農林水産省が9月末に発表した今年産のコメの作況指数(9月15日時点)は15年ぶりの豊作を見込んでいます。日本を代表する産地、新潟県は天候に恵まれ、実に39年ぶりの豊作になりそうだといいます。ただ、不思議なことに今年のコメは値上がりが見込まれています。豊作のコメがなぜ値上がりするのでしょうか。今回は日本の食卓に欠かせないコメの話をしましょう。コメ需要、年間8万トン減少読者のみなさんは「コメを食
罫線が邪魔…秋は科研費(科学研究費助成事業)の申請シーズン。全国の研究者たちは書類書きにいそしむのが、秋の風物詩だ。 ところが、申請書類が案外使いにくい。こちらなどでその実物を見ることができるが、ワードファイルの書類では、罫線を書かなきゃいけないなど、いろいろ問題が生じる。 そんななか、研究者を悩ませていた罫線の問題が解決した。 科研費のWord罫線問題に河野太郎議員が反応してくださった話簡単にいきさつを述べると以下だ。 8月まで自民党の行革担当大臣だった河野太郎衆議院議員が、ウェブで競争的資金(研究者が応募して審査の上基準に達していたら得ることのできる研究費)の意見を募集した。 そこで、研究者の方にお尋ねです。 まずは国立大学の共通ルールをつくる(現実的な範囲で規制を緩い方に統一する)のが望ましいか、個別の大学ごとのルールを維持する方がよいのか、お考えをお聞かせください。 また、科研費を
2016年10月2~4日、朝日新聞社はイイノホールおよび帝国ホテルにて「朝日地球会議」を開催した。「朝日地球会議」は、2008年より開催されていた「朝日地球環境フォーラム」を2016年より改称したイベントだ。「環境 その先へ 持続可能な社会の実現」を基本テーマとして、識者を招き議論をした。 10月2日は「人間はアンドロイドと恋愛できるか?」というテーマで、知能ロボット学者、大阪大学教授 ATR石黒浩特別研究所客員所長の石黒浩氏を招き、話を聞いた。石黒氏は自分の外見そっくりのアンドロイドを開発した、ロボット工学の第一人者だ。論説委員としてロボットやIoTを担当していた朝日新聞盛岡総局長高橋万見子氏が進行役を務めた。 はじめに「ロボットと未来社会」というタイトルで石黒氏が語った。石黒氏は「人とは何か」という点に興味があったため、人工知能やロボット工学の道へ進んだと言う。人間そっくりのロボットを
【シカゴ時事】仏食品大手ダノンが、米国で「脱・遺伝子組み換え(GM)」を宣言し、波紋が広がっている。 GMに依存する米農業界は、安全性に対する消費者の不安を増幅しかねないと猛反発しており、溝は埋まりそうにない。 ダノンは今年4月、主力のヨーグルト3ブランドを対象に、2018年までにGM作物の使用をやめると発表した。これまでは砂糖の原料テンサイや、乳牛のエサとなるトウモロコシなどGM作物を使ってきたが、それ以外の作物に切り替える。 米国では全食品の8割程度がGM技術を導入しているとされる。一方で、消費者の健康・自然志向の高まりでGM食品を敬遠する動きも拡大。ダノンは消費行動の変化に対応すると理由を説明する。 これに対し、全米農業連盟など生産6団体は一斉に反発。ダノン米国法人トップ宛てに異例の書簡を送り、「(GMへの)不安をあおって売り上げを増やそうとしている」と厳しく批判した。
ポイント 農研機構は、スギ花粉症の症状改善効果についての臨床研究を実施する大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター及び東京慈恵会医科大学、並びに基礎研究を実施する株式会社大塚製薬工場に、スギ花粉米(「スギ花粉ペプチド含有米」)を提供します。 内容 農研機構が開発したスギ花粉米(「スギ花粉ポリペプチド含有米」及び「スギ花粉ペプチド含有米」)の用途開発とその実用化を加速するため、スギ花粉米を、一定の条件の下、研究利用する大学、民間企業等に提供し、オープンイノベーションを推進することとしています。 本趣旨のもと、本年6月21日にスギ花粉米の提供を希望する者の公募を行いました(http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nias/063878.html)。その結果、大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター、東京慈恵会医科大
