小沢一郎民主党代表の会計責任者が逮捕された背景には、企業が政治団体を隠れみのに献金し、政治家に接近する行為が後を絶たない実態がある。社員を政治団体会員に仕立て会費を負担させ、賞与で補てんする西松建設のやり方はあからさまといえ、捜査はこうしたからくりをあぶり出し、違法な企業献金に警鐘を鳴らす意味を持つ。 政治資金規正法は1948年の制定後、たびたび不備が指摘され、改正を繰り返してきた。政治家の資金管理団体への企業献金は00年以降全面禁止となったが、政党支部への献金や政治団体からの寄付は認められており、「抜け穴」は存在するとの批判は強い。企業献金の禁止と引き換えに、政党助成金が導入された経緯から考えても、政治家や企業の現状認識は甘いと言わざるをえない。 今回、西松建設による不正な献金は与野党議員や地方自治体の首長を問わず行われており、特捜部も広く捜査を進めてきた。その中で、小沢代表の資金管理団
今日も朝6時から、駅前での街頭演説でスタート。最後はミニ集会を終えて、家に帰ってきました。 小沢代表の記事(朝日新聞のHP)をインターネットで確認。 「東京地検特捜部は3日、小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」の会計責任者で、小沢代表の公設第1秘書を務める大久保隆規容疑者(47)、西松建設前社長の国沢幹雄容疑者(70)=外国為替及び外国貿易法違反の罪で起訴=ら計3人を、政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いで逮捕し、東京都港区の陸山会など関係先の捜索に乗り出した。」 夕方になって、新聞記者の方から、この関係で、問い合わせがあったのです。 でも「ありえない」と実は実際に記事を読むまで半信半疑でした。 取材には、「ともかく、事実関係がわかりませんので、お答えのしようがありません。」としか言えませんでした。 直接、インターネットの各紙の記事を読んで、大久保秘書の逮捕は本当だったんだと認識しま
民主党の小沢一郎代表の公設第一秘書が政治資金規正法違反の疑いで逮捕された。西松建設から不正に政治献金を受けたとの疑惑がかけられている。日本の政治は、今後の日本の命運を定める天下分け目の総選挙を目前に控えている。 本ブログで繰り返し述べてきたように、既得権力を維持しようとする「利権互助会」である「政官業外電の悪徳ペンタゴン」は、本格的な政権交代実現を強く警戒している。最大の脅威は小沢一郎民主党代表である。 「悪徳ペンタゴン勢力」は、これまで、さまざまな工作活動を展開して小沢一郎代表を攻撃してきた。2007年7月の参議院選挙では小沢代表に対する激しいネガティブ・キャンペーンが展開された。大連立構想も小沢氏の影響力を排除することが狙いであったと考えられる。 日銀幹部人事でも、小沢氏の影響力排除が画策されたと考えられる。また、民主党の代表選挙に際しては、メディアが総力をあげて複数候補による代表戦実
ネット上で心配されているとおりの状態となりました。 手っ取り早いので、阿修羅からひろわせていただきます。 <西松建設>裏金を違法献金の疑い 東京地検が幹部ら聴取 違法献金、現社長が発案・指示…西松建設幹部が供述 OB団体迂回し違法献金か=与野党幹部らに4億7700万円-西松建設 小沢一郎を守れ<西松建設事件は政権交代を阻止するための国策捜査か?> 西松建設/政界(自民・民主の政治家など)に5億円 政治団体代表/裏金管理会社の役員(しんぶん赤旗) 西松建設裏金事件 政界バラまきリスト(日刊ゲンダイ) 西松建設事件に立ち込める政治謀略の匂い(植草一秀の『知られざる真実』) 植草さんのブログはこちら→http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-3d94.html ネオリベ最終戦争(喜八ログさん) 西松建設外為法違反事件 「この規定で刑事罰
【小沢氏秘書逮捕】「即刻、議員辞職すべき」「検察官の本性が出た」 識者の反応さまざま (1/2ページ) 2009.3.3 20:37 「即刻、議員辞職すべき」「検察官の本性が出た」-。民主・小沢一郎代表の公設第1秘書が逮捕された事件を受け、識者からは民主党への打撃の大きさを指摘する声が上がったほか、捜査のあり方についての疑義も聞かれた。 政治評論家の森田実さんは「逮捕容疑が事実なら、政治改革を旗印に長年活動してきた小沢氏が政治資金でつまずいたことになり、事態は非常に深刻だ。国民の立場からすれば絶対に許せず、小沢氏は即刻、民主党代表だけでなく衆院議員も辞めるべきだろう」とした上で、「次期首相の有力候補の周辺さえ、政治とカネにまつわる疑惑が持たれるとは、これまでの政治改革とはいったい何だったのだろうか」と嘆いた。 評論家の大宅映子さんは「小沢代表の資金管理団体については、政治資金で買ったマン
