近年、普及が進む「自動ブレーキ」について、JAFが「誤解が多い」と警鐘を鳴らしている。その性能はメーカーごとにばらつきがあり、万能ではないという。私たちがクルマを選ぶとき、その安全性はどう見極めればいいのか-。 《自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)》 追突事故の被害を軽減または回避することを目的とした先進安全装備。前方の障害物との衝突を予測、警報し、衝突被害軽減のため制動制御を行なう。センサーは大きく分けて3種類あり、赤外線レーザー、光学式カメラ、ミリ波レーダーがある。〔 JAF 〕 ドライバー2人に1人が「勝手にブレーキをかけてくれる装置」と誤解 JAF(一般社団法人日本自動車連盟)の調査によると、「自動ブレーキ」の特性を正しく理解しているドライバーは54.6%と低く、約2人に1人(45.2%)が「勝手にブレーキをかけてくれる装置」と過度に信頼していることが明らかとなった。 【衝撃の事