セミはおいしい。近頃にわかに注目を集めている昆虫食の世界では定番の食材であるらしい。たしかに数ある虫の中でもかなり食べやすい部類と言える。 ところで昆虫食先進国であるタイで興味深い話を耳にした。タイで最も高値で取引される食用昆虫は「とある瞬間の」セミだというのだ。
![セミはソフトシェルのうちに食うべし](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9ef5ee191b3ad11968bf06232734e87c1147c463/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.dailyportalz.jp%2F9715%2F9967%2F0799%2Fb__2017_08_01_b_img_pc_top.jpg)
『サッポロ一番』シリーズの中で、どの味がマイベストなのかがまだ決めきれないライターの玉置です。推し麺、迷いますよね。 ※アイドルグループの誰を好きかの推しメンと掛けています。 サッポロ一番のインスタントラーメンって、お店で食べるラーメンとは別物であり、もっといえば他のインスタントラーメンとも別物の、サッポロ一番というオンリーワンの独立したジャンルだと思うんですよ。特に『塩らーめん』と『みそラーメン』は。 ▲本社は札幌かと思ったら、東京の赤坂なんですね 今回はその存在が身近すぎて、逆に知らないことが多いのではないかと、サッポロ一番シリーズを販売しているサンヨー食品さんへとやってきました。 お話を伺ったのは、サンヨー食品の水谷彰宏さん。せっかく来たのですから、すべての疑問に答えていただきましょう! ▲広報宣伝部の水谷さんとちゅるりん。うれしいことがあると、頭の先端が伸びるそうです。いや、水谷さ
【大根を使ったおすすめサラダレシピ5選】煮物や漬物だけじゃない!大根の彩りで、より楽しくおいしく健康に
KDDIは8月1日、北海道帯広市の飯田農場内で、IoTを活用した農業効率化の実証実験を開始した。実施期間は8月1日~9月30日までの予定。 同社は、シスコシステムズと中小企業基盤整備機構北海道本部の協力を得て、7月5日より北海道エリアにおいて、中小企業の事業創出を目的としたIoTビジネスパートナーの募集を開始。この取り組みでは、IoT向け通信技術であるLPWA(LoRaWAN)ネットワークを活用したサービスやビジネスアイデア、システムなどを募集し、共同で実証実験ができるIoTビジネスパートナーを募集していた。 今回、飯田農場と帯広大正農業協同組合、システムデザイン開発、ディーディーエル、長沼商事のビジネスアイデアが選定され、第1号案件として8月1日より飯田農場内でIoTを活用した農業効率化の実証実験を開始する。 同社によると、北海道の農業は広大な耕作面積で大規模に展開され、多様な農作物が栽
子どもがけがをする事故が相次いでいる組み体操について、技によっては土台となる1段目の人に瞬間的に最大で、体重の4倍を超える力がかかることが専門家による実験でわかり、今後、実験結果を分析して、より安全な方法の提言につなげることにしています。 特に事故が多いと指摘されている「ピラミッド」と「タワー」と呼ばれる2種類の技について、全身にセンサーをつけた大学生が、10人1組となって組み体操を行い、力のかかり方などを調べました。 その結果、4段の「ピラミッド」の場合、1段目の人にかかる力は、完成した状態でおよそ180キロと、体重の3倍に及んでいたほか、上に乗っていた人が降りようとして1段目の人に足をかけた際は、瞬間的に体重の4倍を超える250キロに達していました。 この状態でバランスを崩すと、骨折などのけがに結びつくおそれがあるということで、研究グループでは今後、体の動きをコンピューターで詳しく解析
学校の「組み体操」の危険性をご存知だろうか。四つんばいになって重なる「ピラミッド」や、肩の上に立つ「タワー」の巨大化が進み、この数年の事故は年間8000件超。脳挫傷での死亡事故も起きていた。2016年からようやく問題視され、教育行政も方針を転換。前年比で大阪市は7割減、名古屋市は9割減と、負傷事故の件数は大幅に減りつつある。 なぜこのような危険が放置されてきたのか。「学校リスク」について研究する名古屋大学大学院の内田良准教授は「自主性という言葉が、歯止めを失わせている。組み体操が巨大化するように、部活動も過熱しすぎている」と指摘する――。 高さ7m、負荷200kgに達した巨大組み体操 部活動が過熱する仕組みは、この十数年の間に進んだ組み体操の巨大化と重なるところがある。 組み体操とは、複数の子どもたちが身体を組み合わせてさまざまなかたちを表現する運動をいう。厳密には、「2人以上で互いの力を
