2月20日の氏家さんの記事「テレビがつまらなくなった理由」を拝読させていただき、大いに触発された一人である。 日本のネット空間で、時としてテレビ=「オワコン」(終わったコンテンツ)という表現を見かける。私が今住む英国では、テレビは数万人、あるいは数百万人を動員できるメディア媒体として、広告主にとっても、利用者にとっても、魅力的な存在だ。決して、終わってはいない。 一人の視聴者としても、英国のテレビは面白いなと単純に思う。 どこが日本のテレビと違うのか? 業界の構成を見ながら、その理由を考えて見た。 ―英国テレビ界の構造 まず、英国のテレビはどんな感じだろうか? 放送業といえば、真っ先に挙げられるのがBBC(英国放送協会)だ。時々、「国営放送」と表記されている場合があるが、そうではない。NHKのように視聴世帯から受信料(テレビライセンス料)を徴収し、これを国内の放送活動の原資にしている。 B
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く