『三国志演義』(さんごくしえんぎ、簡体字中国語: 三国演义)は、羅貫中作の通俗歴史小説『三国志演義』を題材とした中国中央電視台(CCTV)製作のテレビドラマである。 日本でテレビ放送やソフト化された際の邦題は『三国志』、『三国志演義』、『三国演義』、『眞説・三国志』など複数ある。 『三国志演義』を題材とした作品はそれまで数多存在していたが、その規模の大きさから全編の完全映像化は不可能とされてきた。しかし、1991年7月に国家的事業として製作を開始した。製作費は当時の日本円でおおよそ100億円超、動員された中国人民解放軍のエキストラは延べ10万人以上と、中国映像史上空前の規模で行われた。 現実感と迫力の追求のため、CGやミニチュアは用いられず、曹操が建築した銅雀台や赤壁の戦いの陣営のセットは原寸大で再現、赤壁の戦いの撮影はそのセットや船舶を実際に燃やして行われた。武将の一騎討ちの場面も、武将