イスラエル・ハマス戦闘 パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスが2023年10月7日、イスラエルへの戦闘を開始しました。
当時、日本を代表する百貨店であった「白木屋」に大火災が発生し、14人もの人々が死亡し、500人以上が重軽傷を負った。死亡者14人のうち、1人は焼死、他の13人は転落死だった。この火災の後、転落した女性たちには、ある共通の理由があったことが報道され、それは後に都市伝説めいた話として現代まで語り継がれることとなった。 ▼白木屋の歴史 白木屋とは、かつて東京市の日本橋(現・東京都千代田区)に存在していた百貨店である。 その歴史は古く、寛文2年(1662年)に小間物店(こまものみせ = 小刀や化粧品などのこまごました物を売る店)として創業を開始したのが始まりである。 創業して間もなく、呉服の部門へと進出を始め、3年後には、越後屋(現・三越)、大丸屋(現・大丸)と並び、江戸の三大呉服店と称されるほどに成長した。創業からわずか数年で、白木屋は大名や大奥までもがお客として訪れるような高級店へと変貌(へん
気象衛星ひまわり9号が捉えた地球(2017年1月24日撮影)。(c)AFP/JAPAN METEOROLOGICAL AGENCY 【8月1日 AFP】地球は、生命の基本要素である液体の水を保持できるという点で異色の存在だとする研究結果が7月31日、発表された。地球外生命体の探査に大きな打撃を与える結果だ。 太陽に似た恒星を周回している太陽系外の惑星は、進化の過程で水が豊富に存在する段階を経る可能性が高いとする説がある。 初期の地球のように氷に覆われ、生命のいない惑星が「ゴルディロックス・ゾーン(Goldilocks Zone)」と呼ばれるちょうど適切な距離にある軌道を周回している場合には、若くて暗い主星の温度が上昇し始め、太陽に似た状態になると、表面の氷が溶けて、水が豊富な段階に入ると考えられる。 木星の衛星エウロパ(Europa)や土星の衛星エンケラドス(Enceladus)などの太陽
【8月1日 CNS】中国・杭州市(Hangzhou)特産の緑茶、龍井茶(Longjing Tea)の樹々の間に、変色した葉が大量に落ちている。 杭州市では、猛暑が続いた影響で、「西湖龍井茶(Xihu Longjing)」一級保護区内のいくつかの特定品種と、樹齢がまだ短く、根が浅い茶樹などに、程度が異なる葉焼けの被害が見つかった。(c)CNS/JCM/AFPBB News
インド・西ベンガル州ブルドワーン地区の村で住民を襲う野生のゾウ(2016年3月20日撮影)。(c)AFP 【8月1日 AFP】インドで、ゾウやトラに襲われて1日に約1人が死亡していることがわかった。同国政府が新たな統計を発表した。インドのゾウやトラは人間に生息地を狭められ、絶滅の危機にひんしている。一方、ヒョウは1日に約1頭が人間に殺されており、人間と野生動物との土地をめぐるあつれきが高まっている。 インドではこの数十年で都市化によって広大な規模の森林が失われ、野生動物が人間の生活圏に進出せざるを得ない状況を生んでいる。 インド環境省によれば、2014年4月から今年5月までの1143日間で、国内でゾウとトラに襲われて死亡した人は合計1144人(ゾウに襲われた人が1052人、トラは92人)に上り、この数字が減少する兆しはない。 一方で同省によれば、同時期にトラ345頭とゾウ84頭が主に密猟者