暗い夜間に交通事故が多いのは当然のこと。そのため、これまで自動車メーカーやライトのメーカーは、懸命にヘッドライトの改良を続けてきました。また、行政側も「夕方になったら早めにヘッドライトを点灯しよう」と言い続けてきました。しかしながら実際のところ、ドライバーのヘッドライトへの関心度は低いものでした。 【写真】「マトリクスLEDヘッドライト」を採用したアウディ「A6」 ところが2016年9月、ヘッドライトへの注目度を高めるニュースが話題になりました。「夜間の対人交通事故の96%でヘッドライトがロービームだったので、ハイビームで走ろう」という報道です。なぜ話題になったかというと、「夜間にハイビームで走ったら、まわりがまぶしくて迷惑だろ」と反対を唱える人が数多くいたからです。 そもそも国家公安委員会による「交通の方法に関する教則」、いわば“教本”には、「街中はロービーム」「高速道路はハイビーム
比較は大事ですが、比較をするときには対象を吟味しなければなりません。 今回もハイビームとロービームを例に挙げましょう。車のライトをより遠くまで照らせるハイビームが交通事故を減らせるかどうかを検証するにはどうすればいいでしょうか。 「死亡事故のうち、96%の車のライトがロービームだった」ということだけでは、ロービームが交通事故を起こす要因とは言えません。何かと比較しなければなりません。そこで、死亡事故が起きた地点を通る車のロービームの割合を調べてみて、80%がロービームだったとしましょう。96%対80%で、死亡事故中のロービームの割合のほうが対照より高いので、ロービームが交通事故を引き起こす原因の一つであることが示唆されます。 断言ではなく、「示唆」です。というのも、ロービームが交通事故の原因でなくても、このような差が生じることがあるからです。たとえば、安全運転を心掛けている人がハイビームに
今年2月に米『PLAYBOY』誌のモデル、ケイティ・メイ(34)が、何の前触れもなく脳卒中を起こし、その数日後に死亡した。その原因がようやく明らかになった。 ロサンゼルス郡検視局によると、彼女は亡くなる数日前、首にカイロプラクティックの施術を受けていた。指圧療法士が首を曲げた際、左の椎骨動脈が裂けてしまったという。椎骨動脈は、首の左右に二本通る動脈で、脳に血液を送るという重要な役割を担っている。この動脈が傷つけられたことで血流が妨げられ、脳卒中を起こしたことが直接の死因となった。 メイは1月30日に「撮影中に首をひねってしまって、今朝調整してもらったの。すっごく痛い! 他に家でできる治療法を知らない?」とツイートしている。ファンからは「温かい湿布をして横になって」「リラックスしてNetflixを見る! これに限るよ」といったアドバイスが寄せられ、メイは律儀に「ありがとう! やってみる」
秋を迎え、キノコによる食中毒が各地で相次いでいる。厚生労働省は、食用のキノコと確実に判断できないものは「採らない、食べない、売らない、人にあげない」の「4ない」を徹底するよう呼びかけているが、事故は後を絶たない。山中だけでなく、都心の公園でも毒キノコを採取した事案が起きている。さらに、これまで食用とされていたものに毒があることがわかり、食べることが禁じられたものもある。「採取歴が長い」とか「図鑑で調べた」から大丈夫などの安易な自己判断や過信は禁物だ。【江刺弘子】 厚労省の統計では、毒キノコによる食中毒は2006(平成18)年から15(平成27)年に494件あり、患者1476人のうち5人が死亡した。このうち約9割が9〜10月に起きている。今秋も、北海道で70代の男性が「食べられるキノコと思った」と毒キノコを食べ入院した。鳥取では高齢の男女が毒キノコをシメジと間違えて採取。また神戸市では、公園
