「白杖のSOS」普及を 頭上に上げたら「助けて」 2012年9月24日 00:05 カテゴリー:社会 九州 > 福岡 白杖を頭の上に上げる視覚障害者。この動作を「白杖シグナル運動」として全国に広めることになった(1979年、九州盲人福祉大会の冊子から) 福岡県盲人協会(小西恭博会長、約千人)の福祉大会が23日、同県太宰府市で開かれ、目の不自由な人が外出時に道に迷うなど困った状況になった際、周囲の人に助けを求めるために白杖(はくじょう)を頭上に上げる動作を「白杖シグナル運動」として、全国に広める取り組みを進めることを決議した。 シグナルは、視覚障害者が周囲のサポートを必要と感じたとき、手にした白杖を垂直に頭上約50センチ上げる。1970年代に同協会が提唱したが全国には普及しなかった。昨年の東日本大震災や7月の九州北部豪雨などで視覚障害者が孤立する状況が発生したことなどを踏まえ、緊急時に独