月には、これまで考えられていたよりも大量の水が存在するかもしれない。はるか昔の火山噴火によって作られたガラス粒子の分析から、新たな事実が判明した。 自然の力によって生まれたこれらのガラス粒子は、1970年代、火山活動域の近くに着陸したアポロ15号、17号のミッションのなかで採集されたものだ。マグマが地表に噴出する際、内部に水を閉じ込める形で結晶化することによって形成された。 しかしながら、これらのサンプルがたまたま発見された珍しい事例なのか、それとも他の火山から流出したマグマにも、同様に水を閉じ込めたガラスが含まれているのかについては、これまではっきりしたことはわかっていなかった。(参考記事:「アポロの月の岩から水を検出」) 今回、米ブラウン大学のラルフ・ミリケン氏とハワイ大学のシュアイ・リ氏は、アポロのサンプルを改めて精査し、また最新の衛星データを使って水を含む粒子の形跡が他の場所でも見
キタゾウアザラシの恋愛はたいてい荒っぽい。 体重が1800キロを超えるオスは、群れでいちばんのオスになるために血みどろの戦いを繰り広げる。勝者はメスへ近づく権利を獲得し、時に複雑な鳴き声を使って敗者を追い払う。(参考記事:「動物大図鑑 ゾウアザラシ」) 「オスが互いに声を張り上げているのを見て、体の大きさや戦闘力について情報交換をしているのだろうと考えました」と、フランス、リヨン大学で動物音響学を研究しているニコラ・マテボン氏はいう。 米カリフォルニア州北部のアニョ・ヌエボ州立公園でゾウアザラシを観察していたマテボン氏の研究チームは、格下のオスが格上のオスの「声」を認識し、それを聞くと逃げ出すことに気づいた。 だが、アザラシは鳴き声のどの部分を聞き分けているのだろうか。 7月20日付の科学誌「Current Biology」に発表された研究によると、野生のキタゾウアザラシ(Mirounga
米国大西洋沿岸の富栄養化により2015年8月に発生した藻類ブルーム。(PHOTOGRAPH BY JOSHUA STEVENS, NASA EARTH OBSERVATORY) 気候変動によって降水量が増加すると、川や海に過剰な窒素が流入し、水質が大幅に低下するとする研究論文が、このほど科学誌『サイエンス』に掲載された。水循環サイクルの強度が増すことによって、窒素の流入量が2100年までに20%近く増加すると予想している。 人間は、農業や化石燃料の使用を通して窒素やリンを排出している。雨が降ると、こうした人間活動による窒素やリンが川や海に流入し、富栄養化が起こる。(参考記事:「有毒な藻の大繁殖、各地で増加のおそれ」) 富栄養化は、有害な藻類が大発生する「藻類ブルーム」を引き起こしたり、「デッドゾーン(死の海域)」と呼ばれる貧酸素水塊の原因となることで、川や海の生態系はもちろん、人間の健康や
NASAの探査機カッシーニが、土星とその環の手前を通過するタイタンをとらえたカラー写真。(PHOTOGRAPH BY NASA) 土星の衛星タイタンの極地では、冬になると有毒の分子が激しい雨となって降り注ぐ。そして条件が整えば、この分子が集まって、地球上の生命が持つ細胞膜のような、膜状の構造を形成する可能性がある。 この有毒分子はシアン化ビニル(アクリロニトリル)と呼ばれるもので、タイタンの大気圏上部で形成される。7月28日付で学術誌『Science Advances』に発表された論文によると、タイタンのオレンジ色をしたもやの中には、このシアン化ビニルが大量に存在し、氷のように冷たい星の表面に降り注いでいると考えられるという。 タイタンの北極で2番目に大きな湖であるリゲイア海の中には、100億トンを超えるシアン化ビニルが含まれていると推測される。(参考記事:「土星衛星タイタンの湖、モザイク
注目したきっかけは、「外資の森林買収」だった。 2008年夏、北海道を中心に外国資本が日本の森林を買い占めているという関係者からの問題提起があり、実態調査のための研究プロジェクトが始まった。そこから見えてきたのは、そもそも土地の所有・利用を行政が正確に把握しきれていない日本の土地制度そのものの問題だった。 外資による森林買収の9割が集中する北海道は、2012年3月、水源地域の土地売買の事前届け出を義務づける条例を全国に先駆けて創設。周知するため、まず不動産登記簿上の土地所有者4166人に通知を発送した。 ところが、そのうち45%に当たる1881人分が「宛先不明」で道庁に返送されてくる。道は市町村に協力を要請し、固定資産課税台帳、住民基本台帳などを手掛かりに所有者の転居先や相続人の調査をしたが、判明したのは返送分のうちわずか27人だった。 土地とは、個人の財産であると同時に、人々の暮らしの土