口の中に白っぽい窪みがある、食べる時に痛みがある、痛みで食べたいものが食べられないという方、それは口内炎ではありませんか? 口内炎は、口の中の粘膜にできる炎症です。 疲労の蓄積、ストレス、栄養不足が原因といわれています。 外見上は気づかれにくいですが、痛みは、人によっては激痛であることがあります。 できるだけ早く治すにはどうすればいいのか? 実は、口内炎には市販の薬が販売されていますが、はちみつは市販の薬以上に効果的という実験結果があります。 ここでは、はちみつによる口内炎の治し方をご紹介します。 ―口内炎には、はちみつがお勧め― はちみつは、スーパーマーケットであれば簡単に見つけられる食品です。 はちみつは甘味料として料理に使われることが一般的ですが、民間療法ではちみつが治療効果を発揮します。 はちみつが治療に効果的である理由は、その殺菌作用と消炎作用です。 ミツバチによって濃縮されたは
青バナナとは、黄色いバナナになる前のバナナです。 以前は、黄色く熟するまで食されなかったバナナでしょう。 ですが、近年、青バナナの栄養が改めて評価されています。 現代人を悩ます便秘、多くの女性が行うダイエットに非常に効果的であることがわかったのです。 ここでは、青バナナの特徴、そして、便秘とダイエットに効果的である理由をご紹介したいと思います。 ―青バナナとはどんなバナナ?― 日本では、バナナといえば黄色く熟したバナナがスーパーで販売されていることが大半です。 ですが、東南アジアや南米でデザートではなく、料理の材料として使われています。 見た目は、青っぽい緑色に近いです。 皮は少し固めで、ナイフで切り込みを入れて中身を取り出します。 そして、味は熟したバナナとは違って、さっぱりとした味です。 固さや味は、じゃがいもに似ています。 生で食べるよりも加熱して調理されることが多いです。 ―便秘に
今、農業ドローン旋風が巻き起こっている。今年で3回目を迎えた「国際次世代農業EXPO」(2016年10月12日~10月14日、幕張メッセ)では、農薬散布ドローンを中心に、農業向けドローンの展示がひしめき合い、ドローン商戦が繰り広げられていた。会場には熱心にドローンの性能や価格の説明を聞いている農業従事者の姿があった。次世代の若手農家が、ドローンの操縦教習を受ける動きも出てきている。 農薬散布ドローンの市場はようやく立ち上がったばかりだが、既に競争は本格化している。ドローンの販売代理店などが教習施設や整備事業所を発足させ、販売網を確立。2017年の防除シーズンには、ドローンが本格稼働する見通しだ。ドローン専業メーカー以外にも、農機メーカーのクボタが2017年の参入を予定している。 ここにきて農薬散布ドローンに関して動きが出てきたのには理由がある。農林水産省が定める「空中散布等における無人航空
屏東県内で農業を営む若者が栽培するコーヒーかすを肥料に使ったドラゴンフルーツが、品質のよさで注目を集めている。最近では輸出にも注力。新たな可能性に期待が寄せられている。
ヤンマーが世界でプロスポーツを活用したマーケティングを強めている。50年以上携わるサッカー、ヨットのプロチーム・競技の支援に加え、支援するチームとの連携により実現した農業機械の販売や農業技術を生かした練習環境の改善にも乗り出した。ブランドイメージ向上だけでなく特定の製品の拡販や各国の産業発展にもつなげる方針だ。 同社が3月、タイ・バンコクで開いた新製品発表会で登場したのはスポーティーなトラクター。スポンサーとなっている英国のサッカーチーム、マンチェスターユナイテッドとの連携で生まれた特別仕様車だ。チームカラーの赤を基調とし、ステッカーにエンブレムを採用。農機と世界屈指の強豪チームの珍しいタッグは注目を集め、大勢のメディアが詰めかけた。 農業関連事業の有望市場であるタイでは、サッカーは大人気スポーツ。近年、地元資本による英国のサッカーチーム買収が相次いだこともあり、英プレミアリーグの試合も人
