衆議院選挙とともに投票が行われる最高裁判所の裁判官の「国民審査」をめぐって、「投票用紙には○か×を書く」などと誤った情報がSNSなどで出ています。「×」以外の記号や文字を書くと無効票になってしまうため注意が必要です。 「国民審査」は、最高裁判所の裁判官を信任するかどうか、国民が審査する制度で、衆議院選挙とともに今月27日に投票が行われます。 国民審査の投票用紙には、信任しない裁判官の氏名の欄に「×」を書きますが、「×」以外の「○」などの記号や文字を書くと、投票そのものが無効になります。 しかし、SNSでは「国民審査では○か×を記入する」といった誤った情報も出ており、中には100万回以上閲覧された投稿もあります。 SNSではほかにも今回の国民審査の対象にはなっていない最高裁判所の裁判官の名前を挙げて、「×をつけよう」などと呼びかける投稿もみられます。 今回の国民審査は、前回、2021年の衆議