犬、平均89単語を理解 カナダ研究、高い能力判明 2021年12月28日13時34分 シンガポールの小犬=8月29日(AFP時事) 【ロンドン時事】「お座り」だけじゃない―。犬は人間が発する言葉を平均で89単語まで理解していることが、カナダの研究で明らかになった。多くの飼い主が思っている以上に、犬は人間の言葉を理解する能力がありそうだ。 <動物関連ニュース> 研究は165頭の犬の飼い主を対象に実施。人間の乳児の言語理解に関する手法を応用し、犬に英語でさまざまな単語を話し掛け、犬が具体的かつ一貫した行動で反応した単語を特定した。 その結果、犬は最大で215単語、最少でも15単語まで反応した。このうち、90%以上の犬が反応した単語は、犬の名前のほか、「お座り」「おいで」「いい子」「待て」「だめ」「OK」などだった。 ボーダーコリーやジャーマンシェパードなどの牧羊犬は、他の犬種に比べて多くの単語