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広い野原に誰かが置いていった小さなボートがポツンとある。主人公のムギちゃんはここに来ると、気分がよくなって歌いたくなる。ここへ来る前にママからしかられて、いろいろな怖~い顔のママを想像しながら歌い出す。 「ママの怒った顔はーシーサーに似ているー♪」「ママの怒った顔はージャミラの時もあるー♪」「モアイの時もあるー♪」 「やさしい麦茶」CM、ママあるあるに共感殺到 ムギちゃんの歌う姿がとにかくかわいいと評判なのが、サントリー食品インターナショナルの「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」のCMだ。実感を伴ったリアルな「ママあるある」にも多くの共感と注目が寄せられて、6月度調査で作品別CM好感度の1位となった。 CM好感度調査のモニターの感想を見ると、世代を問わずに好感を持たれていることがわかる。子どもたちからは「歌がおもしろい」「うちのお母さんもそうだな」や「たしかに」「学校でも人気があ
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有給休暇に最も希望することは「買い取り」が45.3%と最も高く、「取得率100%」(33.9%)や、政府が「働き方改革」の一環で検討している「日数増加」(20.8%)を上回った。「現実的に仕事を休めない状況に対し、せめて余ってしまった休暇を買い取って欲しいという願望がうかがえる」(BIGLOBE) 有給休暇を取れない理由は では、なぜ有給休暇が取れないのか。取得しづらい理由は「職場に休める空気がないから」(33.6%)が世代を問わずトップ。ただ、2位以下は若手世代、ベテラン世代で異なった。
家庭用のかつお節商品の出荷価格が値上げされる。南太平洋での漁獲規制や新興国でのツナ缶需要の高まりで、かつお節の原料となる冷凍カツオの価格が上がっているためだ。 業界最大手のヤマキ(愛媛県伊予市)は、1日に家庭用のかつお節商品を7~15%値上げした。同2位のマルトモ(同)は9月1日に約40商品を7~11%、にんべん(東京都中央区)は58商品を10月2日に10~25%それぞれ値上げ。はごろもフーズ(静岡市清水区)は9月1日にツナ缶の一部を6~7%、かつお節商品を5~25%値上げする。 ただ、値上げは問屋などに出荷する際の価格で、実際に消費者が買う価格を上げるかどうかはスーパーなど各小売企業の判断だ。消費者の節約志向は続いており、ライバル店の状況を見て値上げを決めるとみられる。「店頭価格はすぐには上がらず、今年後半ごろに消費者が値上げを実感するのではないか」(関係者)との見方がある。 マルトモに
By Rodion Kutsaev 「クリックストリーム」から得た情報を用い、ドイツの企業は300万人以上のドイツ市民のインターネット上での習慣を調査しマーケティングに活用しています。「オンライン上で誰がどのような行動を行ったのか?」という情報はドイツの企業だけが活用しているわけではなく、インターネット関連のサービスやHPなどを運営している企業は独自にそういった類いの情報を収集していたりするものです。通常、クリックストリームのようなインターネット上でのユーザー行動を記録したデータは、匿名化されているため「誰が何をしたのか?」まではわからなくなっているのですが、これは分析により簡単に個人と結び付けることが可能であると研究者が指摘しています。 It is easy to expose users' secret web habits, say researchers - BBC News ht
by Mark Harrington 「バースデーケーキにささったろうそくの火を吹き消す」という行為について、「つばがケーキに降りかかって細菌がまき散らされるのでは?」と心配する人もいるはず。そんな日常の疑問を科学者が実験を行って調査しところ、「ろうそくの火を吹き消す」という行為で細菌の数は1400%、つまり14倍にまでなることが判明しました。 Bacterial Transfer Associated with Blowing Out Candles on a Birthday Cake | Dawson | Journal of Food Research http://www.ccsenet.org/journal/index.php/jfr/article/view/67217 Blowing Out Birthday Candles Increases Cake Bacteria
