メディア関係者を含め多くの東京都民(国民)が期待した「波乱」は起こらなかった。 2月9日投開票の東京都知事選挙は、自民、公明両党都連が推薦する舛添要一候補(元厚生労働相)の圧勝に終わるはずだ。 各社中盤情勢はダブルスコアで「舛添圧勝」 都知事選中盤までに実施されたマスコミ各社の情勢調査(非公表)の結果は、次の通りである(候補者名は敬称略)。 【東京新聞】(1月23~24日実施)舛添要一25.8%、細川護煕13.3%、宇都宮健児6.9% 【産経新聞】(同)舛添36.7%、細川16.3%、宇都宮13.8% 【日本経済新聞】(同)舛添39%、細川17%、宇都宮10% 【読売新聞】(25~26日実施)舛添45%、細川17%、宇都宮18% 実は、読売新聞以外に、NHKと共同通信社調査でも細川候補は宇都宮候補に逆転を許している。各社とも舛添候補がダブルスコア以上の大差がついている。 これが意味するとこ
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