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ブックマーク / politas.jp (13)

  • 絶望してるけど投票には行く(能町みね子)|ポリタス 参院選2019――私たちの理由

    おそらくバブル体験組のあたりから、今の20代くらいの年代まで、世代内で政治に興味がある人が多数派だったことはないのではないかと思う。社会に対する怒りやら使命感のようなものを内に秘めつつも、周囲の目を気にしたり、あるいは環境が整っていなかったり、自分の生活で手いっぱいだったり、自分の考えに絶対の自信が持てなかったりして、思いをあらわにすることができない人はたくさんいるだろう。私も、社会や政治に全く関心がないというわけではなかったし、時に不条理なニュースを見て義憤のようなものに駆られることはあったけれど、積極的に現場に関わっていこうと思ったことは一度もなかった。20代の前半は投票にすら行っていない。 怒りだとか、使命感だとか、そういったものの発露を冷笑する空気が世間にはずっと流れている 怒りだとか、使命感だとか、そういったものの発露を冷笑する空気が世間にはずっと流れている。私自身もそれにどっぷ

    絶望してるけど投票には行く(能町みね子)|ポリタス 参院選2019――私たちの理由
    atashi9
    atashi9 2019/07/21
    参院選
  • デニーさんが沖縄県知事になると(finalvent)|ポリタス 『沖縄県知事選2018』から考える

    デニーさんという人は信頼できる 私が今も沖縄県民だったら、今回の沖縄県知事選挙ではためらうことなく、玉城デニー候補(58)に投票するだろう。理由はとても単純である。私は彼、「デニーさん」と直接話したことがある。彼の、笑みを絶やさぬ穏やかで優しい語り方から、その人柄に感銘したからである。この人は信頼できると思った。そして、米兵を父に持ち、コザ暴動の時代も体感しただろうこの人は、沖縄というものを知っていると確信した。 米兵を父に持ち、コザ暴動の時代も体感しただろうこの人は、沖縄というものを知っている それは1996年、地位協定と米軍基地縮小をめぐる県民投票が迫るころ。私も沖縄県民だった。沖縄島中部のコザに拠点を置くコミュニケーションFMラジオ局、FMチャンプラの夜の生特番に、ちょうどその年に大阪から沖縄に移住してきた沖縄人二世の仲村清司さんと一緒に呼ばれた。2年ほど前に「ウチナー婿(沖縄県民

    デニーさんが沖縄県知事になると(finalvent)|ポリタス 『沖縄県知事選2018』から考える
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    atashi9 2018/10/01
  • 「感情支配社会」に巻き込まれない投票方法(和田秀樹)|ポリタス 衆院選2017――それでも選ぶとしたら

    7月の末に『この国の息苦しさの正体 感情支配社会を生き抜く』というを出した。それなりの自信作だったが、期待したほど売れなかった。ところが捨てる神あれば拾う神ありで、私が注目している(残念ながら面識はない)ジャーナリストの津田大介さんが読んでくださって、このコラムの招待を受けた。素直に嬉しい。 さて、感情支配社会ということだが、日人は怒りの感情を表に出すことが欧米(あるいは韓国やフィリピンのような表現力豊かなアジア)人と比べて少なく、感情支配社会といわれてもピンとこないかもしれない。 私も『感情的にならない』というのがベストセラーになったために誤解されることが多いのだが、日人は感情的な人というと、すぐに怒る人とか、暴走老人や暴言議員のように「怒り」のコントロールができない人のことをイメージするようだ。 Photo by Blondinrikard Fröberg (CC BY 2.0

    「感情支配社会」に巻き込まれない投票方法(和田秀樹)|ポリタス 衆院選2017――それでも選ぶとしたら
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    atashi9 2017/10/18
  • 今こそ厳選・防災グッズの新スタンダード(ポリタス編集部)|ポリタス 3.11から未来へーー困難と希望

