学び Twitter / tsugorou: またフォロワー数減りそうなこというけど、はてぶのニセ科学をさ ...
今やすっかりぐぢゃぐぢゃになってしまった政界ですが、この所の民主党代表選のニュースを見て気になる事があり、普段あまりこの手の話題は載せない様にしている私のブログですが、今回は特別に政治の話題を取り上げたいと思います。 と言っても、勿論EM絡みなのですが(笑)。 以前宮崎県での口蹄疫騒ぎで、比嘉さんが当時農水大臣であった山田正彦氏(以下山田さん)から感謝状をもらった件がWEBで紹介されていました。 実は当時、その内容についての真偽を確認するため、私は山田さんにこんなメールを出していたのですね。 勿論メールでは本名で、山田さんの公式サイトの「ご意見・お便り」の項から送ってあります。 【2010年11月8日:23時35分 送信】初めまして。 私はOSATO(本名)と申しまして現在仙台在住、職業は普通のサラリーマンをしており、環境問題に関心を寄せているものです。 微生物資材のEMにも興味を持ってお
感想。 良い素材を買い込んできたが、それをよく下処理もせずにぶち込んでごった煮にし、デザートを食べたがっている人のテーブルに置いた、という感じ。 個別の記事は面白い。けれど、「誰に向けた本?」というのをすごく感じた。どんな層に届けたいんですか? この本を。 なので、これまで科学というものを意識してこなかったけれど、このご時世だし、ひとつ勉強してみたい、みたいな人には、私にはこの「本」は勧められない。 色々な話題について、その話に関してはこの本にある記事が参考になるだろう、という風に教える事はあるだろうけれど、それくらい。初めからこの本を興味深く読める人は、そもそもある程度科学に関心を持っている人ではないかと思う。そういう人が知識を得たりするのにはそれなりに役立つ、というか。 少なくとも、公式サイト もうダマされないための「科学」講義 菊池誠、松永和紀、伊勢田哲治、平川秀幸、飯田泰之+SYN
はてなブックマーク - Twitter(別名デマッター)でネットジャーナリストを釣る方法(フリージャーナリスト) - 愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記 見知った名前もいくつか見られますし、訊きますが。 あなた達は、この種の「釣り」も時には重要な役割を果たすのだ、みたいな認識を持っているんですか? そんな行為によって何が齎されるのです? 浅はかな事をしてきた人達の本質的な不用意さが炙り出される、とかそんなのですか? それとも、本人が不用意さに気づいて自戒する、みたいな事が期待される、とか思っているのですか? こんなの、そもそも(挙げられた対象の)浅はかさを知っている人々が、実際に対象が釣られたさまを見て嘲る、以外に何かあるのですか。何らかの生産的な方向に行く可能性があるのですか? 本人達が自戒する? そんな事があり得るのですかね。あんなやり方で。私には想像も出来ませんが。 まさか、人の無
私はがん患者というよりは、がん経験者といった方が自他共に意識に合うが、早期の胃癌の手術後ほど楽観的にもなれないので、ここでは両方の言い方を適当に織り交ぜて使う。 はじめに:2011年の厚労省案と議論 高額療養費の改定について、厚労省の案が示された。中所得者の負担軽減について見出しにしているところが多く、もちろんそれも重要だが、「しんぶん赤旗」の記事のように年間上限額が設けられることの方が、より利用者にとっては大きいと思われる。 財源についてがむしろ注目されており、厚労省案の受診時定額負担に対して賛否両論ある。 今回の改定についての資料・記事については、いちいち挙げていくのが面倒なので、私のブクマを参照されたい:はてなブックマーク - 高額療養費医療費に関するZarathustra1951-1967のブックマーク 高額医療費に年間上限/厚労省 低・中所得者の負担軽減もが新聞記事では一番良いと
