台湾の与党・国民党は、来年の総統選挙に向けた候補者選びで、議会の副議長を務める洪秀柱氏が公認に必要な支持率の条件を満たしたと発表し、来月の党大会で正式に公認候補に選出される可能性が強まりました。 民進党はすでに党首の蔡英文主席を公認候補に決めています。 これに対して国民党の候補者選びは難航し、議会の副議長に当たる立法院の副院長を務める洪秀柱氏(67)が、ただ1人立候補を表明していました。 国民党は規定に基づいて世論調査を行った結果、洪氏が3つの調査会社の平均で46.2%の支持率を得て、公認に必要な「30%以上」という条件を満たしたと14日発表し、来月の党大会で正式に公認候補に選出される可能性が強まりました。 洪氏が公認候補となれば、事実上、女性どうしの一騎打ちとなる見通しです。 しかし、与党・国民党の対中政策への懸念などから去年の統一地方選挙で野党・民進党が躍進するなか、知名度が低く中国と
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