by Karen 食器を洗う台所のスポンジは細菌が増殖しやすいため、電子レンジやお湯で熱して除菌するという方法がしばしばとられます。しかし、最新の研究では、加熱して除菌したスポンジも、そうでないスポンジも、菌の繁殖具合にほとんど違いがないどころか、除菌したスポンジは病気と関連性のある細菌の割合が多い傾向があると発表されました。 Microbiome analysis and confocal microscopy of used kitchen sponges reveal massive colonization by Acinetobacter , Moraxella and Chryseobacterium species | Scientific Reports https://www.nature.com/articles/s41598-017-06055-9#MOESM2 Ki
科学誌に掲載されているあらゆる論文をインターネット上で無料で閲覧可能にする海賊版サイト「Sci-Hub」は、どんどんその勢力を拡大しており、「もはや手に入れられない論文はない」と呼べるところまで到達していることが明らかになりました。 Sci-Hub provides access to nearly all scholarly literature [PeerJ Preprints] https://peerj.com/preprints/3100/ Sci-Hub’s cache of pirated papers is so big, subscription journals are doomed, data analyst suggests | Science | AAAS http://www.sciencemag.org/news/2017/07/sci-hub-s-cache
「リアカー無きK村・・・」の語呂合わせでよく知られた炎色反応ですが、意外といい写真がないので、数日かけて撮影してみました。 あとでまた、ゆっくりとタイミングによって足します。 1族(アルカリ金属) リチウム(水酸化リチウム)。紅蓮の真紅ですね。 ナトリウム(塩化ナトリウム)。おなじみのオレンジ黄色。 カリウム(塩化カリウム)、紫 セシウム(炭酸セシウム) 2族(アルカリ土類金属) カルシウム(塩化カルシウム)。赤橙色です。 バリウム(塩化バリウム)。大変出しづらい色で、高温でないと出ません。 遷移金属 銅(臭化第二銅)。緑の炎色反応の代表選手 インジウム(硫酸インジウム)。青なんですが、スパッと消えます。そして出しづらい色です。 タリウム(硫酸タリウム)。この緑はタリウムの命名の由来にもなってます。 毒性があるのでやりたがる人はあまりいません。 ヒ素(単体)
先月、北海道で埼玉県の電機メーカーが製造した足裏用のマッサージ器を首に当てて使っていた女性が、衣服を巻き込まれて窒息死する事故があり、このメーカーでは類似の製品でも過去に同様の死亡事故が5件起きていることから、厚生労働省はこのマッサージ器を使わないよう呼びかけています。 厚生労働省によりますと、先月26日、北海道の70代の女性がこのマッサージ器のローラーを覆うカバーを外して首に当てて使っていたところ、衣服が巻き込まれて窒息死したということです。 このメーカーが製造した別の足裏用のマッサージ器、「アルビシェイプアップローラー」でも、平成26年までの15年間に同様の死亡事故が5件起きていて、メーカーではこれまで2種類のマッサージ器について足裏を含めて一切の使用の中止を呼びかけるとともに、安全装置がついた製品と有償での交換を進めていました。 メーカーによりますと、事故が起きた2種類のマッサージ器
