うどん、そば、ラーメンなどの麺を作る製麺機という機械がある。現在はそのほとんどが業務用のものだが、昭和のある時期にだけ、家庭用の小型製麺機が作られていた。 それはある特定の地方でのみ普及し、一般家庭の家事としてハンドルをグルグル回しての自家製麺がおこなわれていたのだ。 そんな日本人の99%が知らない家庭用製麺機文化を、深く掘り下げてみた。ザ・自由研究。
「光の粒子と波の二重性を初めて捉えた画像」は誤報。米学会指摘2015.03.17 19:00 satomi 先日話題になった「光の粒子と波の二重性を初めて同時に捉えた画像」に「それは違うぞ!」と米国物理学協会が待ったをかけました。 同協会ニュース通信「インサイド・サイエンス」のBen Steinディレクター曰く、ここでわれわれが目にしている画像は光子(光の粒子)の集合体を捉えたものであり、あるものは粒子として動き、またあるものは波動として動く、それを同時に撮っただけなんだそうな。 量子物理学(宇宙が複数あるっていう多元宇宙論、粒子が一度に2つの場所に存在する理論など、常人の理解を超越する学問をやってる分野)では、宇宙のあらゆる物体は最も基礎的レベルにおいて2つの性質を併せ持つと考えられています。光も環境に応じて粒子と波、いずれかの特徴を帯びます。 その片方を捉えた画像はあるんだけど、光子が
こんにちは、せーのです。今日は北海道の東側、帯広にて行われた「ファームノートサミット2015」の模様を速報としてお送りいたします。 ファームノートサミットとは 「ファームノートサミット」とは酪農・畜産業界向けに特化したスマートフォンアプリ「Farmnote」の開発を行うITベンチャー「ファームノート」さんが主催する、農業 x ITというまさにこれからの分野を担う北海道最大級の農業ITカンファレンスです。 私達も今IoTに関する実績を着実に積んでいる最中で「農業」という分野にはIoTの未来が見える分野の一つでも有ります。 なにより今年はスピーカーがすごい!北海道を代表する農業IT系の方はもちろん、Evernote、Amazon Data Service、チームスピリット、freee、Softbank、東急ハンズと名だたる企業の方が帯広に一同に介し、スピーカーとして登壇します。これは札幌でもな
農業にITを取り入れると、日々の作業はどう変わるのか――。学びの場をプロデュースするopnlab(オプンラボ)が、ITを使った農業の業務改善を考える勉強会「opnlab農業後方支援プロジェクト」を開催しました。 きっかけは、久松農園を運営する久松達央さんのセミナーに参加したこと。ゾーホージャパンの松本暁義さんと私が「農家向けのITで業務を変える勉強会をやろう、日本の農家を変える!」という話で盛り上がり、プロジェクトがスタートしたのです。 農業に関心があって自ら菜園で野菜を育てている松本さんは、テクノロジーを担当。変わりつつある農業ビジネスの様相に興味津々の私が場作りをすることになりました。 早速、久松さんが、関東で個別宅配などのBtoCビジネスをしている農家に声をかけたところ、勉強熱心な農家の人たちがFacebookのグループに集まったのです。 勉強会の前には、2件の農家へヒアリングに行く
1.はじめに 私は純然たるノンポリ(死語)人間です。自民党も民主党も共産党も社民党も支持しません。 つい先日、政治界のトラブルメーカー、小沢一郎が農業擁護、食料自給率向上を訴えていました。 農業は食糧安全保障や自給率、地域活性化の観点から考えるべき(BLOGOS) 端的に言ってしまえば、非常にありきたりで浅薄な意見です。自民党や自由党、民主党で政権を担った政治家の見解としてはあまりに拙劣です。現実味が全くありません。言いたいことはわかりますが、ここまで論理が杜撰では呆れる他ありません。この記事を読んでいささか頭に来ましたので、批判記事を書く次第です。 2.農業擁護論の背景 小沢は自民党、自由党時代は保守のタカ派の政治家だったはずです。いつの間にやらリベラル左派のような顔をしています。また、自民党、民主党時代には原発を推進する政策を導入しましたが、いつの間にやら脱原発派のヒーローに収まってい
テクノロジーは食糧難も解決する? 21世紀の末までに地球の人口は40億人増えると予測されており、このままでは将来確実に食料不足の時代がやってきます。この対策として、高層ビルを農場に変えて空中で植物を栽培するという方法が考えられています。また、各家庭にネットワークでつながった食料コンピューターを設置するという方法も。これ、冗談ではなくて本当の話です。 この2つの斬新なアイディアは、NASAが宇宙で食料を栽培するために開発した「エアロポニック」という方法を取り入れています。エアロポニックは土を使わず、最低限の水と液体肥料をスプレー噴射して植物を栽培するという方法。日本でも、東芝の野菜工場でエアロポニック野菜が作られています。 エアロポニックは、環境を適切に管理することで生産エネルギーを大幅に削減し、殺虫剤や肥料を使わずに、自然に育てた野菜よりも栄養価の高い野菜を栽培することができるそうです。