虐待などを受け居場所が無くなった子どもたち。 そのよりどころとなる里親たちの厳しい実情が明らかになってきました。 虐待や経済的な理由で実の親と暮らせない子どもたちがいます。国はいま、そうした子どもたちを施設ではなく一般の家庭で育てようと、これまでの方針を大きく転換しようとしています。「里親」に預ける割合を小学校入学前の子どもについてはおおむね7年以内に75%以上、小学校入学後の子どもはおおむね10年以内に50%以上まで引き上げるという新たな目標を掲げたのです。一方で、私たちが全国の里親を対象にアンケート調査を行ったところ、多くの里親が養育に「困難」を感じ、施設に戻さざるを得なかったケースもあることがわかりました。 また、実の親と暮らせない子どもたちのなかには、けがや病気で入院し、治療の必要性が低くなった後も、病院に留め置かれている子どもがいます。親などに虐待され、家庭に戻ると、再び虐待され
いじめによる子どもの自殺を防ぐため、文部科学省の有識者会議は、深刻ないじめの定義を明確化するほか、調査方法などを示した新たな指針を作成することを決めました。 しかし、昨年度もいじめが原因と見られる自殺は9件に上るなど、後を絶たないため、文部科学省の有識者会議は、いじめ対策の新たな対応を取りまとめました。それによりますと、子どもたちの命や心身に重大な影響を及ぼす深刻ないじめの定義があいまいなため、学校の判断や対応にばらつきがあるとして、具体的な事例を示すなど、定義を明確化すべきだとしています。さらに、早めに教育委員会に第三者による調査委員会を設置することや、いじめの調査方法などについて国が新たに指針を作成するよう求めています。 文部科学省は年内をめどにこうした方針を全国の教育委員会などに通知することにしています。
アニメ「ドラえもん」で「スネ夫」の役などを演じ、世代を超えて親しまれた、声優の肝付兼太さんが、肺炎のため亡くなりました。80歳でした。
2016年10月24日のGoogleのトップロゴ「Doodle」は以下のような画像になっています。 今日は「微生物学の父」として知られるアントニ・ファン・レーウェンフックの生誕384周年を記念してそれぞれの文字が微生物を模したデザインになっています。 彼は17世紀ごろのオランダの科学者で、世界で初めて顕微鏡を使って微生物を観察した人物です。 アントニ・ファン・レーウェンフックとは? アントーニ・ファン・レーウェンフックはオランダの商人、科学者。歴史上はじめて顕微鏡を使って微生物を観察し、「微生物学の父」としても知られています。 彼はもともと織物商で、その頃から洋服の生地を見るために虫眼鏡を使用して細部を見ることが多かったため、レンズの取り扱いなどにな慣れていました。 その後、彼は科学の教育などは受けていませんでしたが、自作の顕微鏡を使って数々の発見をすることになります。 レーウェンフックが
相次ぐ天候不順の影響を受けて野菜の価格が高騰している。台風で収穫が一気に減り、長雨や日照不足の影響も受けたことで野菜は今や高級食材になりつつある。 とんでもないことになってしまったレタスを見てほしい。 なんと1つ1350円(税込)と普通の人は絶対に買えない値段。いつものスーパーで何気なく買い物をしていたらこのとんでもない罠にはまってしまいそう。スーパー側も気づかずに買う人がいると思っているのだろう。 さすがに1,000円超えは珍しいものの、500円超えはざらにある。野菜の値段をざっとまとめたのでご覧あれ。 (1)レタス580円。税込だと627円。 (2)こちらも580円。 (3)キャベツ450円と650円(税抜)。大根298円というのもかなり高くなっている。 (4)レタス580円。かなり小さく小分けされているのに…。 (5)白菜650円。 (6)レタス398円。税込で430円。 農家の異常
先物取引(さきものとりひき、英: futures contract)は、デリバティブ(金融派生商品)取引の一つで、価格や数値が変動する各種有価証券・商品・指数等について、未来の売買についてある価格・量での取引を事前に決める取引のうち、最終取引日や取引量の単位が定型化され市場で扱われるものを指す。一方、これらの単位が定型化されず、相対で決定されるものは先渡取引と呼ばれる。先物取引は市場デリバティブ取引となる。先物取引はかつては定期取引や清算取引とも呼ばれた。 先物取引においては、市場が期日(取引最終日・納会日)を決める。売買の当事者が任意に期日を決める先渡取引とは異なる。 取引を行う者から見ると、取引所に対し買いまたは売りの発注を行い、それが取引成立となると、買いまたは売りの地位(ポジションと言われる)を得ることになる。 期日までの期間で反対売買(例えば最初に売りを行った者であれば、その売り
