ポーランドの広告市場は、イギリス、ドイツ、フランスといった大きな市場の陰に隠れている感がありますが、しかし広告業界の気風は実に先進的なものがあります。もともとポーランド人はイノベーションを積極的に受け入れ、日常生活にどんどん取り入れる。そんな気質が、広告業界の風土にも影響を与えているのかもしれません。 例えば、スマートフォンなどによる非接触型決済の普及で東ヨーロッパをリードするポーランドでは、近距離無線通信やIoTの開発集積地「ビーコン・バレー」が発展しています。それは、ポーランドが、電通イージスネットワーク(DAN)のこの地域におけるテクノロジーのハブに選ばれた大きな理由になっています。 脳波を利用する画期的なデバイスとして電通の開発チームが研究・商品化してきた「neurowear(ニューロウェア)」がポーランドで注目されるようになったのも、我々の努力があったからこそと自負しています。我