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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (306)

  • “歌詞”×SNS=ヒットの方程式:日経ビジネスオンライン

    私は、前回(私家版「ザ・ベストテン」2014)でカミングアウトしたように「ザ・ベストテン」をはじめとするランキングノートや、「こんなコンピいいな、できたらいいな」と選曲を妄想したコンピレーションCD構成ノート(そのうち数十枚は、その十数年後何らかの形で実現しています)を付けていましたが、その他にも好きなアーティストの歌詞をノートに書き起こしては「うーん、やっぱりこの歌詞はいいな~」とか惚れ惚れしていました。もう殆ど写経の世界だと思います(笑)。 しかしインターネットが発達した現在では、J-POPを中心とした楽曲の歌詞を網羅した、いわゆる“歌詞サイト”というものが存在するので、そんな事をしなくても、様々な歌詞をタダで見ることができます(※ごく一部有料のサイトもありますが、それでも月数百円程度)。2009年、ひょんなことから歌詞サイトでもヒット分析の連載(「つのはず誠のキラ☆歌発掘隊」)を始め

    “歌詞”×SNS=ヒットの方程式:日経ビジネスオンライン
  • 農業を救うのは「土」か「机」か:日経ビジネスオンライン

    農業経営が新たな模索を始めている。家業から企業への脱皮を目指す農家が、畑仕事も営業も金策も一人でこなしたのは昔の話。これからはだれが畑に出て作物を育て、どんな人材が経営を補佐するかが課題になる。「ふつうの企業」への歩みがいよいよ始まったのだ。 生産部門の責任者から独立 ゴールデンウィークに、JR嵯峨野線で京都市のとなりの亀岡に向かった。列車は国内外の観光客ですわる場所もない混雑状態。だが映画村で有名な太秦や嵐山、保津峡などの観光地をすぎると次第に乗客はまばらになり、亀岡が近づくと車内に人影はほとんどなくなった。 窓外に広がるのは、いちめんの畑。遠くの農道を豆粒のような軽トラックが走る。観光地のにぎわいとは別世界。そこは週末も休日も関係ない、農家たちの“職場”だ。取材相手である田中武史も、いつも通り畑で汗を流していた。 田中はネギを生産する有数の農業法人、こと京都(京都市)を2012年12月

    農業を救うのは「土」か「机」か:日経ビジネスオンライン
  • 富裕層にとって貧乏は“趣味”だ:日経ビジネスオンライン

    遙から 同時期に二つのまったく両極端の節約術番組を見た。ひとつは明るい節約術。これはボンビーガールに始まり、貧乏芸人の暮らしぶりもまた、狭い・汚い・貧しい生活(カップラーメンだけなど)、を基盤にした明るい貧乏だ。人の明るさとは別に、見る側の驚くリアクションの落差で番組がバラエティとして成立している。 なぜ人が明るいかというと「もし将来芸人として売れたら」という未来がある。夢を前提とした現在の貧しさはとりあえず明るい。貧乏は、若さと未来と希望で悲壮さは相殺され、見る側にも「自分も若い頃はああだった」といった既視感すら覚えさせ、貧しいほどに応援したくなるポジティブさに着地して番組は終わる。一か八かで入った芸能界で、人が選び取った覚悟の貧しさ、という点において暗さはない。 覚悟のビンボーか、避けられなかった貧困か それに比べ、「女性の貧困」を取り上げたドキュメンタリーは、上記同様、狭い・

    富裕層にとって貧乏は“趣味”だ:日経ビジネスオンライン
  • スタバが削れなかった「2円」:日経ビジネスオンライン

    個人的な話だがこのひと月、とても煩わしく感じていることがある。コーヒーチェーン「スターバックス」の、ショートサイズのドリップコーヒーの値段が税込みで302円になったことだ。 3月末までの値段は300円だった。消費増税に伴う同チェーンの価格改定で、支払い額は2円増えたことになる。問題は支払い額が増えたことにあるのではなく、2円という端数にある。下手に千円札でも出そうものなら、698円もの小銭を受け取ることになる。 ご多分に漏れず、私は財布の中の小銭入れが膨らむことが好きではない。愛用の財布は二つ折りで、あまり大きくなるとズボンの後ろポケットに入れづらくなる。 冬ならば、コートのポケットに入れておけばいい。だが、気温も上がって上着を羽織らないことが増えている。所在がなくなった財布のせいで、片手がふさがったり、わざわざ鞄のチャックを開いたりしなければならないのが億劫でならない。 幸せ小銭計画を破

