Cyclistの情報更新停止まであと4日となりました。連載執筆陣がCyclistとのかかわりを振り返る「私とCyclist」を3月31日までリレー連載します。第1回はモデル兼トラベルライターの山下晃和さんです。 ◇ ◇ 『ツーリングの達人』という連載をはじめ、自転車キャンプに関する記事を書かせていただいてましたモデル兼トラベルライターの山下晃和です。『Cyclist』終了は、本当に悲しいです。だいぶ前からお世話になっていて、記事を書かせていただくだけでなく、企画を一緒に考えたこともありました。本業は洋服を着るモデルの仕事なので、他の自転車媒体メイン執筆陣キャストの豪華さにプレッシャーで押しつぶされそうになりながらスタートしましたが、編集の皆さんとキャッチボールをし続けることで、記事を作る楽しさを覚えました。 じつは僕自身も読者のひとりで、他の連載執筆陣の栗村修さん、マルコ・ファヴ
健康志向の高まりやコロナ禍により、スポーツ用自転車を使った自転車通勤への注目が高まっています。実際にやってみると、これまでバスや電車を使っていたような距離でも、意外に自転車で走れてしまうことに気付くでしょう。自転車通勤をこれから始めてみようと思う人向けに、自転車協会スペシャルサイトでは「スポーツバイクで始める自転車通勤」というシリーズを展開中です。 自転車通勤を始めるにあたって、まず押さえておきたいのは、会社のルールや事故時の対処方法でしょう。「自転車通勤のトラブルに備えて気をつけたいこと」という回で、知っておきたい内容をまとめています。 通勤途中の事故は「通勤災害」と呼ばれ、労災保険からの補償が受けられることも知っておくと、もしもの時に役立ちます。ただし、労災保険が適用される通勤災害の範疇が定められており、寄り道をしての途上では通勤災害にならないケースもあります。このあたりは「自転車通勤
今回のお題 Q:ロードバイクで走り出す前に必ずやっていることを教えてください。メンテナンスや準備などいろいろあると思いますが、安井さんのこだわりというか、配慮やテクニックなどがあったら知りたいです。 A:明日は久しぶりに丸一日走る時間がとれそうなんです。天気もいいようだし、箱根でヒルクライム三昧を目論み中。というわけで、今から明日の準備をします。ついでに質問にお答えしましょう。 近所を1~2時間まわるくらいなら特別なことはしませんが、山にがっつり走りに行くときは、それなりの準備をします。 複数台体制を敷いている人は、まずどのバイクとどのホイールで行くかを決めねばなりません。それについては「ロードバイクを複数所有する際の選び方と乗り分けは?」で書いたのでご一読を。 明日はしっかりと上るつもりなので、上りが楽しいバイクとホイールがいい。スーパーシックスエボにRシスを付けることにします。 タイヤ
自転車協会が運営するスペシャルサイト「ENJOY SPORTS BICYCLE」では、スポーツ自転車を楽しむのに役立つ幅広い情報を紹介しています。自転車の選び方や乗り方だけではなく、もしもの時のトラブルに対処するためのコンテンツも用意しています。 ロードバイクの故障について学べるのが「メカトラブル辞典」のページです。ここでは自転車の各部のパーツがどのように壊れたり、不具合が発生するかを知ることができます。実際にどのようなメカトラブルが起こるかを知っていれば、早い段階での対処が可能になるでしょう。 自転車はさまざまなパーツが組み合わさって作られており、長く使っていると各部が摩耗したり、緩んできたりして、徐々に初期の性能を発揮できなくなってきます。一応走れるけど、なんだかちょっと調子が悪い…という状態を放置していると、最終的には安全に関わるトラブルに発展したり、自転車全体の寿命を縮めたりするこ
海外と日本でどちらが野営地を見つけやすいかと聞かれれば、断然海外の方だった。それは日本の気候が関係してくると思う。日本のように高温多湿の風土だと、人目につかなそうなスペースがあっても、草がうっそうと生い茂り、テントを張るどころではないと諦めることが多かった。 かといって、日本縦断などの長期のツーリングでは、毎日キャンプ場やホステルを利用するのは非常に厳しい。現実的な案だと公園や道の駅などで寝かせてもらうこともあると思うのだけど、もちろん宿泊施設ではないので、早朝に出発するなど最低限のマナーは必要だ。 グルジアの山岳地帯。道路から上にのぼったスペースだ Photo: Gaku HIRUMA 海外でテントを張るときのポイント 一方海外では、公園やパーキングエリアのような場所でテントを張るのはもってのほかだった。中途半端に人目につく場所でテントを張るのは、人が少なくなった夜間に襲われる危険性が高