    防災グッズと聞いて、読者の方々は何を思い浮かべるだろうか。 災害大国と呼ばれる日では、毎年のようにどこかで災害が発生している。4年前の2011年3月11日に発生した東日大震災をきっかけに、災害に対する備えを強く意識するようになった人も多いはずだ。 震災をきっかけに、防災グッズを準備しておくことの必要性は広く一般に認識されるようになった。しかし、実際のところどのような状況を想定して、何をどれだけそろえればいいかわからず防災グッズをそろえるのに二の足を踏んでいる人もいるのではないだろうか。 これまでの避難の常識が通用しない? 以前より防災グッズの"常識"として言われていたのが「2~3日分の備えをした非常用持ち出し袋を準備しましょう」というものだ。しかし、国の中央防災会議が2013年5月に発表した南海トラフ巨大地震対策に関する最終報告書では、地震などによる被害が超広域にわたるとしたうえで、

    今こそ厳選・防災グッズの新スタンダード(ポリタス編集部)|ポリタス 3.11から未来へーー困難と希望
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    atashi9 2016/09/01
  • 政治をめぐる「暴力」と「希望」の話(三浦瑠麗)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    今度の参議院選挙は、18歳選挙権が施行される初の国政選挙ということで注目されています。新たに選挙権を得て、政治に参加しようとする18歳の誰かを想定して、何を伝えたいかと問われれば、当たり前すぎるけど、「政治ってとても大事」ということかなと思います。政治を語る言葉は、親切でないことが多いけれど、それが身近であるかどうか、難しいかどうかにかかわらず政治はとてもとても重要なのです、と。ということで、具体的な選挙の論点をちょっと離れて、政治に対する気構えみたいなことを書いてみたいと思います。 政治というのは、とても暴力的な存在であるというところからはじめましょう 政治というのは、とても暴力的な存在であるというところからはじめましょう。戦後の日社会で生きていると、ついついこういうことは忘れがちだけど、そうなのです。国際政治学者として、毎日、間接的ではあるけれど戦争や暴力に触れていると、日という国

    政治をめぐる「暴力」と「希望」の話(三浦瑠麗)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
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    atashi9 2016/07/02
  • 死者と生きる未来(高橋源一郎)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    これから書く文章の中には、読者のみなさんにとって、不愉快に感じられる箇所があるかもしれない。そのことをお許し願いたい。 わたしは大学を卒業していない。入学したが、わけあって大学を離れた。親や友人との交際も絶って、肉体労働をしながら、小さな小さな世界で生きた20代だった。 20代の終わり頃、腰を痛め、肉体労働もできなくなった。子とも別れ、養育費を送る身だったのに、金を稼ぐ術を失った。おまけに、ひどいギャンブル依存症になっていた。つてをたどり、やれる仕事は、他人にはいえないようなものでもやった。その一つが「女衒(ぜげん)」だった。簡単にいうなら、売春の斡旋である。 インターネットなどなかったから、三流夕刊紙に、内容をほのめかした広告を出す。男たちが電話をかけてきて、その男たちに女の子を紹介する。そんな、ヤクザがやっている商売の一番下っぱの仕事をした。わたしは、もっぱら新大久保のラブホテルに女

    死者と生きる未来(高橋源一郎)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
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    atashi9 2016/03/28
    aakoreda
  • 靖国神社をめぐる「意味」の変貌と平和(島田裕巳)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    ここのところ靖国神社のことを調べてきた関係で、幾度となくそこを訪れてきました。 もちろん、8月15日の終戦記念日に訪れたこともありますが、もっとも印象に残ったのが、7月半ばの「みたままつり」のときのことです。境内には、浴衣姿や肌もあらわな若い女性たちが多くつめかけ、それを目当てにした若い男性たちの姿も多く見られました。年配者の姿はなく、家族連れすら珍しい、そんな光景に驚きました。 Photo by midorisyu(CC BY 2.0) 靖国神社と言えば、8月15日の光景ばかりが報道されてきました。騒ぎを引き起こした『靖国 YASUKUNI』というドキュメンタリー映画でもそうでした。 しかし、みたままつりの光景も、靖国神社のもう一つの面を伝えています。一度、このまつりが近づいた時期、中央線の電車のなかで、女子高校生がみたままつりに行くかどうかを話し合っている場面にも遭遇しました。 みたま