    スタバが削れなかった「2円」:日経ビジネスオンライン
  • クールビズ普及の真相:日経ビジネスオンライン

    クールビズが解禁になった。 各局の情報番組は、朝から 「クールビズはじめました」 という感じの告知動画を繰り返し送出している。 冷やし中華みたいだ。 クールビズは、初夏に向けた風物詩というのか、定番の季節ネタとして、いつの間にか、Qシートに組み込まれている。 冷やし中華に比べて、タイミングが早く感じられるのは、震災の年に、省エネを意識して開始日が1カ月前倒しになった設定がそのまま生きているからであるらしい。 日の夏は暑い。 5月には、ヨーロッパの夏ぐらいの気候になっている。 だから、そもそも背広には向いていない。 多くの会社員は、一刻も早くネクタイを外したいと願っている。 そこへもってきてのクールビズ解禁だ。 これはありがたい。 目には青葉 山ほととぎす クールビズ てなわけで、官公庁や都心のオフィスには、はやくもノーネクタイのビジネスマンや半袖のお役人が出勤している。 めでたいことだ。

    クールビズ普及の真相:日経ビジネスオンライン
  • 東電、再び動いた新電力潰し:日経ビジネスオンライン

    スマートメーター(次世代電力計)を巡り、東京電力と新電力(特定規模電気事業者)の対立が再び先鋭化している。東電が新電力に対する電力使用量データの提供を、「1日4回(6時間に1回)」にとどめると主張していることが、誌の取材で明らかになった。 スマートメーターはこれまでの機械式に代わる新しい電力計。通信機能を持ち、30分ごとに一般家庭の電力使用量を検針する仕様になっている。東電などがインフラを整備し、2016年に予定される電力小売りの完全自由化後は、新電力が顧客情報を得るための要の機器になる。 では、メーターで30分おきに検針するデータをなぜ6時間に1回しか提供できないのか。東電の言い分はこうだ。 東電の販売地域には一般家庭向けの電力計が2700万台あり、合わせると膨大なデータ量となる。これを30分おきに提供するには通信網などへの追加投資が必要なため、今は6時間おきが限界だというのだ。 だが

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  • ハードを安く売って、ソフトで金を稼ぐ:日経ビジネスオンライン

    最近、「M2M」が再び脚光を浴びている。 M2M(machine to machine、エムツーエムと呼ぶ)は、人を介さずに、機器同士がお互いに通信し合う形態のこと。建設機器の稼働状況確認や自動販売機の在庫/売上管理など、ここ10年ほどで徐々に活用事例は増えているが、期待していたほどの市場には成長していなかった。だが、ここにきて、移動体通信網の整備やM2M向けの通信モジュールの低価格化など、実現への敷居が下がり、より広く使われる可能性がでてきた。 この分野で注目されているのが、昨年秋に300円という低価格でM2M用の通信モジュール(Beaconモジュール)を発売したアプリックスだ。従来の数分の1~10分の1程度と安く、身の回りのさまざまな機器に組み込める可能性が高まった。このモジュールは、アップルのiOS 7で搭載されたiBeacon(iビーコン)による通信に対応している。機器に組み込んだ

    ハードを安く売って、ソフトで金を稼ぐ:日経ビジネスオンライン
  • LINEも見捨てたソーシャルゲーム:日経ビジネスオンライン

    井上理 日経ビジネス記者 1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界ゲーム業界の動向を中心に取材。日経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ この著者の記事を見る

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  • 「マイルドヤンキー」という言葉があぶり出した日本の階層:日経ビジネスオンライン

    最近になって、「マイルドヤンキー」という言葉が少しずつ人口に膾炙しています。その言葉の火付け人は博報堂の原田曜平氏とされており、同氏の新著『ヤンキー経済』においては、「マイルドヤンキー」とは上京思考がなく、地元で強固な人間関係と生活基盤をつくっている人々のことだそうです。 その影響か、最近、メディアで様々な方々が「マイルドヤンキーが地方で増えている」といった論調でお話をされているのですが、筆者にはずいぶんと不思議な話に聞こえました。というのも、私にとっては、彼らが指している「マイルドヤンキー」というのは、昔から当たり前のようにいた人たちであって、それは決して激減してはいないにせよ、急激に増えた感じも全くしていないのです。 むしろ、私は、メディアで発信をしている人々が今頃になって「マイルドヤンキー」について発言しだしたことそのものが、この社会が昔から格差社会だったのだということ、日の格差が

