フジテレビ「新報道2001」の世論調査(13日調査)で麻生内閣の支持率は32・6%(前回比9・8ポイント減)となり、9月24日の政権発足後、初めて40%を切った。同時に不支持率は58・4%(同8・8ポイント増)と初めて5割を超えた。 定額給付金の所得制限をめぐり、閣内が迷走した上、所得制限の判断を市町村に「丸投げ」したことへの批判が影響しているとみられる。 福田内閣の支持率が初めて40%を下回ったのは、政権発足の約2カ月半後の昨年12月中旬だった。
フジテレビ「新報道2001」の世論調査(13日調査)で麻生内閣の支持率は32・6%(前回比9・8ポイント減)となり、9月24日の政権発足後、初めて40%を切った。同時に不支持率は58・4%(同8・8ポイント増)と初めて5割を超えた。 定額給付金の所得制限をめぐり、閣内が迷走した上、所得制限の判断を市町村に「丸投げ」したことへの批判が影響しているとみられる。 福田内閣の支持率が初めて40%を下回ったのは、政権発足の約2カ月半後の昨年12月中旬だった。
◇調整役不在、給付金で顕在化 麻生政権が打って出るはずの経済政策で混迷を深めている。定額給付金騒動は、麻生太郎首相が「決着」を強調しても、支給対象などをめぐりなお混乱が続く。「選挙に勝って初めて天命を果たす」。首相がこう宣言して船出した政権は「選挙仕様」。それが最大の使命の衆院選を先送りし、選挙後に取り組むはずの課題に手をつけたことで、矛盾が噴き出し、限界があらわになっている。 「選挙になっても、河村(建夫官房長官)は選挙に強いから東京にいられる。中曽根(弘文外相)は参院議員だから、外交日程を代わりにやってもらえると思って選んだ」 今月に入り、政権の迷走を指摘された首相は側近にこう話した。 麻生政権は、選挙仕様が目立つ。 その一つが、戦後最年少の34歳で初入閣した小渕優子少子化担当相。「選挙で全国を飛び回ればいい。国会答弁なんてする必要ない」(自民党中堅)などと平然と語られる。 佐藤勉国家
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