9年連続でキャンプ人口が増加 2011年の東日本大震災の翌年から9年連続でキャンプ人口が増えていたのですが、新型コロナウィルスの感染拡大はそれを加速させる出来事だったと思います。2019年に1泊以上のオートキャンプに参加した人は860万人に上ったとのことでしたが、今年はさらにこれを超えていることでしょう。 2020年の自粛期間以降は、室内での密閉空間行動「3密」を避けるという指標が出ました。そこで、キャンプという屋外空間での遊びが流行ったというのも頷けます。ただ、各キャンプ場は満場のところが多く、それに伴って交通渋滞、人気キャンプ場での混雑、来場者の集中、夜遅くまで騒ぐグループの多発など、キャンプをする人のマナーが問題視されていることも確かです。これらは今後、対策をとっていかなくてはならない部分でしょう。 そんな中、自転車は排気ガスを出さず、渋滞もそれほど影響がないので、今後はもっと注目さ
『Cyclist』と関わりのある著名人が選ぶ連載「今年の注目ニュース」。自転車評論家の疋田智さんが注目したのは、新型コロナによって再び露呈した都市部の交通インフラの脆弱性。鉄道がダメージを受けると人の動きや経済活動がストップする「鉄道依存都市」から脱却し、「今こそ自転車通勤のメリットとそれを受け入れる社会のコンセンサスを醸成するとき」と強調します。 巨大都市を支えるものは? 2020年? そりゃコロナに明け暮れた1年に決まってる。今年初頭からというもの、自転車業界にも多大な影響を及ぼした。 ところで、東京の人口は? ってあまりに唐突すぎて、もう何のことやらなんだけど、関係あるのだ。東京の人口。多くの人は「1000万人? いやもっと? 1400万人くらい?」と答える。正しいと言えば正しい。東京23区がだいたい1000万人弱で、都下をあわせての東京都が1400万人弱だから。 だが、この数値、都
あなたが今、時速何キロでどのくらいの距離を走ったのか、これらデータを示してくれるサイクルコンピューター(サイコン)は数多く販売されています。しかし、中にはクロスバイクが買えるほど高価なモデルも存在し、ビギナーにとって手軽なアイテムとは言えません。一方「キャノンデールアプリ」はスマホがサイコンに変わる優れモノ。アプリを駆使してどんなスポーツバイクライフを送れるのか、クロスバイクデビューを果たす女性が使用感をレビューしました。 クロスバイクビギナーが「キャノンデールアプリ」を活用してカフェライドに挑戦! Photo: Yosuke SUGA スマホから簡単に無料ダウンロード ヘルメットや前後ライト、鍵…スポーツバイクを購入時に必須アイテムを揃えることが多いですよね。サイコンもぜひ用意したい製品の一つ。走って風を感じるだけでも楽しいサイクリングですが、距離や速度が把握できることでより景色を立体的
メッシュ構造で通気性を確保 レースエアーシリーズ最大の特徴は、背中と接する面がメッシュで構成されている点です。このメッシュ構造によって、本来リュックと背中が接する面に風が通る空間ができ、一般的なバックパックで発生しがちな汗による背中の蒸れや不快感を極力抑えることができます。 また背中だけでなく、肩に当たる紐の部分もメッシュになっており、細部まで汗への対策が取られています。構造的なデメリットとして、メッシュを支えるための金属フレームが追加されているため、一般的な同サイズのバックパックと比較すると重量はかさみますが、背中に背負っていて重いと感じるようなことはなく、使用時にデメリットを感じることはないと言ってよいでしょう。 私はこのレースエアーを背負って、夏場に東京から鹿児島まで自転車で走ったことがあるのですが、ほとんど不快な思いをすることなく走り切ることができましたので、長距離のサイクリングで
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