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  • 細胞は遺伝子を超える! 人生を変える細胞の力とは:日経ビジネスオンライン

    人間1人ひとりの個性や人格、能力を築いているのは、親から受け継いだ遺伝に影響される部分と、経験や環境が強く作用する部分がある。 遺伝については、20世紀最大の発見のひとつ「DNAの二重らせん構造」の発見を契機に科学的な解明が進み、一般的な知識として知られるようになった。その知識が広がったため、我々は「自分たちを支配しているのは遺伝子」と考えがちだ。 だが、生まれた後の努力や経験、置かれた環境によっても、人は変わることができる。生まれた後に我々をどう変えているのか――。近年になってそのメカニズムに光が当たりはじめている。 そのメカニズムの主役が「細胞」だ。 一般に、細胞は、「体を構成する部品」と捉えられることが多い。DNAという設計図を使って作られる部品だと。しかし、その認識が間違いであることが近年の研究で明らかになってきた。1つの自律した生命体のように、自ら周りを探り、状況を判断し、自らを

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  • iPadで太陽光発電所の保守を効率化:日経ビジネスオンライン

    JR宇都宮駅から車で約30分。オリックス・ゴルフ・マネジメント(東京・目黒)が運営するゴルフ場「ディアレイク・カントリー倶楽部」が見えてくる。その敷地内の一角に、マンション大手の大京グループでビル管理を手掛けるオリックス・ファシリティーズ(京都市)の大規模太陽光発電所(メガソーラー)が見えてくる(写真1)。

    iPadで太陽光発電所の保守を効率化:日経ビジネスオンライン
  • ご褒美は成績アップに効果があるのか?:日経ビジネスオンライン

    近年、日の所得格差は拡大しており、それに伴って子ども達の教育機会の格差が進行していることが報告されている。一方で、低所得世帯の子供たちに教育機会を提供する動きが活発になっている。低所得世帯の子供たちの学力を上げるためにはどのような政策が効果的だろうか?低所得世帯の生徒たちのテストスコアを向上させるためにアメリカで実施された実験研究を紹介し、日ではどのような方策が有効であるか考察する。 2009年度(平成21年度)文部科学白書によると、近年「就学援助」を受ける児童が増加している。就学援助とは、学校に通うために必要な費用の負担が困難と考えられる保護者に対する援助で,生活保護法に規定する要保護者とそれに準ずる程度に困窮していると認められる準要保護者を対象とする。白書によると、就学援助を受けている生徒の割合が高い中学校では学力テストの正解率が低く、また、世帯収入が低い家庭ほど小学生の学力テスト

    ご褒美は成績アップに効果があるのか?:日経ビジネスオンライン
  • PS4が仕掛けた「ゲーム告知方法の変化」:日経ビジネスオンライン

    今回も、プレイステーション4(以下・PS4)についてご説明します。このゲームがもたらす最大の革命は、「ゲームの告知方法」を、ゆっくりと変化させることでしょう。 その兆候は、2月22日の日発売のときから見えていました。通常、新しいゲーム機は、発売前に大々的に宣伝されるものです。ゲーム機ビジネスはスタートダッシュが重要であり、そこでの勢いの有無が、その後に大きく影響するからです。 昔からゲームビジネスに注目されていた方は、20年前の初代プレイステーションの発売時の、「イチ、ニ、サン」と連呼するテレビCMを記憶されているかもしれません。初代プレイステーションは、そうやって発売前から前評判を煽り、その勢いのままゲームビジネスの覇者となったのです。 しかしPS4は、事前のテレビCMを、ほとんど見かけることがありませんでした。テレビCMを目にするようになったのは、マシン発売後のことです。 いずれ、そ