国内初の民間単独による宇宙空間到達を目指そうと7月30日北海道のベンチャー企業が全長10メートルの宇宙ロケットの打ち上げに挑みました。この会社の社員は14人。民間企業が単独で宇宙ロケットを打ち上げること自体、国内で初めての試みでした。満を持して行われた打ち上げですが、ロケットは、打ち上げ後、1分余りで位置や姿勢を示すデータが得られなくなり、エンジンを緊急停止。宇宙空間到達という目標には届きませんでした。しかし、今回の打ち上げは、これまで国が主導して行ってきた宇宙開発の流れに一石を投じ、日本の宇宙開発が転換期を迎える可能性があることを示すものになりました。科学文化部の鈴木有記者が解説します。 今回ロケットを打ち上げたのは、北海道大樹町に本社があるベンチャー企業、「インターステラテクノロジズ」です。 2013年に設立されたこの会社の社員は20代から50代の技術者ら14人。大学で航空宇宙工学な
エクアドル首都キト郊外のサンラファエルにある両生類の保護施設で飼育されるカエル(2017年7月4日撮影)。(c)AFP/RODRIGO BUENDIA 【8月1日 AFP】エクアドルの密猟者たちは昔から、同国の希少なカエルが高額で売れることを知っていた。しかし今日、環境保護に関心を持つ企業までもが、カエルをブラックマーケットや絶滅の危機から守るために、この希少種を売り始めている。 首都キト(Quito)郊外のサンラファエル(San Rafael)にある科学系企業ウィキリ(Wikiri)は12種類のカエルを飼育している。エクアドル原産の種もいれば、他の生息地で絶滅の危機にさらされている種もいる。 何百もの飼育容器で育てられたカエルは、1匹当たり最大600ドル(約6万7000円)でカナダや米国、日本、欧州諸国に輸出される。 ウィキリの社屋の周りには川と大きな庭もあり、敷地面積は5000平方メー
最初の花の3Dモデル。3枚一組の花被片、雄しべ、雌しべで花が構成されているのが分かる。仏パリ第11大学提供(2017年7月31日提供)。(c)AFP/UNIVERSITE PARIS-SUD / HERVE SAUQUET & JURG SCHONENBERGER 【8月2日 AFP】植物の進化の道筋の中で最初に登場した花は、恐竜時代に咲いていた、同心円状に並ぶ花弁に似た器官を持つ両性花だったとの研究結果が発表された。 英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に発表された研究論文によると、この花は中央に雄の生殖器官と雌の生殖器官の両方があり、その周囲に「花被片」と呼ばれる花弁に似た器官が複数の層を成して「輪生」していた。1つの層には花被片が3枚一組でついていたという。 現存する植物792種から集められた史上最大規模の花の形質データベースに基づく
二〇二〇年東京五輪・パラリンピックで県産の農産物を食べてもらおうと、県は独自の品質認証「ちばGAP(農業生産工程管理)」の導入を進めている。農薬や肥料を適切に使うなどして、食品の安全確保に努めている農家にお墨付きを与える制度で、将来的には輸出拡大も視野に入れる。 (村上豊) いすみ市の水田で七月十九日、ちばGAPの導入に向けた模擬審査が行われた。認証の審査や品質改善の指導を担う人材を育てるのが目的で、JAや県の職員約二十人が、審査員養成機関の担当者を講師にチェック方法を学んだ。 審査されたのは農事組合法人「みねやの里」。集落の二十一戸でコメ十四ヘクタールを有機栽培や減農薬などで栽培し、ちばGAPの取得を目指している。代表理事の矢沢喜久雄さんは「これからの農業では生産工程を書類で示す必要がある。昔のように大ざっぱではだめ」と話す。 模擬審査では講師から、「ほ場の管理帳簿は」「販売先からのクレ
コンニャクの連作障害を農薬に頼らずバイオマス技術で抑止する農法を、群馬高専の青井透特命教授(69)が開発した。土壌薫蒸剤を使用する現行方式より収量が減るものの、農家の作業負担や環境負荷の軽減が実証試験で確認された。青井特命教授は「来年から広く県内で使ってもらえれば。他の作物にも応用できるので群馬発の技術として発信したい」と話している。 ◎群馬高専の青井特命教授がバイオマス技術駆使 コンニャクの連作障害の主な原因は、土中のネコブ線虫のイモへの寄生。強力な土壌薫蒸剤、クロルピクリンなどを周辺に拡散しないようマルチで囲った上で散布してネコブ線虫を駆除するのが一般的という。 新しい方法は、スギ樹皮を主な原料とする土壌改良資材に、ネコブ線虫を捕食するが作物には無害な別の種類の線虫を繁殖させて畑の土に混ぜる。資材中に生息するバチルス菌が作物にカビが発生するのを抑える効果もある。 2015年から渋