関東全体、一言4万平方キロメートル 牧野は、15日から16日にかけて、放射能汚染の関東地方へ影響を見積もっている。 文部科学省は、15日の大気中の放射線量が、栃木、群馬、埼玉、東京、千葉、神奈川、山梨、静岡の1都7県で、アメリカ、旧ソ連、中国などによる大気圏内核実験時を除き、調査開始以来の最高値を記録したことを発表した。 この日、関東地方の各都道府県が公表した放射線量データの最高値は以下の通りである。 茨城県 5.575 栃木県 1.68 群馬県 0.562 埼玉県 1.222 千葉県 0.313 東京都 0.809 神奈川県 0.258 単位は1時間あたりのマイクロシーベルトである。通常の平均値が0.05マイクロシーベルト程度であるので、10倍程度高い数値が観測されている。 【3月16日】(震災6日目) •典型的には 0.5uSv/h とすると、控え目にみて関東全体、一言4万
近頃twitter界隈で御用wikiに関する話題が活発に交わされているので、この際纏まった意見を言おうかと思ったが、あんまりtwitterにばかり書いていても流れてしまうので、久しぶりにブログで書こうかと思い立った。最初はTWのつもりだったので、ちょっと日頃と文体が違うし内容も粗いが、まあ短時間で書いたものだからこんなもので(笑)。 さて、たとえば「エア御用」と謂うタームの元になった言葉の「御用学者」がなんでいかんのかと謂うと、言説それ自体と謂うより「権力の走狗となって御用を務める姿勢」が非難に値するわけだよね。 学問の観点で是々非々で判断するなら、学問的意見、とくに自然科学的知見なんてのは、人間の都合とはまったく関係ないものなのだから、時によってそれがお上に有利だったり不利だったりするわけで、その言説がお上に有利か不利かと謂う基準で御用学者かそうでないかを判断することは出来ない。 御用学
Togetter 「御用学者Wiki」についてのやりとり 上記のまとめが目にとまるまで「御用学者Wiki」なるものを見たことはなかったし、その後もろくに読んでいないので、そこにおける「御用」認定の妥当性についてはここでは問題にしない。「御用」認定の基準、および個々のケースにおける「御用」認定の根拠に十分な合理性があるか否かが問われるであろう、という一般論を述べておくにとどめる。 しかし看過しがたいのは、この「「御用学者Wiki」についてのやりとり」の当事者の1人でもある片瀬久美子氏の次のようなツイートである。 ・ちょっとでも触れると紛糾してしまう3大テーマ:原発、クジラ問題、南京大虐殺 (https://twitter.com/#!/kumikokatase/status/119645296681693184) 微修正 ・ちょっとでも触れると紛糾してしまう3大テーマ [日本版]:原発、クジ
朝日新聞社が運営するニュースサイトWEBRONZAは昨年の12月13日に発達障害の一種である注意欠陥多動性障害(ADHD)にホメオパシーが有効であるとする記事(以下、問題の記事)を掲載した。この記事の内容が臨床試験に対する不十分な理解に基づいて書かれたものであり、読者に誤った情報を与えてしまうものだったことは12月26日の本ブログの記事で指摘した*1。その後、WEBRONZAには朝日新聞科学医療グループの久保田裕氏により、この問題を総括した記事が掲載されたが、一方で問題の記事自体は何の訂正もなく放置されている。私は問題の記事のせいでホメオパシーがADHDに有効であると信じてしまう人がでないようにと、問題の記事に注釈なり追記なりを付けるようにブログの記事、twitterでの公式アカウントへのメンション、朝日新聞社の問い合わせ窓口で再三にわたって要請してきたが、朝日新聞WEBRONZA側は無視
思索の海:メモ:サイエンスコミュニケーションと科学者/研究者/専門家に何を求めるか問題をきっかけとして、ばらこの日記:サイエンスコミュニケーションで素人にできることを考える(改題)(2)の以下の呼びかけで始まった「ニセ科学を信じていた過去語り大会」。 もし、自分が過去にトンデモな情報を信じていたとか、信じるだけでなくて他の人にも自信満々発信していたとか(私です)そういうことがあれば、そのプロセスをできる範囲で言語化し公開する。 一番上のエントリーから順番にどうぞ。 思索の海:メモ:サイエンスコミュニケーションと科学者/研究者/専門家に何を求めるか問題 ばらこの日記 もしベトナム戦争なかりせば(1) サイエンスコミュニケーションで素人にできることを考える(改題)(2) 人に黒歴史あり interdisciplinary 或るトンデモ支持者の履歴――科学的懐疑主義に目覚めるまで 科学コミュニケ
