大阪府の橋下徹知事は20日、大阪市の平松邦夫市長が任期満了に伴う市長選(11月27日投開票)に再選を目指して立候補すると表明したことを受け「(平松市長は)都市経営のビジョンがまったくなく、大都市、大阪市のトップとしてはふさわしくない」と改めて批判した。 そのうえで、自身が想定する市長選と府知事選のダブル選について、「大阪維新の会が、市役所から市民を解放する解放戦争になる」と話した。 また、平松市長が出馬会見で、市を府から独立させる「特別自治市」を目指す方針を示したことについて「(特別自治市になっても)市外ではまだ2重行政は続く。平松市長は大阪市のエリアしか見ていない」と述べた。