執筆者 白井 洋一 1955年生まれ。信州大学農学部修士課程修了後、害虫防除や遺伝子組換え作物の環境影響評価に従事。2011年退職し現在フリー 農と食の周辺情報 白井 洋一 2017年7月26日 水曜日 キーワード:メディア 2017年7月18日、米国農務省動植物検疫局は、「アラバマ州の11才の雌牛で、BSE(牛海綿状脳症)発生を確認」と発表した。 米国では通算5例目だが、肉骨粉などエサを介して伝達する定型(classical)ではなく、主に高齢牛で自然にごく低頻度で発生する非定型(atypical)のL型であり、異常行動を見つけ食肉ルートに入る前に処分したので心配ないという内容だ。 ロイター通信(2017年7月18日)でも配信されたが、日本のメディアはほとんど取りあげなかった。 確かに、非定型であり、日本が輸入を認めている米国牛肉は30月齢までなので、食の安全上は問題ないが、過去3回の非
遺伝子組み換え作物(GMO)を栽培しない農地を登録する「GMOフリーゾーン」運動が広がっている。国内では2005年に始まり9万4千ヘクタール(今年2月20日現在)に拡大。兵庫県は前年から1千ヘクタール増の7千ヘクタール(同)となった。背景にはGMO最大生産国の米国での消費者離れや世界各国で地域の種を守る活動が強まっていることがある。 神戸市西区平野町で開かれている「田んぼの楽校」。GMOフリーゾーンの看板がある水田周辺では家族連れら約100人が草取りや生きもの調査に励んだ。 主催するのは、地元農家でつくる上津橋土地改良区や生活協同組合のコープ自然派兵庫(神戸市西区)などによる運営委員会。農業と食、その中心の種子の関わりを学ぶことが目的だ。昨年自家採種した種もみを農薬でなく湯で消毒して育苗し、無農薬で田植えから稲刈りまでを体験する。 同土地改良区の澤田正行さん(63)は「種にこだわるのは生命
干上がった綿畑を歩く農業従事者。インド・テランガナ州で(2016年4月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/Noah SEELAM 【8月1日 AFP】2015年に採択された地球温暖化対策の新たな国際的枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」では、世界の平均気温上昇を2度未満に抑える目標が掲げられたが、これが実現する可能性は5%とする研究論文が7月31日、発表された。 世界196か国が参加する同協定では、上昇幅1.5度の努力目標も掲げられた。しかし英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジ(Nature Climate Change)に掲載された研究は、この実現可能性はわずか1%にすぎないとしている。 今回の研究では、人口増加予測値を用いて、今後の化石燃料の生産量やその燃焼で発生する炭素排出量を推算した。 これらのデータから、「世界の気温上昇の範囲は2~4.9度になると予想され
執筆者 児林 聡美 九州大学で農学修士、東京大学で公衆衛生学修士、保健学博士を取得。現在はヘルスM&S代表として食情報の取扱いアドバイスや栄養疫学研究の支援を行う. 食情報、栄養疫学で読み解く! 児林 聡美 2017年8月1日 火曜日 キーワード:栄養 ここ数回にわたりテーマにしてきた「食事をはかる」から少し離れ、今回は私たち東京大学大学院医学研究科の社会予防疫学分野の研究チームが新しく発表した、たんぱく質に加えて、野菜、果物、緑茶、コーヒーなどの抗酸化作用の高い食品を合わせて食べている人たちで、フレイルティの人の割合がさらに少ない、という研究結果(文献1)をご紹介したいと思います。 ●3世代研究データから得られた食事とフレイルティに関する新たな知見 使用したデータは、このコラムで紹介した3世代研究という疫学調査(連載第3回~第8回で紹介)のデータです。 この調査は2011年と2012年の
