ウクライナ出身で日本国籍を有する椎野カロリーナが「第56回ミス日本コンテスト」でグランプリに選出されたことが物議を醸しているが、国外でもこの動きに注目が高まっている。 各国メディアが日本国内のの反応について報道しており、なかにはミスコンでこうした価値観の衝突がなぜ起こるかについて歴史を振り返りながら報じたメディアもある。 「いまだに鎖国を引きずっている」 米紙「USAトゥディ」は、今回のミス日本に関する論争を通じて、日本人のアイデンティティに関する議論が再燃したと報道。「国際結婚の増加や急速に進む高齢化と人口減少を補うための外国人労働者の受け入れなどで日本では複数の民族・文化的背景を持つ人が増えている。しかし、多様性を受け入れる寛容性は追いついていない」などとその背景を説明している。
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