エクセディは2017年1月、社内のさまざまな部署が持つ技術文書データを一元的に検索・参照可能なシステム「EXPRESS(技術情報)」を稼働させた。マニュアル変速機用クラッチや自動変速機用トルクコンバータ、建設・産業機械用変速機と関連製品、2輪車用クラッチの事業部門にまたがって、開発部門、生産技術部門、品質保証部門のデータを一括して検索、参照できる(図1、2)。ほぼ全ての部門が関わる大規模なシステムでありながら、瞬時に文書を検索できる応答性の良さを確保し、さらに9カ月あまりという短期間でシステムを立ち上げた。