青森県東通村長選で、6選を果たした越善靖夫村長(75)が河北新報社のインタビューに応じ、次期村政の抱負、原発立地地域の思いや苦悩を語った。(聞き手はむつ支局・勅使河原奨治) -6期目の抱負は。 「原子力と共生しながら村づくりを進めていく。幼稚園から小中学校と続く一貫教育や1次産業などに力を入れる。作り育てる漁業や放流、付加価値を付けた出荷を目指す」 -村政に反対意見を述べにくいという指摘がある。 「私一人の政治ではなく、私の支援者のための政策でもない。村民のための施策を展開することが大事。批判は批判として受け止め、謙虚な気持ちで取り組んでいきたい」 -原発との共生方法は。 「防災の充実を図る。東北電力東通原発の再稼働、東京電力東通原発の工事再開を前提に関連業種の立地を促進し、村内企業の需給を強化する。国は立地地域があってこそ国策が成り立つことを忘れてはいけない。再稼働までの間、地域を下支え
![<東通村長選>原発立地地域の思いや苦悩語る | 河北新報オンラインニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f76f96f063598d7c9de470e26c86879712973223/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.kahoku.co.jp%2Fimg%2Fnews%2F201703%2F20170315_187003ja.jpg)