半減期 44.68億年 崩壊方式 アルファ崩壊して、トリウム-234(234Th、24.10日)となる。その崩壊によてプロトアクチニウム-234m(234mPa、1.17分)を経てウラン-234(234U、24.55万年)が生じる。 ウラン-234は天然ウランに0.0055%含まれ、ふつうは放射平衡の達成によって天然物中のウラン-238とウラン-234の放射能強度は等しい。ウラン-234は崩壊して、トリウム-230(230Th、7.538万年)となる。トリウム-230の崩壊でラジウム-226(226Ra、1,600年)などが生じ、崩壊が続いて最後は鉛-206(206Pb)となる。 鉱石から分離したウランにはトリウム-230、ラジウム-226とその崩壊生成物が含まれず、鉱石中のウランに比べて精製したウランの放射能強度は低い。 存在と生成 代表的な天然放射能で、天然ウランの99.2745%を占