全国の農家(生産者)と消費者をインターネットで繋げる、株式会社ファームフェス(東京営業所:目黒区、代表取締役:小平勘太)の事前登録が開始いたしました。 ▼事前登録サイト http://www.farmfes.com/ ▼サービスの概要 FARMFES(ファームフェス)は、時間と場所にとらわれず、マイ農場を持てるサービスです。 弊社が契約している全国の農場から、「自分好み」の農場を選択することができ、その農場の生産区画に、好きな名前も付けられます。農作物が育つ様子を、ホームページからチェックし、SNS などに共有することもできます。さらに、充実したコース内容があり、農産物を収穫できるコースや、マイ農場から収穫された農産物を発送してもらうコースもあります。サービスは今年の12月から受付開始予定です。本日から事前登録を実施しています。 ▼サービスの特徴 ①基本パック(年間6,000円〜) 〜 農
10月19日、東京ビッグサイト東3ホールにおいて、経済産業省(幹事)、(一社)日本機械工業連合会(幹事)、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省の共催で「第7回ロボット大賞」表彰式が開催された。 「ロボット大賞」は、日本のロボット技術の発展や、ロボット活用の拡大等を促すため、特に優れたロボットや、部品・ソフトウェア、それらの先進的な活用や研究開発、人材育成の取り組みなどを表彰する制度だ。 今回の第7回から、これまでの経済産業大臣賞に加え、新たに総務大臣賞、文部科学大臣賞、厚生労働大臣賞、農林水産大臣賞、国土交通大臣賞の5つの大臣賞が創設された。 農林水産大臣賞を受賞した、ヤンマーの「ロボットトラクターの研究開発」は、随伴作業で無人のロボットトラクターを有人トラクターのオペレーターが操作し、1人で2台分のトラクター作業をこなすというもの。 農業は、就農人口が減少する中で、世界
農水省は10月18日、平成28年度病害虫発生予報第8号を公表した。台風の被害があった地域は来年の防除についても注意を喚起している。 気象庁の13日付けの一か月の予報で、気温は北日本で平年並みまたは高く、東・西日本と沖縄・奄美で高いと予想されている。また降水量は北・西日本日本海側、東日本太平洋側と沖縄・奄美で平年並みまたは多く、西日本太平洋側で多い。日照時間は北日本日本海側、西日本、沖縄・奄美で平年並みか少ないとしている。 農水省は、8月下旬から10月上旬にかけて台風による降雨や防風が続き、被害のあった地域では病害が発生しやすくなっていると注意を喚起している。 詳しい予報については次の通り(表の赤字は、各地の平均値より多い予想、黒字は平年よりやや多いと予想される地域)。 【水稲】 次シーズンへの伝染源の防除に努めるよう喚起している。 またトビイロウンカは秋ウンカとも呼ばれ、8月以降から発生量
全国酪農業協同組合連合会(全酪連)は10月21日、全国酪農青年女性会議と協力して消費者に酪農への理解を深めてもらう街頭宣伝活動を東京・有楽町駅前で行った。全国から酪農家13名が集まり、道行く人々に「日本の酪農を応援して豊かな私たちの未来へ進もう」と呼びかけていた。 有楽町駅前広場に酪農と牛乳の理解促進のためのパネルを設置したほか、搾乳の模擬体験ができる牛の模型の展示、ビデオ放映も行った。 「私たちは酪農家です。酪農と牛乳についてもっと知ってもらうおうと集まりました」と順番にマイクを握って呼びかけた。 牛乳は栄養がいっぱいで、とくに日本人に不足しがちなカルシウムを豊富に含んでいるだけでなく、牛乳のタンパク質からできる物質にカルシウム吸収を高める物資があるために吸収効率が高いこと、血圧を下げる効果もあることなどを訴えた。 また、酪農家が地域の農地を守り、子どもたちに酪農の学習体験の場を提供する
