[リビウ(ウクライナ) 17日 ロイター] - ウクライナ南東部のマリウポリで、爆撃を受けた劇場で17日も生存者の救出作業が続けられた。この劇場には数百人の住民がロシア軍の攻撃から避難しており、市当局は死傷者の数はまだ明らかになっていないとする中、ロシアは攻撃を否定している。 マリウポリ市当局によると、ロシア軍による激しい攻撃が続く中、この劇場と近くの水泳プール施設に女性、子ども、高齢者を中心に数百人の住民が避難していた。 マリウポリ市長室の高官はロイターの電話取材に対し「シェルターは持ちこたえた。現在がれきを撤去している。生存者がいる。犠牲者(の数)はまだわからない」と述べ、救出作業を実施していると説明。た。当局者は、17日現在も死傷者の数はまだ分からないとしている。