75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度の保険料について、厚生労働省は、2024年4月に上限額を年間66万円から80万円に引き上げる方針を示していましたが、与党から「急激に負担が増えすぎる」と批判が出たことを受けて、2025年度までかけて段階的に引き上げる方向で調整に入りました。 後期高齢者医療制度をめぐって、厚生労働省は、現役世代の負担を抑えるとともに、出産育児一時金を増額する財源に充てるため、75歳以上の人が所得などに応じて支払う保険料の上限額を、現在の年間66万円から、再来年・2024年4月に80万円に引き上げる方針を示していました。 これに対し与党から「急激に負担が増えすぎる」などと批判が出たことを受けて、厚生労働省は、保険料の上限額を2024年度に73万円、2025年度に80万円と段階的に引き上げる方向で調整に入りました。 厚生労働省は、社会保障審議会で詳しい制度設計の検討を進
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