3Dインターネット分野のテクノロジー・ソリューション事業を展開する3Diは15日、Webブラウザ経由でセカンドライフを利用できる「Movable Life」の日本語版のアルファサービスを公開した。 「Movable Life」トップ画面 Movable Lifeは、従来必要だったセカンドライフ専用アプリケーションを使わずに、Webブラウザ経由でセカンドライフを利用できるというツール。具体的には、アバターの場所、周辺地図、マイフレンド/グループ情報などの表示、メッセンジャー/チャットなどのコミュニケーション機能をすべて日本語で利用できる。テレポート機能や検索機能も実装している。 「Movable Life」で接続したセカンドライフのサンプル画像 なお、英語版Movable Lifeは10月に先行リリースしており、米国ではiPhoneを対象にサービスの提供を開始している。将来的には日本でも携帯
電通は8月23日、同社がSecond Life内に保有する仮想都市「バーチャル東京」において、「世界陸上」イベントや「スキージャンプ・ペア 国際大会」などの企画を実施することを発表した。 世界陸上イベントは、電通がTBSと共同でバーチャル東京内に陸上競技場「バーチャル東京スタジアム」を建設し、8月25日から9月2日の大会開催期間中に、100m走、砲丸投げ、マラソンなどの競技会を開催するもの。 ユーザーはこのイベントに参加して、競技を仮想体験したり、他のユーザーと記録を競ったりすることができる。競技会への参加は、当日の競技場への先着順で受け付けるため、所定の人数に達した時点で入場が制限される。スタジアムは8月24日正午にオープンする予定だ。 電通はまた、バーチャル東京において、ゲーム制作会社のキューエンタテイメントが開催するスキージャンプ・ペア 国際大会をプロデュースする。このイベントは、ク
あの有名企業までSecond Lifeに参入し、仮想店舗でプロモーションを始めた――そんなニュースが相次いでいる。だが華やかな報道でSecond Lifeに触れ、実際にログインして仮想店舗を訪れてみると、拍子抜けしてしまうユーザーがほとんどかもしれない。 三越、野村証券、ソフトバンクモバイル、ブックオフコーポレーション、エイチ・アイ・エス(HIS)、NTTドコモ、テレビ東京……8月21日昼、記者は有名企業のSIMや仮想店舗に改めて訪れてみた。最も人が多かったのはHISの3人、ほかは1~2人で、NTTドコモには店員しかおらず、ソフトバンクモバイルや野村證券には誰もいなかった。平日の昼間ということもあるだろうが…… 各社とも店舗はそれぞれ凝った作り。動画が再生できたり、無料アイテムがたくさん置いてあったりするのだが、とにかく人がいない。アバターがたくさん立っていて「にぎわってるなぁ」と思っても
Linden Labの3D仮想空間「Second Life」に、ついに日本語版が登場した。登録からアプリケーションのインストール、操作がすべて日本語でできるため、日本のユーザーにとっては利用するための敷居がようやく下がることになる。 7月13日に日本語版のサイトがリニューアルし、日本語ベータ版の配布が始まった。対応OSはWindows 2000/XP、Mac OS X、Linuxの3種類。クライアントソフトのバージョンは1.18.0.6となる。 これまでもメニューなどは一部日本語化されていたが、今回のベータ版では完全にメニューが日本語化している。また、サポートもメールベースながら日本語で受けられるようになった。ただし、Second Lifeに最初にアクセスしたときに行われるオリエンテーションの日本語化はこれからで、利用料金の支払いはドルのみとなっている。 現在Second Lifeの登録ユ
トランスコスモスとフロム・ソフトウェア、産業経済新聞社の合弁企業・ココアは6月5日、「Second Life」のようなネット上の3D仮想空間「meet-me」α版を今冬に公開すると発表した。東京の街をリアルに再現した3D空間内で、ユーザーが自由に家を建てたり買い物ができたりするサービスにするという。 仮想世界などの開発は、数々のゲームソフトを手掛けてきたフロム・ソフトが担当し、キャラクターデザインにはアニメ制作会社のプロダクション・アイジー(I.G)とぴえろが参加。国産ならではの親切さやキャラクターデザイン、アダルトコンテンツの排除などでSecond Lifeとの違いを打ち出し、子どもや女性も楽しめる世界を構築するとしている。 ココアは3D仮想空間(メタバース)構築・運営などを目的に3月に設立された新会社で、資本金は1億円。トランスコスモスが70%、フロムソフトが20%、産経新聞が10%出
みずほコーポレート銀行はこのほど、SecondLifeにみる仮想世界、および仮想経済の可能性について調査を行い、結果を公表した。 調査によると、2007年4月末時点におけるSecondLifeの世界総加入者数は580万人を突破。SecondLife内の仮想通貨“リンデンドル”の取引額は、年間約350億円にのぼる。また、今後の総加入者数は、2008年末までに2億5000万人に増加し、仮想通貨の年間総取引額は1兆2500億円相当に達すると予測した。 一方、SecondLifeにおける仮想経済の問題点について、(1)仮想通貨の換金性、(2)仮想経済活動への課税、(3)リアル世界のコンテンツの模倣による著作権侵害――の3点を挙げ、本格的な発展のために解決すべき課題の存在を指摘した。
<新刊ムック> 日本語で始めよう! セカンドライフ スピード攻略 (デジタルARENA編) 2007年6月18日発売 定価1260円 話題のセカンドライフを歩いてみたい! そんな方のために、デジタルARENA編集部がガイドブックを作りました。誰もが迷ったり困ったりするポイントを上手に切り抜け、日本語で軽々、楽しくセカンドライフを楽しめます。 名所・絶景はもちろん、日本人街、ショッピングモールまで、まず最初に訪れたい場所を完全ガイド。インストールから各種操作までわかりやすく説明、美しいアバターの作り方までご紹介します。 ●名所&絶景ベストガイド ●日本語でOKの操作完璧マスター ●美的アバターの作り方
「Second Lifeの何が面白いか分からない」――こんな声を最近よく聞く。Second Lifeは、昨年から日本でも話題の、米国発のネット上の3D仮想空間だ。ユーザーが自由にオブジェクトを作れたり、通貨を米ドルに換金できたりする点が注目を集め、昨年末ごろから国内の新聞やテレビで取り上げられるようになった。古書店「BOOKOFF」が支店を出したりmixiが採用オフィスを構築するなど、日本企業も続々と参入を始めている。 だが日本人の登録ユーザー数は多く見積もっても10万人以下と見られ、一度登録しても「ソフトの起動ができなかった」「操作が難しすぎる」「何をしていいか分からない」などという理由ですぐにやめてしまうユーザーが多い。盛り上がっているのはメディアと企業とごく一部のユーザーだけで、最近の過熱報道は、“空騒ぎ”にも見える。 Second Lifeが「すごそうに見える」理由 Second
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