米アスカが公開した空飛ぶクルマ「A5」の実機(6日、米ラスベガスで)=中村徹也撮影 【ラスベガス(米ネバダ州)=中村徹也】次世代の移動手段として注目される「空飛ぶクルマ」が、米ラスベガスで開催中の世界最大級の家電・ITの展示会「CES」で、注目を集めている。米国の新興企業は実機を展示した。日本の新興企業も参加し、アピール競争となっている。 日本勢は模型のみ CESの会場で6日(日本時間7日)、米新興企業「ASKA(アスカ)」のブースに人だかりができた。目当ては、会場屋外に展示された2026年発売予定の機体「A5」だ。小型機を思わせる機体に大きなプロペラを六つ搭載する。折りたたむと中型車ほどの四輪車に変形する。 動力源はモーターとエンジンで、一度に飛行できる距離は東京―大阪間に匹敵する400キロ・メートル。すでに事前予約を始め、発売も視野に入る。マキ・カプリンスキー会長は「空飛ぶクルマの展示
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