ホクレンは10月20日、東京都内で平成28年産北海道の新米発表会を開いた。「ゆめぴりか」のCMに3年連続で出演するタレントでコラムニストのマツコ・デラックスさんも応援にかけつけ、北海道米の美味しさをアピールした。 新米発表会には、北海道の高橋はるみ知事、ホクレン農業協同組合連合会・佐藤俊彰代表理事会長、生産者代表で北海道米の新たなブランド形成協議会・東廣明会長らも出席。 ホクレンの佐藤会長は、8月の北海道での台風被害で一部の水稲に冠水などの被害があったが、新米については「今年も大変よい食味だ」と話し、生産者の営農継続と所得向上に向けて全力で取り組んで行くと決意を語った。 また、高橋北海道知事は、「『ゆめぴりか』はいまや北海道を代表する最高のブランド米。味わい、甘みすべて本当によいものができた」と新米を評価し、CMでのマツコ・デラックスさんの起用について「おおいにPRしてもらいたい」と期待を
農協が組合員から買取りをせずに委託方式をとっているのは、売買のリスクを取らず手数料は入るからだと農協批判の材料としている。販売の実務としては委託よりも売買の方がむしろ面倒がなく利益を上げられる。委託方式をとっているのは、「出来たものを売る」のではなく「売れるものを作る」ための情報を農家と共有するためである。 青果物で説明すると、農家が出荷したものを農家別、規格別に選別をして規格別にkgを記録しておく。販売は規格別に行い、相場の変動リスクを軽減するために複数の販売先、一定の期間の価格をプールした加重平均の価格で農家の規格別の出荷数量に単価を掛けて精算をする。従って上位等階級のよいものを出荷した農家は手取りが多い。出荷した品質が正確に反映された価格で清算する。各農協には作目別の品目部会があるので、この方式を基準にしてそれぞれの地域、品目に合った方式で運営している。買取りであれば農協と業者のどち
「農協改革」のねらいは信共分離、総合農協の解体、協同組合の解体にある。言い方を変えて、農業所得の増大、「プロ農家」の組織たれ、職能組合になれという言い方もある。改正農協法の異様な中身は第4章「組織変更」で遺憾なくさらけ出されている。農協の発展のためにあるべき農協法と思いきや、第4章は以下にみるように、まさに「お帰りはこちら」、「出口はこちら」のお誘いである。 第1節 株式会社への組織変更(独禁法の適用除外で守られているのにそれでも生産資材を安く 供給できないのであれば株式会社になったらいかがですか) 第2節 一般社団法人への組織変更(上から締め付けの中央会である必要はないでしょう) 第3節 消費生活協同組合への組織変更(そんなに地域の活性化、地域貢献とおっしゃるならば、どうぞ生活協同組合になってください) 第4節 医療法人への組織変更(員外利用制限が邪魔だというならば、いっそのこと協同組合
規制改革会議の後継組織として9月に発足した「規制改革推進会議」。農業WG(ワーキング・グループ)も9月13日に第1回会合を開きこのほど議事録も公開された。それによると委員は自己紹介のなかで次々に「本当に農業のことは素人でございます」、「これから勉強させていただきたい」とあいさつしていたことが分かった。 弁護士の林いずみ委員は3年前の規制改革会議から引き続き農業WGの委員となった。農協改革を提起したメンバーの一人でもある。それでも「本当に農業のことは全く素人でございまして」と挨拶。一方で、「昭和20年代の占領下でつくられた農業委員会法、農地法、農業協同組合法、この3つを基にした、いろいろな慣行も含めた非常に絡み合った制度の問題を解決しないことには次世代への農業の継続ができないことを痛感しました」と3年前の改革議論を振り返っている。 東京新聞・中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏も再任された委員。
PlayStation® Meeting 2016 live from the PlayStation® Theater in Times Square, New York City ソース
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