密約調査、新政権に協力=外務省首脳が表明 密約調査、新政権に協力=外務省首脳が表明 外務省首脳は28日、米国による核兵器持ち込みをめぐる密約問題について「新政権から指示が出された段階で対応したい」と述べ、調査を表明している民主党が政権を獲得した場合は、新政権の方針に協力する意向を事実上明らかにした。衆院選後の政権交代が濃厚となりつつある情勢を受け、「密約は存在しない」との立場から調査実施を否定してきた従来の姿勢を修正したものだ。 政府はこれまで、密約の存在を一貫して否定。藪中三十二外務事務次官は24日の記者会見で、事前協議の対象となる核の持ち込みに艦船などの「立ち寄り」が含まれるかどうかに関し、日米間で解釈の相違があった可能性に言及する一方、調査については「今の時点で具体的に何か考えているわけではない」と述べるにとどまっていた。 しかし、民主党側は密約があった可能性が高いと見て、「徹