NTTドコモは年内をめどに、利用者の行動履歴を分析し、利用者にとって有益と思われる情報を、適切なタイミングで携帯電話に提供する実証実験を開始する。 その名は「マイライフ・アシスト・サービス」。約2000人の参加者を募集して、実験を行う予定。実験に参加するには、GPS(全地球測位システム)機能が付いた携帯電話に専用ソフトをダウンロードする必要がある。 携帯電話に内蔵した専用ソフトが、携帯電話の位置情報をあらかじめ設定した間隔(30分おきなど)で、サーバーへ送信する。こうした位置情報を日々蓄積して、利用者の行動パターンを予測。利用者がある場所に到着すると、その場所で欲しいはずの情報を携帯電話に提供するものだ。 例えば、毎日同じ時間帯に同じ駅を通過していれば、通勤経路とみなす。夕方の早い時間にいつも利用する駅を通過すれば、「仕事がいつもより早く終わって帰宅する」と判断。普段は情報提供しない飲食店
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