厚生労働省が18日発表した2012年の労働組合基礎調査によると、今年6月末時点の雇用者に占める労働組合員の割合(組織率)は17.9%で、前年同期より0.2ポイント下がった。組合員数は同0.7%減の989万2千人。いずれも過去最低だった。 組合員数は、ピークだった1994年の1269万9千人から2割以上減った。厚労省の担当者は「製造業からサービス業へ、正規から非正規へと労働者が移り、もともと組織率が高い産業や雇用形態の人が減っているのが要因」と分析している。 ただし、パートの組合員数は83万7千人で前年同期比で7.9%増えた。組織率は6.3%。東日本大震災の影響で昨年は推定できていないが、調査が始まった90年以降、増え続けている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関