モスバーガーは3月24日より「ソイパティ」を使用した「ソイ野菜バーガー アボカドソース」(370円)、「ソイ野菜バーガー オーロラソース」(340円)を期間限定で発売する。 通常のパティ(肉)の代わりに大豆由来の植物性たんぱくを使用し、たまねぎ、セロリ、マッシュルーム、レンズ豆、ひよこ豆などを混ぜ合わせた「ソイパティ」をはさんだハンバーガー。通常のパティに比べてカロリーも控えめで、さっぱりとした味わいが特徴。 同時に、お肉のパティを使用した「アボカドソースバーガー」(370円)、「Wアボカドソースバーガー」(490円)も販売される。価格はすべて税込。 advertisement 関連記事 具材が14層! モス史上最高に高い「タワーバーガー」が東京タワーで限定発売 バンズ→パティ→パストラミベーコン→オニオン→ケチャップ→オニオンフライ→ホットチリソース→トマト→パティ→マヨネーズ→オニオン
【シリーズ・いま!食のマーケットは】番外編 2014年の小売業界 変わりゆく市場に的確に応える2015年3月6日一覧へ 2014年の小売業界の売上高などのデータが1月に出揃った。昨年4月の消費税増税後、消費の低迷がいわれてきたが、これまで小売業界を牽引してきたCVS(コンビニエンスストア)に陰りが見えるなど、いくつかの特徴がみられる。そこで「いま食のマーケットは...」の番外編として、こうしたデータをどう読み解くのかを、小売業界に詳しい(公財)流通経済研究所の理事でもある根本重之拓殖大学商学部教授と日本スーパーマーケット協会元専務理事の大塚明氏に聞いた。 ◆明暗がくっきりと 2014年(1月?12月)の各業態別売上高は表1の通りだ。これを見ると、既存店売上高で前年を上回っているのは食品を中心とするスーパーだけで、これまで小売業界を牽引してきたCVSも2013年に引続き既存店売上げが前年を下
2月25日、(一社)日本農業機械化協会の主催で、農業機械による事故防止に係わる行政・団体・学校・企業の関係者らを集め、馬事畜産会館において「平成26年度農作業事故防止中央推進会議」が開催された。 農業就業者の農作業死亡事故発生率は、近年高くなっており、これまで以上に就農者や関係者の、農作業事故防止に対する必要な知識・技能や意識の向上が求められている。今回は、全国共通の農作業安全講習制度の創設も視野に入れた会議となった。 会議の冒頭、機械化協会の染英昭会長は「昨今、農業・農政は大きく変化している。政府は農業を成長産業として位置づけており、各地で大規模な農業経営や、流通・加工分野に参入して6次産業化に取り組むなど、面白い状況が生まれてきている」と農業を巡る最近の状況を述べた。 その一方、日本の農業全体は依然として厳しい状況にあり、生産者は生産性・収益性の向上を図っていく必要がある。そのためには
JA全農が育成してきた水稲良食味品種「はるみ」が、平成27年度から神奈川県奨励品種に算用されることが決まった。民間企業・団体が独自で育成した水稲品種が奨励品種となるのは、全国で初めてだ。 JA全農は営農・技術センターで昭和58年頃から水稲の新品種開発に取り組んできており、すでに8品種が品種登録されている。 今回、神奈川県の主力品種である「キヌヒカリ」の後継品種として普及が進められることになった「はるみ」は、キヌヒカリとコシヒカリを両親に、良食味・安定生産の特性を持つ品種として、平成7年からJA全農営農・技術センターで開発が進められ、22年から神奈川県内のJAで試作を開始。平成26年に品種登録(出願は21年)された。品種名の「はるみ」は、育成地である神奈川県の湘南地域の「晴れた海」に由来するという。 (写真) はるみの栽培風景 ◆良食味で早生・倒伏しにくい・穂発芽しにくい 「はるみ」の特徴は
健康への効果を食品に表示できる新たな機能性食品表示制度が4月から施行される。新制度の対象は加工食品だけでなく農林水産物も可能となることから、付加価値の向上や新たなブランド構築につながることが期待される。ただ、制度を理解し実現に向けて課題を整理することも必要になっていることから、3月5日にはJAから新制度への取り組み状況などを報告する勉強会が開かれた。 ◆事業者による届出制 新たな機能性表示制度の勉強会を開いたのはNPO法人食品安全グローバルネットワークでJA全農が協賛した。JA全農の神出元一専務は新制度について「付加価値向上や新たなブランド構築による需要の掘り起こしによって生産者の所得向上につながるチャンスがある」としてこの制度を販売戦略のひとつに位置づけられないかとの考えを示した。 ただ、農産物については天候による機能性成分のばらつきや、新制度に合わせた産地から消費者までの流通の整備など
3月11日で東日本大震災発生から4年を迎えるが、農林水産省は農林水産業の復興状況などをこのほどまとめた。平成26年度中に津波被災農地の約7割で営農再開が可能となっている。 東日本大震災では農林水産関係全体で約2兆4000億円の被害が発生した。阪神・淡路大震災時の農林水産関係被害の約26倍、新潟県中越地震の約18倍もの被害額となった。 とくに津波によって6県(青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉)を中心に2万1480haの農地に被害が発生した。このうち復旧事業によって26年度中に約7割で営農再開が可能となった。 面積は約1万5000ha。ただ、県によってばらつきがある。千葉、茨城は100%復旧したが、宮城は84%、岩手は62%、原発事故の被害も受け帰還困難になった地域も抱える福島は30%にとどまっている。 津波被害を受けた農業経営体は約1万経営体あったが、農水省が関係者から聞き取りのうえ推計し
