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2014年9月4日のブックマーク (2件)

  • 核という呪い ブログ版 焼身自殺死訴訟(2) - 核と萌えの日々〜ライター大泉実成のたわごと

    2 福島第一原発の事故以降、原子力事故の引き起こすこころの被害について取材している。原発事故の引き起こす恐怖や、避難のストレスで苦しむ人、命を落とす人が後を絶たない。 東京新聞は原発事故の避難やストレスによる体調悪化で死亡したケースを「原発関連死」と定義し、福島県内を取材、集計したところ789人に上った。しかし南相馬市といわき市は把握していないという。南相馬市の担当者の話から推定してそれを合わせると、福島県内の原発関連の死者は1000人を超えると見られる(2013年3月13日付)。 先行きの見えない長期の避難生活。それまでの生活の核を失った日々の中で、積するストレス。その中で発生するウツや自殺。これこそ原子力事故のこころの被害と呼ぶべきものであるが、事故以前に誰がこのような事態を予想しえたであろうか。 かつて、名古屋で開かれた「エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会」で岡道明氏(中

    核という呪い ブログ版 焼身自殺死訴訟(2) - 核と萌えの日々〜ライター大泉実成のたわごと
    a-mutter
    a-mutter 2014/09/04
    「これまで取材してきて強く思うのは、原子力事故は人のこころを壊し、人と人の間を引き裂く、ということであった。僕はそれを「核という呪い」と名づけた。」
  • 核という呪い ブログ版 焼身自殺死訴訟 - 核と萌えの日々〜ライター大泉実成のたわごと

    先日、福島の原発事故後に焼身自殺をした渡辺はま子さんの地裁判決が下り、裁判所は自殺と原発事故の因果関係を認め、原告側が勝訴した。画期的な判決であった。 昨年原告の渡辺さんのインタビューを行ったのだがボツになってパソコンの肥やしになっていたので、よい機会と思いこちらに載せることにした。 東京電力は事故被害者の負担を配慮し、控訴をするなどしてこれ以上の負担をご家族など関係者にかけないよう希望する。 1 「おたくらはね、いつもそうやって被害者の家族のプライバシーを暴きたてるんだよ」 電話の声はいきなり怒っていた。 この仕事をしていると時々こういうことがある。単に取材依頼の電話をしているだけなのだが、それがいとも簡単に相手の怒りの導火線に火をつけてしまうのだ。何が困るといって、怒っている人間からインタビューを取ることほど難しいことはない。 2011年7月1日未明、避難先から計画的避難区域にある福島

    核という呪い ブログ版 焼身自殺死訴訟 - 核と萌えの日々〜ライター大泉実成のたわごと