    PS4が仕掛けた「ゲーム告知方法の変化」:日経ビジネスオンライン
  • 「素人が作り、プロが裏方で支える」ボーカロイド人気の秘密:日経ビジネスオンライン

    今回は、ボーカロイド楽曲を収録した音楽ゲームについて、ご説明します。 これは安定した人気を誇る人気ブランドのひとつ。2009年に発売された「初音ミク -Project DIVA-」(PSP用ソフト/販売元:セガ)を皮切りに、この5年だけで10数のソフト(追加楽曲集を含む)が、家庭用ゲーム機およびスマートフォン用ソフトとしてリリースされています。この春にも「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」(PlayStation Vita/PlayStation3用ソフト/販売元:セガ)が登場するなど、その勢いは衰えていません。 いまの10代の世代にとって、ボーカロイドの人気は圧倒的です。中学生や高校生がカラオケボックスに行ったとき、「ボーカロイド楽曲ばかり歌い続ける」という光景は、珍しいものではありません。ご存知ない方も多いでしょうが、カラオケで歌えるボーカロイド楽曲は、とてつもない

    「素人が作り、プロが裏方で支える」ボーカロイド人気の秘密:日経ビジネスオンライン
  • ネットが総取り?「まとめ買い需要」:日経ビジネスオンライン

    消費税率引き上げの足音がすぐそこに響いてきた。3月に入って、様々な店舗が増税直前のまとめ買い需要を取り込もうとセールやキャンペーンを打ち始めている。 だが今回は、1997年の前回の増税時には見られなかった風景がある。インターネットだ。 「どこで買う?ネットでしょ」 「こないだ生まれた子供のオムツを買いますよ。どうせ大きくなるから、小さいサイズから大きいサイズまで一通り。どこで買うか?会社には言えませんけど、そりゃあネットでしょう。ただでさえかさばるのに、まとめ買いしたら家になんか持って帰れっこない」 私にこう語ったのは、ある大手小売りチェーンに勤める知り合いの30代男性だ。 確かに、増税前に駆け込みでまとめ買い需要が発生すると見込まれるものには、大きくてかさばる物などが多い。オムツのほか、トイレットペーパーやティッシュペーパー。酒・飲料などである。 消費期限の短い品などはまとめ買いの対象

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  • アフリカで日本車が売れるのは「中国のおかげ」:日経ビジネスオンライン

    池上 彰 ジャーナリスト 1950年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。報道局主幹を経て、2005年3月よりフリージャーナリストとして活躍中。2012年4月から東京工業大学で東工大生に「教養」を教えている。 この著者の記事を見る

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  • アフリカに立つ100万人の中国人:日経ビジネスオンライン

    2013年はアフリカビジネスに沸いた1年でした。6月には横浜で「第5回アフリカ開発会議(TICAD5)が開催されました。私自身、ケニア、モザンビークの現地を2週間にわたって取材し、アフリカのビジネスの現場を見て回りました。 そこで知ったのは、アフリカと日のビジネスに関する温度差です。 アフリカへ熱視線を送る日企業は増えるばかり。現地に行くと実感します。一方で、日に暮らしている我々から見ると、まだまだアフリカは遠い存在。大草原を走る野生動物や、テレビで見た飢饉に苦しむ子供たちのイメージばかりが強いのではないでしょうか。 アフリカの経済に世界がいま注目しているのはなぜか。そして日人が、日企業が、アフリカで何ができるのか。 今回は、アフリカ研究の権威でいち早くアフリカ経済に照準を合わせてきた、平野克己・アジア経済研究所上席主任研究員に、「アフリカ経済学」について教えていただきましょう。

    アフリカに立つ100万人の中国人:日経ビジネスオンライン
  • ゾンビ企業はまだ増えている:日経ビジネスオンライン

    池上 彰 ジャーナリスト 1950年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。報道局主幹を経て、2005年3月よりフリージャーナリストとして活躍中。2012年4月から東京工業大学で東工大生に「教養」を教えている。 この著者の記事を見る

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  • 作りかけの高速道はつなぐべき?放っておく?:日経ビジネスオンライン

    池上 彰 ジャーナリスト 1950年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。報道局主幹を経て、2005年3月よりフリージャーナリストとして活躍中。2012年4月から東京工業大学で東工大生に「教養」を教えている。 この著者の記事を見る

    作りかけの高速道はつなぐべき?放っておく?:日経ビジネスオンライン
  • 成長戦略の矢を曲げる、霞ヶ関の「ペンの力」:日経ビジネスオンライン

    池上 彰 ジャーナリスト 1950年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。報道局主幹を経て、2005年3月よりフリージャーナリストとして活躍中。2012年4月から東京工業大学で東工大生に「教養」を教えている。 この著者の記事を見る

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