    靖国神社をめぐる「意味」の変貌と平和(島田裕巳)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
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    atashi9 2015/08/12
  • 『救出──3.11気仙沼 公民館に取り残された446人』(猪瀬直樹著)第1章全文掲載(猪瀬直樹)|ポリタス 3.11から未来へーー困難と希望

    今回、お話を伺った猪瀬直樹氏の新刊『救出──3.11気仙沼 公民館に取り残された446人』(河出書房新社刊)は、東日大震災発生直後、気仙沼市の中央公民館に取り残された人々が救出されるまでの緊迫と奇跡を描いたノンフィクションだ。書は綿密な取材の元、公民館に取り残された人たちの視点に立って、絶望の淵から全員が救出されるまでの一部始終を描き出している。氏のご厚意により『救出──3.11気仙沼 公民館に取り残された446人』の第1章「上さあがれ!」を転載させていただく。 第一章 「上さあがれ!」 「金曜日だから忙しいぞ。わかっているな、夜遅くなるからね」 鈴木修一は長身で表情もおだやかで、髪にていねいに櫛を入れ、身だしなみもよく、どこから見ても大手企業のエリートサラリーマンという風情である。彼の仕事にとって金曜日から週末は特別の意味がある。 だがいま実際に鈴木が見渡している部屋は東京都中野区の

    『救出──3.11気仙沼 公民館に取り残された446人』(猪瀬直樹著)第1章全文掲載(猪瀬直樹)|ポリタス 3.11から未来へーー困難と希望
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    atashi9 2015/03/13
  • 【総選挙2014】自民党の圧勝でデフレ脱却の兆しが見え始める(finalvent)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    Photo by Joe Jones(CC BY 2.0) 自民党は圧勝する 第47回衆議院議員総選挙は、自民党が圧勝するだろう。 改選前の衆議院は定員480議席。与党は、自民党295議席と公明党31議席を加えて326議席。過半数ラインは241議席。この圧倒的多数は、衆議院の3分の2の320議席も越えていたので、「衆議院の優越」によって思い通りの立法が可能だった。 今回の衆議院選挙では「0増5減」で定員が475議席となり、3分の2は317議席になる。趨勢が前回と大筋で変わらないとすると、2つの攻防がある。 (1)与党が「衆議院の優越」の3分の2である317議席を維持できるか (2)自民党単独でその317議席が獲得できるか 私は、自民党単独で「衆議院の優越」を得るだろうと見ている。そうなると、自民党の歯止めとなっていた公明党の意義も失われる。公明党の「生活必需品には軽減税率を」という主張も自

    【総選挙2014】自民党の圧勝でデフレ脱却の兆しが見え始める(finalvent)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    atashi9 2014/12/15
  • 【総選挙2014】クソ民主主義にバカの一票(しりあがり寿)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    選挙めんどくせー、と思ってるそこのアナタ。ボクも全く同感です! それもねー、しばらく選挙はないかなと思ってたらよりによってこの師走の忙しい時にねー。 だいたい政策で選べとか言われても、専門家でも意見の分かれる景気対策を素人のボクがわかるはずがない。外交だ防衛だって僕らはホントに選ぶのに十分な情報を持ってるだろうか? 「人物で選べ」と言われても候補者なんて誰一人会ったことも話したこともない。誰が信用できるかなんてわかるはずもない。 「選挙は民主主義の基」とか言われても、この国の民主主義ってどうなの? 民主主義って多様な意見を多様な批判で止揚、淘汰してより適切な考えを求めていく仕組みのはずなのに周りは相手を打ち負かす議論ばかり。選挙する前に議論の仕方の教育が必要なんじゃないか? とか思う。 今回は特に激辛と超甘しかないカレー屋で何えばいいの? って選挙だしなー、ホントに棄権もありかな? っ