日本公庫(日本政策金融公庫)農林水産事業は1月に、平成26年度下半期消費者動向調査を実施し、その結果をこのほど公表した。 ◆食品の購入は「食品スーパー」で 食品をどこで購入するかを品目別聞いたところ表1のように全品目で「食品スーパー」という回答がもっとも多かった。 品目別にみると、「米」では比較的重量が重いためか、「通販・宅配」が14.8%と他の品目より高かった。また、「生産者からの購入」も15.0%と高いことが大きな特徴だといえる。また「野菜」「果物」では「直売所」から購入するという回答が他の品目よりは高かった。「弁当等」では、「コンビニ」が41.2%と4割を超えていることも注目してよいだろう。 ■購入時の判断基準はまず「価格」次いで「国産」「鮮度」 食品を購入するときに何を重視するかを品目別に聞いたところ、表2のように全体的には「価格」をもっとも重視するという回答が多く、次いで「鮮度」
原発事故被害から4年を迎える福島県では放射性物質の低減対策を実施し安全性が確認された農産物が生産されるようになっているが、消費者のなかにはなお原発被災地からの購入を控える人が存在するなど、なお風評被害に苦しめられている。引き続きていねいで分かりやすい情報発信が必要になっている。 ◆安全確認し出荷 原発事故以降、水田では反転耕などによる農地中のセシウム低減対策や、カリ施肥による稲の吸収抑制対策が行われてきたうえに、全袋検査を実施し基準値を超える米が流通しないように努力を重ねてきた。 その結果、26年産米は(27年1月26日現在)基準値超過点数はゼロとなっている(全袋検査数1086万点)。麦、野菜、果実。お茶、畜産物(肉・卵・原乳)もゼロで、基準値を超過したのは豆類0.1%(検査数量に対する割合、以下同)、きのこ・山菜類が1.3%、水産物0.5%のみとなっている。 きのこ生産では基準値を超えな
クミアイ化学工業(株)は3月10日、新規有効成分「フェノキサスルホン」を含有する、水稲用初中期一発処理除草剤「ガンガン」、「ベンケイ」、「クミスター」3剤を、平成27年3月13日より上市することを記者発表した。 同剤上市について、大竹丈夫専務は「フェノキサスルホンは、当社とイハラケミカルが共同開発したイソキサゾリン系除草剤で、ノビエ及び一年生広葉雑草を主対象としたもので、環境や水変動による影響を受けにくく、残効性に優れている」と新剤と特徴を語った。 また同剤は、「安全で環境負荷の少ない国産水稲用除草剤の開発・実用化」として、画期的技術の開発促進を目的とする平成19年度の民間実用化研究促進事業に採用され、国からの支援を受けて開発を行ったものだ」と、開発経緯を説明した。 そして、昨年10月3日に初中期一発処理除草剤「ガンガン」、「ベンケイ」、「クミスター」3剤の農薬登録を取得した。「ガンガン」
冷凍米飯類、冷凍パスタの需要が拡大している。(株)冨士経済が、2014年度(見込み)で、64品目の加工食品市場を調査し、このほど発表した。 冷凍米飯類(成型タイプ)は234億円の需要で、前年比8.3%増。各社とも「焼きおにぎり」を中心に好調で、“本格”や“朝食”をキーワードにした商品がけん引している。また無菌包装米飯・レトルトライスは、2013年ころから少容量品や銘柄米を利用した商品の投入がみられるなど、シニア層の嗜好に対応した商品が発売され、新規開拓が進んだ。 冷凍パスタは483億円で同じく4.1%の増加だった。2013年は生パスタブームが続く中で、市販用では上位企業が主力ブランドの強化を行い、好調だった。14年も市販用、業務用ともに、市場は引き続き拡大するとみられる。 なお、めん類は2013年まではノンフライめんが拡大を続けていたが、14年には袋めんタイプを中心に一服感が出ており、需要
・「産地ブランド米」は 欲しくない ・主食用米の4割は外食・中食で ・「24年産米の悪夢」を繰り返すな ・互いに事業が継続できるように ・魅力ある稲作を複数年産米コメ市場を開設 「食の外部化」がいわれて久しい。外食や調理済みの惣菜、電子レンジでチンするだけですぐ食べられるチルド食品、冷凍食品など、家庭で包丁やまな板がなくても調理せず食事ができる時代になっている。瑞穂の国・日本の主食であるコメにもこの時代の波は、確実にひたひたと押し寄せている。「実需者ニーズに応えた...」ものを供給することが、生産者サイドにも求められているという。それでは「日本人の主食・米」に求められているものは何か。それに米生産者は応えているのか。炊飯米飯を外食や中食、量販店に供給している事業者の団体である日本炊飯協会、そして惣菜や弁当などを製造・販売している事業者の団体である日本惣菜協会に取材した。 ◆「産地ブランド米