神奈川県横須賀市にある防衛大学校の学生寮に住んでいた10代の学生が先月、髄膜炎菌による感染症で死亡していたことがわかりました。接触していた学生など10人から同じ種類の菌が検出されましたが、新たに発症した人はいないということです。 病院からの届けを受けて市が調べたところ、男子学生は「侵襲性髄膜炎菌感染症」で死亡したことがわかりました。 この病気は髄膜炎菌に感染したことにより、頭痛や発熱の症状が出てショック状態などを引き起こすということです。 さらに市がこの学生と接触した防衛大学校の学生など76人を調べたところ、10人から髄膜炎菌が検出されましたが、これまでのところ新たに発症した人はいないということです。 横須賀市によりますと、国内ではほかにも学生寮での発症例が報告されているということで、横須賀市では共同生活の際には手洗いやうがいで感染を予防し、十分な栄養や睡眠をとるよう呼びかけています。
シカの食害から守るために白い不織布に覆われたニセアカシアの苗木が並ぶ釧路湿原。異様な光景に驚く観光客も多い 【鶴居】釧路管内鶴居村が、釧路湿原国立公園内の村有地に国の「生態系被害防止外来種」に選定されているニセアカシア600本を植樹していたことが分かった。植樹場所は湿原中心部で、環境省は「生態系を侵す恐れがある」として村に原状回復を要請した。村は「認識が甘かった」として原状回復に向けた検討を始めた。 ニセアカシアは北米原産のマメ科の落葉樹。繁殖力が強く、草地で増えやすい。ミツバチが蜂蜜をつくるために蜜を集める「蜜源植物」として知られる。 村は6月11日、森林整備の一環として、ヨシ原が広がる湿原の天然記念物指定地域から300メートルほど離れた丘陵地に樹齢2~3年のニセアカシアを植樹。その上でシカの食害から守るために白い不織布(ふしょくふ)で覆った。植樹費用は95万円。村によると、潮風が当たる
「水爆実験と同じ健康被害が福島県でも…」の批判寄せられ テレビ朝日系列が6日放送する特別番組「ビキニ事件63年目の真実~フクシマの未来予想図」について「あたかも水爆実験と同じ健康被害が福島県でも起こるかのような表現だ」などの批判が寄せられ、テレビ朝日が1日夜、サブタイトルの「フクシマの未来予想図」を削除したことが分かった。ネット上でも批判が相次いでおり、同社広報部は「視聴者などから意見をいただく中、誤解が生じかねないと考え削除することにした」と釈明した。 番組は報道ドキュメンタリー「ザ・スクープ」シリーズ。番組ホームページや取材を担当したキャスターの公式ブログによると、ビキニ環礁水爆実験(1954年)の影響で強制移住させられたマーシャル諸島の住民を取材。ブログでは「甲状腺がんや乳がんなど深刻な病気を患う島民が相次ぎ、女性は流産や死産が続いた」と健康被害も紹介している。
待たされた調査結果公表 もう一年近くになる。 東京大学の研究者たちの論文に問題があると、匿名の告発があったのは昨年の8月だった。 東大医学部の研究不正の告発論文不正の告発を受けた東京大学(1) どこまで調査をするのか?論文不正の告発を受けた東京大学(2) その解析方法の衝撃東大教授6人が論文捏造!? 日本医学界の「最高峰」で起きていること「もはや看過すべきではない」東大医学系4教授(4研究室)の基礎医学系論文における研究不正疑義の告発を受けて東大が予備調査を開始 アディポネクチン受容体NATURE論文など11報が対象匿名の告発を受けた医学部教授ら6人の不正疑惑論文22報に関して東京大学が本調査を実施へ不正疑惑渦中の東大医学部論文および東大分生研論文の告発内容を画像編集フリーソフトで確認する方法 DIY: Exposing hidden error bars in Nature papers
「農薬は危ないからオーガニック食品が安心」「『トクホ(特定保健用食品)』のコーラの方が体に良さそうだ」。特段、食に気をつかっていなくても、こんなことを思いながら買い物をしたことがある人は多いはずだ。 だが実は、こうした食の健康情報は科学的根拠が薄い。それどころか、健康効果をうたう食品や食事療法の中にはかえって有害なものさえある。 なぜ食の世界にはニセの健康情報があふれているのか。『効かない健康食品 危ない自然・天然』(光文社新書)で健康食品や自然・天然食品にまつわる情報を一つ一つ検証した科学ジャーナリスト、松永和紀さんに話を聞いた。 「自然は体にいい」という思い込みあれに効く、これは悪いなど、食と健康を結びつける情報はテレビや雑誌、インターネットなどで常に発信され、拡散されている。その中でも幅広く浸透しているのは、「自然や天然のものは体に良い」という考え方だ。 「白砂糖は体に悪い」と蜂蜜や
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