電子補正システムを搭載した照準用カメラによってトリガータイミングもコントロール、小さな女の子でも数百メートル先のターゲットを撃ち抜けるという次世代の狙撃ライフル「Trackingpoint」。このOSにWi-Fi経由でアクセス、脆弱性を突いてパラメーターを操作し、隣の的に弾を飛ばさせることに成功したというニュースが報じられました。 この方法を発見したのは、セキュリティ研究者のルナ・サンドヴィクとマイケル・アウガー氏。セキュリティに関することならホテルの鍵からWebサーバーまでありとあらゆるトピックを扱うカンファレンス「Black Hat」で発表されます。 こちらが「Trackingpoint」。内部のソフトウェアを解析するため、ファームウェアを吸い出す基板が外側に見えています。 「Trackingpoint」はまず、撃ちたいターゲットに「タグ」と呼ばれるマーカーをふるところから始まります。