農研機構と北海道立総合研究機構は、前作を考慮することで、ダイズのリン酸の施肥を3割削減できることを突き止めた。このほどマニュアルとして取りまとめた。 両機構による3年間の試験によると、AM菌(アーバスキュラー菌根菌)が強制する「宿主作物」の跡地では、共生しない「非宿主作物」の跡地に比べて、サイズのAM菌感染率が高く、収量を落とさずにダイズへのリン酸施肥を削減できた。 これは「前作効果」によるもので、AM菌は、植物の根に共生しないと次世代の胞子ができない。そのため裸地跡やソバ、ナタネ、テンサイなどAM菌が共生しない植物の跡地ではAM菌の密度が減少する。従って前作にAM菌が共生する作物を作ることで、AM菌の機能であるリン酸吸収を促すことができる。 試験した宿主作物は小麦、バレイショ、えん麦、ヒマワリ、大豆、菜豆など。 日本はリン酸肥料の100%を輸入に頼っており、また近年リン酸資源の偏在や開発
農業生物資源研究所(生物研)は、このほど、遺伝子組み換えによって、イネの複数の病気に対して強くする技術を開発した。コストの高い農薬を使えない開発途上国などの米の安定生産に応用できる。 この遺伝子は、病害抵抗性の発揮に必要なWRKY45(ワ―キー45)遺伝子で、組み換えによって、イネの生育や収量に影響しない適切な強さで働かせることに成功した。この遺伝子は外部の刺激に敏感で、イネの生育が悪くなるという問題があった。 試験では、この遺伝子を適切に働かせることで、普通のイネと同等の生育で、4種のいもち病菌系統や海外由来のものを含む6種の白葉枯病菌系統に対して顕著な抵抗性を持たせることが可能になった。 この技術は小麦など、類似の塩基配列をもつ他の穀類にも応用できると考えられている。世界の主要農作物の安定生産に貢献できるものど、同研究所では期待している。 (関連記事) ・遺伝子組換え作物栽培面積1億8
バイエル クロップサイエンス(株)は、2つの有効成分を配合し、水稲の主要病害虫に優れた防除効果と残効性を発揮する殺虫殺菌剤「ルーチンデュオ箱粒剤」を3月13日から販売開始した。 「ルーチンデュオ箱粒剤」は、いもち病に卓効を有する殺菌剤「イソチアニル」と初期害虫およびチョウ目害虫に優れた効果を発揮する新規殺虫剤「シアントラニリプロール」を配合した水稲育苗箱専用の殺虫殺菌剤だ。 水稲の主要病害虫である、いもち病、白葉枯病、もみ枯細菌病、イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、フタオビコヤガ、苗腐敗症(もみ枯細菌病菌)に優れた防除効果を発揮する。 また、播種前から移植当日まで使える幅広い使用時期も大きな特徴だといえる。 販売ルートは、商系および系統(北海道、東北を除く)ルート。 (関連記事) ・バイエル 医薬・農業分野の研究開発強化(2014.12.18) ・カネショウ、バイエル 新規殺虫剤を共同開
JAしまねが3月1日スタートした。正・准合わせた組合員数は約23万人。規模では全国一のJAとなり、1県1JAでは奈良、香川、沖縄について全国4番目となる。人口減少という将来の経済・社会の変化を見通し、体力のあるうちに経営基盤を強化しておこうと考えた。特に地域の条件に応じた事業を展開するため地区本部制を導入したところに特徴があり、将来、県1JAや広域合併をめざすJAにとって、JA運営方法の範を示す挑戦になりそうだ。3月8日、約300人がJAしまねの設立を祝った。 出雲市のラピタウェディングパレスで開かれた設立記念祝賀会には、溝口善兵衛・島根県知事や萬歳章・JA全中会長をはじめ、JA全国連各会長など常勤役員が出席。 新JAの組合長の萬代宣雄組合長はあいさつで「誕生した"島根丸"は大型だが、まだ速度はゆっくりだ。秘めた能力を出し、将来この船に乗船してよかったと言われるよう頑張りたい。人口の減少な
(株)サカタのタネは、黄化葉巻病の耐病性をもち、赤熟出荷向き大玉トマトのF1新品種である「麗旬」(れいしゅん)の種子を5月上旬から本格販売する。 「麗旬」は、黄化葉巻病(TYLCVマイルド系統とTYLCVイスラエル系統の両方)に対して耐病性を持つとともに、食味の良さ、収穫性の高さという現在のトマト生産で重視されるポイントを押さえた画期的な大玉として、昨年2月発表され、九州や中部地方などのトマト大産地に限定した試験販売を行ってきた。 試作導入した生産者から「耐病性品種とは思えないくらい味が良い」といった高い評価を得たことや、各地の生産者や出荷組合などからの引き合いが多いので、この5月から種子の本格的な販売を開始することにした。 「麗旬」は、TYLCVイスラエル系統、同マイルド系統に耐病性があるだけではなく、萎凋病(F-R-1、2)、根腐萎凋病、ToMV(Tm-2a型)、半身萎凋病、葉かび病、
三菱樹脂(株)は、農業用特殊フィルムの製造・販売会社であるみかど化工(株)の株式95.3%を取得した。 三菱樹脂は、1997年からみかど化工に資本参加し、順次持株比率を高めてきていたが、日本ポリエチレン(株)が保有するみかど化工の全株式(発行済み株式の49.8%)の取得を目的とする「株式譲渡契約書」を日本ポリエチレン社と締結。これによって三菱樹脂はみかど化工の株式の95.3%を直接保有することになった。 みかど化工は、農業用マルチフィルムを中核に特殊加工品に強みを持っている。これによって、三菱樹脂は100%子会社の三菱樹脂アグリドリーム社の農業用塩ビフィルムをはじめとした農業用資材事業で幅広い事業展開が可能となったといえる。 (関連記事) ・豪州で植物工場の野菜を販売 三菱樹脂(2014.10.29) ・植物工場の野菜「ヴェルデプラス」を販売開始(2014.08.21) ・中国で植物工場販