少し自分勝手な意見を言わせてください。 あくまで私の勝手な意見です。 患者さんと親身に話していて心が痛むことがあるのです。 今日も、昨日も、毎日のように私のクリニックの患者さんが言います。 「先生、私のように進行がんでも(あるいは転移のある末期に近いガンでも)抗がん剤を続けなければいけないのでしょうか?抗がん剤を打つと体がだるくなって髪の毛が抜けて食欲もなくなるし、白血球も下がります。免疫が低下したら癌が増えるんじゃないかと不安になるんです。」 患者さんは必死である。もちろんガンから生還したい、まだ小さな子供がいる、自分の人生を自分らしく高齢になっても生き抜きたい、思いはさまざまである。 抗がん剤は延命にはほとんどなっていないというデータがある。オーストラリアの研究だったと思う。2%の延命率だそうだ。しかし、抗がん剤の通常量投与は患者さんのQOLを大いに下げてしまう。延命にもならないのに、
瀬名さんのディスカバー21からの最近の3冊への書評を読んで考えた。僕がサイエンスコミュニケーションの場に居合わせて感じる違和感を、瀬名さんは仲間意識が作る困難さと言っている。僕はこれを読んで、さすが瀬名さんうまいこと言うなと感心した。多少なりともサイエンスコミュニケーションについて批判すると、なんだか怒られる事が多いのも、仲間意識なのだと聞くと腑に落ちる。僕は昔から仲間に入れないヒトで、怒られてばかりなので。 ヒトを思いやるっていうのは、すごく良い事に聞こえるけど、批判しないっていうのとは区別しないといけない。真摯な批判に耐えてこそ、残る事もあるけど、批判を受けないものは間違いなく残らない。残らないものには意味が無い。だから、批判の無いコミュニティから、将来残る何かを生み出せるとは思えないし、そこから生まれるテキストは、力の無いつまらないものになる。そういう意味で、内田さんの今回の本は仲間
科学との正しい付き合い方 (DIS+COVERサイエンス) 作者: 内田麻理香出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2010/04/15メディア: 新書購入: 14人 クリック: 528回この商品を含むブログ (32件) を見る 別に書いてあることが全部ダメってわけじゃないが、問題がある本だった。この本は科学の非専門家に向けられたものだが、私がそのような友人に『科学との正しい付き合い方』を分かってもらいたいなら、この本は紹介しないだろう。 ダメなところ1:ニュートン力学は間違いだという間違い サイエンス・コミュニケーターは科学者と一般人の間に立つ人であって科学者そのものである必要はないし、ある人が科学のすべてについて理解するのは不可能だから、サイエンス・コミュニケーターがありとあらゆる科学の分野に精通している必要はないとは思う。それ以前に相手がどんなプロフェッショナ
クオリア日記 ○○は脳に良いですか? いろいろな方とお話していて、良く聞かれるのが、「○○は脳に良いですか?」という質問である。 ○○を食べるのは脳に良いですか? 朝○○をするのは脳に良いですか? メディアの中で、「○○は脳に良い」という言い方がしばしば見受けられるので、一つの思考の型として流布しているのだろうと思われる。しかし、科学的には、「○○は脳に良い」という言明には、あまり意味があるとは言えない。 だから、私は、このような質問をされると、一瞬絶句して、それからどのように答えようかと、一生懸命言葉を探す。
たたら一踏 今回、なぜジャパンスケプティクスの話をおうかがいするかといいますと、偉そうなんだけどよくわかんない会なんですよね。 草野直樹 そうですね。社会一般に何も発信できないから。 たたら もう20年ぐらいなりますよね、できてから。 最近は肯定派にも否定派にも忘れられていて議論にすらならない。まあ、ほとんどの人から注目もされず、知っている人からも忘れられている会ですが、一応、「あれはいったいなんだったんだ」ということを知りたいのです。あ、過去形じゃマズイか。 草野 何も発信してないから議論になりようがないよね。おそらく、会が存続しても、今後ブレイクして世の中に注目されたり、社会に積極的に何かを発信していく会にはならないでしょう。 たたら そんなこと言ってると、また会長さんや大槻義彦さんから「誹謗中傷だ」と言われますよ。 草野 いくら物理学者だからって、批判と誹謗中傷の違いぐらいわかるでし
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