CO₂排出量の削減と並んで、交通事故死者数ゼロは社会の悲願である。その実現手段として、ADAS(高度先進運転支援システム)のさらなる普及と高度化に期待が集まる。AGCは、FIR(遠赤外線)カメラの物体認識機能を最大限に発揮するフロントガラス「FIR-windshield」を開発した(世界初*1)。ADASのメインセンサーとして使われる可視カメラの弱点を補完するだけでなく、センサーフュージョンにより安全性能をさらに高めることが可能となる。時代の要請に応える自動車用部材の供給を通じて、交通事故の低減に貢献する。 *1 AGC調べ 自動車部材に新たな機能 歩行者・自転車の交通事故低減に寄与 交通事故ゼロに向け、近年ではAI(人工知能)などを活用して人為的ミスをカバーするADAS(高度先進運転支援システム)の普及に大きな期待が寄せられている。 一方、暗闇を走行する際の認識精度など、ADASにはいま
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