基礎生物学研究所・統合神経生物学研究部門の新谷隆史准教授と野田昌晴教授らは、APC2 (Adenomatous polyposis coli 2)という脳神経系に発現する分子の機能を明らかにする研究を進めています。今回、同グループはカナダのMcGill大学、並びにカタールのHamad Medical Corporationの研究グループとの共同研究により、APC2遺伝子の機能不全が、ソトス症候群と呼ばれる先天性奇形症候群の代表的な症状である知的障害や頭部の過成長を説明することを明らかにしました。この成果は3月6日にCell Reports誌に掲載されました。 [研究の背景] ソトス症候群(Sotos syndrome)は脳性巨人症とも呼ばれ、知的障害、特徴的な顔貌(大きな頭部や突出した額等を伴う)、幼少期から小児期にかけての過成長、骨年齢の促進、心臓や腎臓の障害などを有する先天性奇形症候群
自然科学研究機構 基礎生物学研究所 総合研究大学院大学 東京大学大学院 理学系研究科 食虫植物サラセニアの小動物を食べる葉ができる仕組みの発見 —細胞の変化が著しい形の変化を引き起こす− 食虫植物は奇妙な形の葉を持ち、小動物を捕らえ食べることで貧栄養地にも生育できます。進化学の太祖であるダーウィンは「食虫植物」という本を書き、その後も多くの研究がなされてきましたが、奇妙な形がどのように進化したかは未解明でした。 サラセニアは、北米原産で袋のような葉を作り、その中に消化液を溜め、落ちた小動物を食べてしまいます(図1)。従来、ハスのような盾状の葉を作るのと同じ仕組みで筒状の葉が進化したと考えられてきました。基礎生物学研究所および総合研究大学院大学 生命科学研究科 基礎生物学専攻の福島健児大学院生と長谷部光泰教授らは、同研究所の藤田浩徳研究員や川口正代司教授、東京大学の塚谷裕一教授らと共同で、走
日本が独自に定義している病気「肥満症」への認識を世界に広め、早期治療につなげる運動を、日本肥満学会(大阪市淀川区)が始めた。 世界の肥満人口は21億人。海外では病気という認識がなく重症化する例も多い。日本の肥満対策は効果を上げており、世界からも注目されている。同学会は、肥満症の定義の国際基準化を目指し、国際会議でも提唱する。(国際部 佐藤友紀) 「肥満は世界的に増えているが、外国ではリスク要因とは捉えても、一定の条件にあてはまれば病気だという発想がない。糖尿病や高血圧の治療は行っても、肥満の治療を行わないから根本的解決にならない」。同学会の春日雅人理事長(国立国際医療研究センター総長)は、国際基準にする意義をこう話す。
波に浸食されて出来た切り立つ断崖など珍しい地形が見られ、貴重な植物が自生する鹿児島県薩摩川内市の甑島(こしきじま)が、16日、新たに国定公園に指定されました。 環境省は16日、景観が優れているなどとして、甑島を57か所目の国定公園に指定しました。 薩摩川内市役所では16日朝、国定公園に指定されたことを受け、職員が市役所の壁に指定を祝う垂れ幕を飾りました。 そして、およそ100人の職員が万歳をして指定を祝いました。 薩摩川内市企画政策課の上大迫修課長は、「島の自然と文化を評価してもらったことはとても喜ばしい。地域住民が守り育ててきた甑島の自然の保護をこれからも住民たちと連携しながら進めていきたい」と話していました。 甑島の国定公園指定を受けて、鹿児島県と薩摩川内市は今月28日に記念の式典を行うことにしています。
お年寄りなどの転倒事故は大けがや後遺症につながるおそれがありますが、病院の中でのこうした事故をコンピューターの「人工知能」を使って防ぐ初めての取り組みが、東京都内の病院で始まりました。 医療機関では、高齢者など患者の転倒・転落事故が大きな問題となっていて、この病院では日頃、看護師が患者の過去の転倒歴や1日の行動などを点数化して、危険度の判断を行っています。 今回、この病院が新たに取り入れた人工知能を使ったシステムは、患者のカルテを自動的に読み込んで「学習」し、転倒の危険度を判断します。 具体的には、看護師が書き込んだ患者のふだんの様子や、ことばでのやり取りを解析することで、転倒するおそれがある患者を高い精度で見つけ出すことができるようになったということです。 こうしたシステムが医療機関に導入されるのは初めてだということで、これまで3週間余りかかっていた判断が、数分でできるようになったという
iPS細胞に特殊なたんぱく質を加えるだけの安全性の高い方法で筋肉の元になる細胞「筋肉幹細胞」を作り出すことに京都大学のグループが成功しました。 グループはヒトのiPS細胞に特殊なたんぱく質を加えるなど培養の条件を工夫し、筋肉の元になる細胞筋肉幹細胞を作り出すことに成功したということです。 また、この筋肉幹細胞を筋ジストロフィーのマウスの足に移植したところ、筋肉が再生されるのが確認できたということです。 これまで筋肉幹細胞はiPS細胞に人工的に遺伝子を入れる方法で作ることができていましたが、この方法では筋ジストロフィーの治療に使うことを考えた場合、腫瘍を作る可能性があるのではないかと安全性に課題が指摘されていました。 櫻井講師は「実用化を考えると、遺伝子を入れる方法は本当の意味で安全か疑問が残る。今回、遺伝子を入れないで筋肉幹細胞を作れたのは治療の実用化に向けた一歩になると思う」話しています
