは、どんな活動のことなのでしょうか。そして、ホワイトバンド