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    atashi9
    atashi9 2014/12/15
  • 【沖縄県知事選】グローバル・イシューとして考えるOKINAWA(竹田圭吾)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える

    「沖縄の人々の民意が尊重されるべきだ」——。 普天間基地の移設問題が取り上げられるたび、あるいは沖縄で選挙が行われるたびに、東京など沖縄以外のテレビや新聞にはそんなニュアンスの主張があふれます。今回の県知事選でも、そうしたシーンがふたたび繰り返されるのではないかと思います。 しかし、外からみれば、現実に沖縄の「民意」が尊重されるべきだと考えている日人はほとんどいないと感じられるでしょう。 基地負担の問題はもっぱら、沖縄県と日政府だけが当事者であるかのように扱われてきました。わが県にこそ基地を移設すべしと他県のローカルメディアが唱えることはないし、来の当事者であるアメリカ政府との共依存関係を根的に見直すよう求める主張がマスコミやネットで盛り上がることも、国政選挙の際に声高に論じられることもありません。 だから日人は不誠実だ、と言いたいわけではありません。 むしろ、沖縄のように「周縁

    【沖縄県知事選】グローバル・イシューとして考えるOKINAWA(竹田圭吾)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える
    atashi9
    atashi9 2014/11/15
  • 【沖縄県知事選】沖縄県知事選後に予想される泥沼(finalvent)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える

    11月16日に投開票の沖縄県知事選では4人が候補となっているが、現実的には2候補の争いになる。現職・仲井真弘多(75)と前那覇市長・翁長雄志(64)である。私の予想では、翁長が勝利し、沖縄県と日国政府は泥沼のような状態になる。 地方選挙では現職に瑕疵がない限り有利になるものだが、今回の沖縄県知事選では現職の仲井真は追われる立場にある。彼に「よほどの瑕疵」でもあったのか。その評価が難しい。 当初の姿勢を崩し、普天間飛行場代替基地として辺野古移設を容認したことが彼の最大の瑕疵であるという意見も多く、また今回の沖縄県知事選ではそれが争点だと見るむきも多い。辺野古移設について、仲井真が推進派、翁長が反対派と色分けして議論されがちである。しかしこの単純化こそが、今回の沖縄県知事選挙を論じる上での錯誤になっている。 ◆沖縄県知事の辺野古埋め立ての裁量権は限定的だろう 仲井真が辺野古移設推進派と見られ

    【沖縄県知事選】沖縄県知事選後に予想される泥沼(finalvent)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える
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    atashi9 2014/11/15
  • 地方出身者から見る東京都知事選挙(岸田繁)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える

    自治体の首長を決める選挙、ということで、マスコミが取り沙汰している「そこに住んでいる人以外の誰でもいつきやすいネタ」に翻弄されがちなのが、東京都知事選ではないか、と個人的には思っています。 タレント候補の出馬が当たり前になった昨今(個人的には彼らを否定しているわけではありませんが)、プロの政治家が地方自治において、何が求められ何をやるべきなのか、ということが問われているように見えます。 東京の場合、23区あるそれぞれの行政区の中には80万超えの人口を抱えるところもあり、それは堺市や新潟市、浜松市などに匹敵するものです。そんな多くの行政区を抱える東京都の都知事が、どのようにオリンピックや再開発、エネルギー問題といった大きなテーマに対し手腕を振るうものか、東京都民ならずとも気になるところではあります。 今回の選挙候補者たちの演説や政権公約などに触れていると、ほぼ全員に共通する、あるムードのこ

    地方出身者から見る東京都知事選挙(岸田繁)|ポリタス 「東京都知事選2014」を考える
    atashi9
    atashi9 2014/02/02
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