十九日の県議会本会議で、今春の知事選(三月二十六日告示、四月十二日投開票)への出馬を表明した黒岩祐治知事(60)。記者団の取材に、先端医療やロボット産業の特区を県内に誘致し、規制緩和を進めていることを第一の成果に挙げ、「四年間でエネルギー問題や超高齢化といった課題を乗り越える基盤づくりが大体できた。成長戦略を具体化していくのが責務だと思った」と出馬の理由を述べた。 (皆川剛、原昌志) 選挙戦で掲げる政策は今後発表すると説明。一方、川崎市の殿町区域など十七区域の企業団体に研究助成金が支給される「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」や、電波法や薬事法などの規制を緩和して介護や災害対応用ロボットの開発を支援する「さがみロボット産業特区」などを誘致した点を強調した。「これまで私が何をしようとしたかというメニューが出ている。次の四年間でアイデアをさらに深めていきたい」と述べた。 黒岩氏は
《2》髪が生え、瞳と眉が描き込まれ、胴体の部分も造られた(2012年11月13日撮影)=《1》、《2》は千曲川河川事務所提供 長野県上田市の千曲川河川敷に謎の石像が現れ、話題を呼んでいる。 人の胸像とみられ、徐々に大きくなっており、週末には見物客も訪れるようになった。国土交通省千曲川河川事務所は「無許可設置は河川法違反」として撤去を考えている。 像は、石やセメントででき、高さが2メートルを超え、顔の直径は1・2メートルに及ぶ。河川事務所が最初に気づいたのは2011年4月。以来、週2回の日中パトロールと月1回の夜間パトロールの際に監視が行われ、13年12月からは像の周りに看板を設け、制作者に撤去を求めた。 しかし、像には人知れず手が加えられ続け、今月12日には像正面の石段の隙間にセメントが流し込まれているのが確認された。 15日の日曜の昼には家族連れの見物客が切れ間なく車で来ていた。「(河川
維新の党の豊田貴志京都府議(39)(2期目、京都市山科区選出)が19日、府議会一般質問で、共産党について「テロ政党とも評される」と発言した。 共産党府議団は「絶対に容認できない」として、その場で謝罪と撤回を要求。今後、議会運営委員会で対応を検討する。 豊田府議は質問で、4月の統一地方選について触れ、「維新の党は、京都の政治の新たな流れを作るため、テロ政党とも評される共産党にも勝つべく戦いを挑む」と述べた。 豊田府議は読売新聞の取材に「国会で共産党に対し『テロ政党』というヤジがあったので、引用しただけ。名誉を傷つけたつもりは全くない」としている。共産党府議団の前窪義由紀団長は「議会の品位に関わる。我が党に対する著しい名誉毀損(きそん)で、許せない」と話した。
「平成の大合併」で隣接する石巻市と周辺6町が合併してから10年を迎える中、女川町民の6割近くは将来の合併を否定的に考えていることが、河北新報社などの住民アンケートで分かった。自立したまちづくりや東日本大震災からの早期復興といった理由が挙げられたが、人口減少が進む中で単独町制を続けることに不安も聞かれた。 町の将来的な合併については「合併しない方がいい」が56.6%と半数を超え、「合併した方がいい」は14.3%にとどまった。「どちらとも言えない・分からない」が29.1%だった。 合併しない方がいい理由は「自主独立のまちづくりができる」が35.7%とトップで、「行政サービスが悪くなる」(24.5%)「復興が早く進む」(17.9%)と続いた。 合併した方がいい理由は「単独では町の将来が不安」が76.9%を占めた。次いで「人件費など行政コストが削減できる」が7.7%だった。 合併に否定的だ
東日本大震災後に運転を停止している東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)の再稼働について、女川町民の間では賛成が反対をやや上回るものの賛否が割れていることが、河北新報社などが実施した住民アンケートで分かった。賛成の理由は町の財政や地域経済の活性化が7割近くに達し、反対の理由は事故への不安が最も多かった。 再稼働に「賛成」は19.1%、「どちらかと言えば賛成」は20.0%で、計39.1%が肯定的にみていた。否定的なのは「反対」18.6%、「どちらかと言えば反対」16.0%で計34.6%。「どちらとも言えない・分からない」は26.3%だった。 男女別でみると、男性は肯定的な回答が53.3%と否定的な29.8%の2倍に上った。一方で女性は、否定派が38.2%と肯定派の28.0%を上回った。 賛成の理由は「町の財政や地域経済活性化のため」が68.4%と圧倒的に多かった。「電力不足になるのが
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