ワカメ、宮城産に偽装 陸前高田の加工業者 中国産とみられるワカメを「宮城県産」と表示して販売したとして、岩手県は29日、日本農林規格(JAS)法に基づき、陸前高田市の水産加工業者の男性(35)に改善を指示した。 県によると、男性は昨年5月1日からことし2月6日まで、中国産とみられる塩蔵ワカメを仕入れ、「宮城県産」と表示して1万6500キロを別の業者に販売した。流通先は現在調査中という。 男性によると、偽装ワカメを出荷したのは長野県駒ケ根市の業者だけだという。三陸産ワカメを安値で納入するよう求められ、宮城県の会社から仕入れたワカメを箱に詰め替え「宮城県産」のシールを貼って納入した。業者には「要望に応えるには中国産しかない」と伝え、了解を得ていたという。 偽装は3年ほど前に始まり、当初は5割ぐらい混ぜ、震災後は三陸産が高騰したこともあって全て中国産を使っていたという。男性は「これから復興
印刷 「さぬき高松うどん駅」の駅名標=JR高松駅 高松市のJR高松駅の愛称が29日、「さぬき高松うどん駅」になった。香川県が売り出し中の「うどん県」に便乗した形。駅名の看板も書き加えられた。 駅員はうどん柄のネクタイや、うどんをデザインしたバッジを着用。「うどん県」副知事の俳優・要潤さんを描いた快速列車の運行も始まった。 最初は「さぬきうどん駅」の予定だったが「香川はうどんだけじゃない」との声を受け変更。「確かにうどんだけじゃすぐ冷めますからね」とJR職員。 関連リンクうどん県パスポートで「つるりと入国を」 香川県が配布(2/29)香川のうどん、エコに循環 廃棄せずにゆでる燃料に変身(1/15)「うどん県」と書いても配達を 香川出身・要潤さん要望(11/12/6)香川県が「うどん県」に改名宣言 HPにアクセス殺到(11/10/16)香川県のニュースはMY TOWN香川でも
高速道無料化あす終了 落胆、歓迎 東北二分 東北の高速道無料化の終了があすに迫った=仙台市の仙台南部道路 東北の高速道路の無料化が31日に終了することに、反応がくっきりと分かれている。負担が増す東日本大震災の被災者は、継続を切望。マイカー利用を当て込んでいた観光地も落胆を隠せない。一方、バス業界は利用客が戻ってくると期待する。 ◎トラック/コスト増が心配 無料継続を強く求めているのが、コスト増を懸念するトラック業者だ。 仙台市の食品輸送会社、東配の阿部忠則社長は「震災復興には無料化の継続が必要」と強調する。 首都圏などから東北に向かうトラックは、沿岸部の水産加工会社の復旧遅れもあり、空荷で帰るケースもあるという。このため高速料金の負担感は増している。阿部社長は「業者が東北向けの運送を嫌って、食品搬入が滞りかねない」と危機感を募らせる。 ◎高速バス/客足回復に期待 バス業界は対照的だ
JRが岩泉線再開断念の意向 復旧費多額、乗客減が背景 岩手県岩泉町で2010年7月に発生した脱線事故により全線運休が続くJR岩泉線について、JR東日本が運行再開を断念する方向で調整していることが29日、分かった。沿線自治体には復旧費用が多額になることなどを説明し、理解を求めていた。盛岡市で30日開く記者会見で正式発表する見込み。 複数の関係者によると、JR側は復旧工事費が約130億円に上り、乗客減少が続く利用状況に見合わないと判断したとみられる。既に沿線の岩泉町や宮古市を訪れ、判断の背景などを説明した。 県に対してもJR側から説明したいとの要請があったが、県は正式な文書での回答を求めて断ったという。 岩泉町や町観光協会などでつくる岩泉線存続強化促進期成同盟会会長の伊達勝身町長は「岩泉線をやめるとは正式に聞いていない。事実とすれば、対応を考えなくてはいけない」と話した。 岩泉線の事故
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く