ユネスコの世界遺産にも登録されているイラク北部の古代都市ハトラ。当局によると、最近、イスラム国の戦闘員たちに破壊されたという。(PHOTOGRAPH BY LYNN ABERCROMBIE) 「文明のゆりかご」とも呼ばれる文明発祥の地、中東のイラクやシリアで、過激派組織「イスラム国(IS=Islamic State)」の戦闘員たちが遺跡の略奪や破壊を繰り返している。 2月の終わり、イスラム国はイラク北部のモスル博物館に収蔵される数千年前の彫像を倒し、粉々にする映像を公開した。イラク政府は先日、数千年の歴史がある古代都市の遺跡をイスラム国の戦闘員に破壊されたと発表した。その中には古代アッシリアの3都市ほか、ユネスコ世界遺産に登録されている古代ローマの主要都市ハトラが含まれている。 一方、シリアは内戦によって荒廃し、20万近くの命が奪われ、何百万もの人々が家を失っている。イスラム国はシリア支配
南極海に生息するマダコ科の一種(Pareledone charcoti)。タコの血液には銅を含むヘモシアニンという酸素運搬タンパク質が存在しているため、青色を帯びている。(Photograph by Tomas Lundalv) 一説には白い肌に静脈が青く浮き出ている様子にちなみ、高貴な生まれの人を「青い血(blue blood)」と表現することがあるが、タコの血管を流れる血液は赤ではなく本当に青い。 タコの血液が青いのは、銅を含むヘモシアニンというタンパク質が酸素を運搬しているからだ。ヘモシアニンは本来透明だが、エラから取り入れた酸素と結びつくと青色になる。一方、ヒトの血液が赤いのは、肺から取り入れた酸素を全身に運搬するヘモグロビンというタンパク質が鉄を含んでいるからだ。 ヘモグロビンもヘモシアニンも、酸素を必要とする組織のところで運んできた酸素を切り離すことで、全身に酸素を行き渡らせて
2015年 3月 17日 独立行政法人海洋研究開発機構 国立大学法人東京大学 国立大学法人広島大学 静岡県公立大学法人静岡県立大学 国立大学法人筑波大学 1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」)高知コア研究所地球深部生命研究グループの稲垣史生上席研究員、諸野祐樹主任研究員らは、米国ロードアイランド大学・東京大学・広島大学・静岡県立大学・筑波大学などと共同で、統合国際深海掘削計画(IODP、※1)第329次研究航海「南太平洋環流域生命探査」を実施し、地球上で最も海水の透明度が高いこと(=海水中の有機物が最も少ない)で知られる南太平洋環流域の海底を米科学掘削船「ジョイデス・レゾリューション号」(※2)で掘削しました。同航海により採取されたコア試料(※3)を分析し、世界各地の海洋堆積物の堆積速度や酸素濃度等に関するデータと比較・統合した結果、全海洋の最大
何かの魔法にかけられた気分になれる、海の中で息づくカラフルな水中生物たちを接写したタイムラプス映像。サイケデリックな音楽とその妖艶な動きに思わず画面の中に吸い込まれそうになったよ。
シイタケは「ホダ木」と呼ばれる丸太に菌糸を打ち込んで栽培する。ホダ木が畑の役割を果たすわけだ。ただし、ホダ木は畑と違って耕したり肥料を足したりすることができない。一定の量を収穫し終えると生産力が激減し、廃材と化してしまう。 だが、シイタケが獲れなくなると今度はアレが採れるようになる。虫だ。シイタケと虫の二毛作ができるのだ。
福島第1原発事故に伴う避難指示が初めて解除された福島県田村市都路地区など市内の飲食店や農家、直売所でつくる「田村市ご当地グルメプロジェクト」が3月から、地元野菜をふんだんに使った「たむら八彩(やさい)カレー」(700〜750円)の提供を市内4店舗で始めた。原発事故から4年を経ても住民の帰還は進んでいないが、関係者は「地元野菜で地元の人を元気づけたい」と復興に取り組んでいる。 八彩カレーは、野菜と「八彩」をかけ、地元野菜を8種類以上使うことをルールにした。タマネギやニンジン、ダイコンなど甘くてみずみずしい地元自慢の野菜を使い、各飲食店がそれぞれ個性あふれるカレーを考案した。 この記事は有料記事です。 残り598文字(全文888文字)
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "水平線効果" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2013年4月) 水平線効果(すいへいせんこうか)は探索アルゴリズムの深度を有限とした場合、それ以降の経路をあたかも水平線の向こうのように考慮しないため、長期的に見て問題のある選択をしてしまう人工知能における問題である。通常多くのゲームにおいて、可能な状態あるいは配置の数は莫大であり、コンピュータはそのごく一部(大抵ゲーム木の数層下)しか探索することができない。 ミニマックス法やαβ枝刈りといった技術を使用して大きなゲーム木を評価する時、探索深度は実現可能性の理由のため制限される
