新井は「映画を応援したいと思ってやってきた。これは傑作です」と切り出し、「自分が描いた中で一番下品でゲスなマンガが、最初に映画化されるとは思っていなかった」と率直な感想を述べる。そして「すでに5、6回くらい観てるけど、毎回ボロ泣き。かなりロマンチックなシーンがあるんで、安田さんファンは期待していいと思います」と映画をアピールした。 吉田監督は「さわやかな恋愛映画を期待してたらごめんなさい! 全然そういう映画じゃないので、観終わったときの皆さんの表情が不安です」と冗談めかして観客を牽制。また「10年くらい前にデビューしたときから、ずっと『やりたい』といろんなプロデューサーに打診していたんですが、難しいと言われ続けて……。やっと、作ることができました」と思いの丈を述べ、「なぜできなかったかは、映画を観ればすぐわかると思います。結構飛んでます。できあがりに関しては自画自賛です」と自信を覗かせる。