3月19日、全国各地の日本酒を自由に飲み比べできるお店「KURAND SAKE MARKET」が東京・池袋にオープンする。3000円(税別)で時間無制限・100種類以上の日本酒が飲めるとして話題となっているが、実はこのお店、クラウドファンディングによって資金調達し実現。食べ物の持ち込みは自由、好きな酒器も選べ、何度でも途中入退場OKというなんとも非の打ちどころがない夢のような空間である。そんな大人の夢の国へ、一足先にお邪魔してきたのでレポートする。 池袋駅西口より徒歩4分の場所に、その空間は確かに存在していた。 中に入ると、おしゃれな雰囲気が。ここで飲み放題料金3000円(税別)を支払い、9種類の酒器からお気に入りのものを選べば夢の国の始まりだ。 9種類の酒器からお気に入りの1つを選ぶ。最初は一番多く入りそうなマスに決定! 受け付けでお金を払うと、ブラックライトで光るスタンプを手の甲にペタ
画像をクリックするとPDFが開きます カテゴリ 園芸・茶 技術紹介パンフレット 技術紹介パンフレット 研究資料 タイトル 野菜の硝酸イオン低減化マニュアル 発行年月日 2006年3月 1日 概要 ヒトが摂取する硝酸イオンは、そのほとんどが野菜由来であるといわれています。硝酸イオン自体は直接人体に害を及ぼすことはありませんが、ヒトにとって全く必要のないものであり、体内で還元されると悪影響を及ぼす恐れがあることも一部で指摘されています。 また、硝酸イオンの野菜への蓄積は、窒素肥料の過剰施肥が大きな要因と考えられていますから地下水汚染など環境負荷にも関連してきます。 このような観点から、安全・安心および環境負荷低減の両面から望ましいと考えられる、野菜中の硝酸イオンを減らす取り組みについて紹介します。 ※硝酸イオンの人体に与える影響については、現在有用な効果も見つかっており、さらに研究が必要です。
視察地略図 わが国では遺伝子組換え(GM)作物への風当たりが依然として強い。法律では栽培が禁止されていないが(※1)、研究機関の実験圃場での栽培を除き、商業栽培は行われていない。消費者の間で健康被害や環境への影響を懸念する意見が根強く、生産サイドがそれに配慮しているからだ。 GMに危険があるならば、世界的にGM栽培面積が年々拡大されていることをどう説明すべきだろうか(※2)。米国では1990年代半ばにGM作物の商業栽培が始まって以来、健康被害は1件も確認されていない。 にもかかわらず、なぜ日米でGM作物の受け止め方がこれほど大きく異なるのか。そんな疑問を抱いて、米国のGM作物の栽培現場を視察した。 農薬使用量が減るメリットは大きい 「GM栽培に変えてから同じ面積で2倍の収穫が得られるようになった」と語るマーク・スコットさん(後列中央)一家と視察団。後ろは収穫用の大型トラクター。ミズーリ州ウ
美容と健康に敏感な女性が注目!大好評「マクロビ派」から 「マクロビ派ブラウニー」「マクロビ派チップス」新発売 森永製菓株式会社(東京都港区芝、代表取締役社長・新井 徹)は、『マクロビオティック※』の考え方に基づいて開発した商品「マクロビ派ビスケット」が、2014年春の発売以来好調を続けており、特にCVS健康食品売場において新たな顧客層を開拓していることから、4月7日(火)より同シリーズを拡充し、新たに「マクロビ派ブラウニー」「マクロビ派チップス」の2商品を新発売いたします。 ※「マクロビオティック」:穀物や野菜中心の自然と調和した食事を摂ることにより健康的なライフスタイルを目指す考え方のこと。 「マクロビ派ビスケット」は、『マクロビオティック』の考え方に基づき、白砂糖やバターやマーガリンを使用せず、ナッツやドライフルーツなど10種のマクロビ素材をぎっしり詰め込んだビスケットです。 発売以来
2015年03月13日12:59 農水省が、「食料自給率向上」路線から撤退の模様 カテゴリ政治 kinkiboy Comment(0)Trackback(0) 今後10年の農業政策の方針で、食料自給率の目標を現行の50%から45%に引き下げる閣議決定がなされるようです。まだ目標として残すあたりがいかにも中途半端な感じもしますが、「カロリーベース」による食料自給率の向上という政策が行き詰まり、いよいよ本来あるべき「「高付加価値品の育成」へと舵が切られるとすれば期待したいところです。 食料自給率目標、45%に下げ 高付加価値品育成にシフト :日本経済新聞 農業への保護政策なり、農水省の予算確保のためにはなんらかの大義名分が必要で、そこで使われてきたのが「カロリーベース」の食料自給率でした、有事になれば、食料が確保できなくなるという理屈で、「食料安全保障」とたいそうな旗印まで掲げて、農業の社会主
「安すぎる……」。千葉県柏市で90ヘクタールの田んぼでコメを大規模生産する橋本英介(40)は昨年末、思わず嘆息を漏らした。最新設備を使い生産するコメは品質のばらつきが少なく、例年、農協経由のコメより1俵(60キログラム)あたり千円程度高く取引される。相次ぐ「異端者」だが、なじみの卸業者の口から出た言葉は「3割弱値下げしてほしい」。2014年産米は豊作だった影響で、地元の全国農業協同組合連合会
3月15日、将棋電王戦FINALが開幕した。 第一局は斎藤慎太郎五段が将棋ソフトAperyに完勝した。 序盤の折衝で築いた小さなリードをノーミスでじわじわと広げる完璧な将棋だった。 だがこの将棋、簡単には終わらなかった。 Aperyが必敗になっても自らの負けを認めず指しつづけたのである。 一般に勝負の世界では最後まであきらめないことが美徳とされる。 しかしプロの将棋界では自分の負けを悟ったとき「負けました」と告げて終局にすることがほとんどである。 これを「投了」とよぶ。 投了せずに自玉が詰むまで指しつづけることはみっともないことなのだ。 それがいわゆる「日本人の美意識」に起因するものかどうかはわからないけれども、 とにかく将棋界にはこんな文化があった。 だから、Aperyが投了せずに自分の負けを先延ばしにしようとしたことに対して 非難する声があがった。 「美しい棋譜をつくるというプロの文化
沖縄県の尖閣諸島を「尖閣群島」などと日本語名で表記した中国政府発行の地図が見つかり、外務省は尖閣諸島が日本固有の領土であることを裏付ける新たな証拠だとして、ホームページに掲載しました。 この地図は、先月23日の衆議院予算委員会で自民党の原田義昭衆議院議員が存在を指摘し、岸田外務大臣が「貴重な資料だ」と評価し、外務省が公開を検討していました。 尖閣諸島を巡って、中国政府は周辺海域に石油などの天然資源がある可能性が指摘されたあとの1970年代から領有権を主張し始めています。 外務省は、それ以前に中国政府が発行した地図に日本語名の表記が使われていたことから、尖閣諸島が日本固有の領土であることを裏付ける新たな証拠だとして、16日、ホームページにこの地図を掲載しました。 外務省は「中国政府が当時、尖閣諸島を日本の領土と見なしていたことをうかがわせる資料であり、日本の主張の正当性を国際社会にアピールし
先月、東京・立川市内の小学校で飼育しているヤギに危害を加える目的で校内に侵入したとして、建造物侵入の疑いで逮捕された中学3年の男子生徒が警視庁の調べに対し、過激派組織IS=イスラミックステートに影響を受けたとしたうえで、「人を殺そうと思い、ヤギで練習しようと思った」と供述していたことが分かりました。 警視庁によりますと、パトロール中の警察官が飼育小屋にいたヤギの鳴き声に気付いて小学校に駆けつけたところ、この男子生徒がバールでヤギを小突くなどしていたということです。 その後の調べに対し、男子生徒は「イスラム国に影響を受け、人を殺そうと思い、その前にヤギで練習しようと思った」などと供述したということです。 男子生徒の自宅のパソコンには、過激派組織IS=イスラミックステートに関連したサイトを見た履歴が残されていたということです。 警視庁によりますと、この男子生徒はすでに東京家庭裁判所立川支部に送
シンガーソングライター・大塚愛さん(32)のあるツイートが波紋を呼んでいる。 東日本大震災発生から丸4年を迎えた2015年3月11日、東京電力福島第1原発の事故で起きた食品の放射線被害に触れたのだが、その内容に批判が集中している。 「不用意な発言がデマを拡散させる」 大塚さんは3月11日午前、 「4年の月日が経って、薄れていく記憶とは反比例に募る放射能による子供への影響の不安。未だに食品には不安が多く、神経質に過ごす毎日には、起こった出来事の大きさを少しも忘れることはありません」 とツイート。 「これからも月日が経ってわかることがでてくることと向き合わなきゃいけない未来が来たときに、子供たちを守れることは何か、考えて行動しなきゃいけない。守りたい」 と続けた。 このツイートに対して、 「お歌の世界の立ち位置では、言いにくいことを、あえて呟いてくださってありがとうございます」 「あたしも食品
荒木飛呂彦が“企業秘密”と語るマンガの描き方、新書で明らかに 2015年3月17日 0:00 8785 405 コミックナタリー編集部 × 8785 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 5325 5028 1274 シェア
直径1メートルのカーボン製の骨組みに囲まれた無人飛行機(ドローン)を東北大が開発し、仙台市で開かれている国連防災世界会議の防災産業展で披露している。 球形の中心に小型カメラを搭載。障害物に接触した際、たわんで衝撃を受け流しながら撮影を続けられる。橋桁の裏側の点検での活用を見込んでいる。(木村聡史)
これは、メタルスライム? それとも、「ターミネーター2」のT-1000? ある研究チームが、なんと自力で動く液体金属を開発してしまいました。とはいえ、New Scientistの記事によれば、比較的シンプルなもののようです。 この液体金属は、ガリウム(融点が29.8°Cと非常に低い)と、インジウム、スズをまぜた金属合金です。 アルミ片と一緒に水酸化ナトリウム溶液 (食塩水でも可)の中に一滴ぽとりと落とされると、アルミ片を燃料がわりに、1時間ほど、まるで生きているように自力で動き回ります。 この液体金属の動力源はふたつあります。ひとつは、液体金属が起こす電荷不均衡(プラスとマイナスのバランスがとれていない状態)。これによって液体金属の前後にわずかな圧力差が発生し、圧力の高い方から低い方へと押されていきます。 もうひとつは、アルミ片が水酸化ナトリウムと化学反応を起こして発生する水素のあわ。この
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