小沢代表の公設第1秘書が逮捕されるという衝撃的な事態にも、政権獲得を目指す民主党幹部らは3日、「政権が仕組んだ陰謀」などと強気のコメントを並べてみせた。しかし、若手議員らからは総選挙への影響を心配する声が相次ぎ、自民党幹部らは「国民に対する背信」などと糾弾する声をあげた。 東京・千代田区の民主党本部には、まだ逮捕の報が入る前の夕方から報道陣が詰めかけ、党職員らが緊迫した面持ちで対応に追われた。午後4時過ぎ、会議を終えて姿を現した山岡賢次・国会対策委員長は「(麻生)政権が選挙に勝つために仕組んだ陰謀」と怒りをあらわにし、「捜査は民主党と小沢代表を中傷する意図がある」と捜査批判を展開した。 しかし、その後、大久保容疑者らの逮捕が報じられた。これを聞いた男性職員(40)は「選挙前に党に打撃を与えるために狙われたのだろう。動揺はない」と語ったが、他の職員の表情は硬く、「なにもわからない」などと繰り
小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」の事務所の家宅捜索にエレベーターで向かう係官ら=東京都港区で2009年3月3日午後5時半、山本晋撮影 政権交代をめざす野党第一党のトップの資金管理団体に3日、捜査のメスが入った。準大手ゼネコン・西松建設のOBが設立した政治団体は03年から06年の間、小沢一郎民主党代表をはじめ与野党有力議員に多額の寄付を行っていたとされる。会計責任者が東京地検特捜部に逮捕される事態に、小沢代表は「何の問題もない。適切に処理している」と強く否定。献金する側、受ける側ともに違法性の認識が乏しいなか、特捜部の捜索は夜まで続けられた。 「ちょっと協力してよ」。西松建設の中堅幹部は数年前、直属の上司から政治団体「新政治問題研究会」への入会を勧められた。妻と2人で入会し計8万円の会費を支払った。政治団体の名が入った会費の領収書はこの上司から直接渡されたという。中堅幹部は「団体代
準大手ゼネコン「西松建設」からの企業献金に絡み、民主党の小沢代表の公設秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕されたことに対し、与党は当面、事態の推移を注視しつつ、小沢氏に説明責任を求めていく構えだ。 麻生内閣への逆風が和らぐことへの期待感が出た一方、事件の広がりや政治不信の拡大を懸念する声も上がった。今回の逮捕は、今後の国会審議や衆院解散・総選挙の時期にも影響を与えそうだ。 自民党の細田幹事長は3日、党本部で記者団に対し、「事実がどういうことか、司直の手で今後明らかになると思うが、ある程度の心証はあるものと思う」と述べた。町村信孝前官房長官は都内で記者団に「国民の不信を高めないよう、小沢氏の責任は誠に重大だ」と強調し、民主党内に「政府の陰謀」との声があることに対して「とんでもない話だ」と批判した。 公明党の北側幹事長は国会内で「公設秘書が逮捕された訳だから非常に重要な事態だ」と指摘した上で、「
民主党代表の小沢一郎氏と、準大手ゼネコン「西松建設」(東京)の癒着が3日、浮き彫りになった。西松と政界との関係をたどると、小沢一郎氏が“後継者”とされた自民党元副総裁の故金丸信氏との付き合いが原点とされる。政界再編の度にキーマンとされてきた“豪腕・小沢”側がなぜ西松側から長年にわたって巨額の献金を受けてきたのか。東京地検特捜部は今後、実態解明を進めていくもようだ。小沢氏側が突出 西松建設の2つの政治団体は、平成16~18年の3年間で、与野党の国会議員19人の政治団体などに対して献金を行っている。 小沢氏以外の議員に対する主な献金は、自民党の尾身幸次元財務相の資金管理団体「幸政会」に対し400万円、自民党の森喜朗元首相の同「春風会」に対し300万円、民主党の山岡賢次国対委員長の同「賢友会」などだった。 こうした中で、小沢氏は資金管理団体「陸山会」が1400万円、代表を務める政党支部「民主党岩
保守系の代表的なオピニオン誌である月刊「諸君!」の休刊を、発行元の文芸春秋が決めた。5月1日発売の6月号が最終号になる。 同誌は69年5月の創刊。看板雑誌である月刊「文芸春秋」の兄弟誌的な位置づけで、右派論壇を支える存在だった。福田恒存、山本七平、江藤淳、林健太郎の各氏らが論陣を張り、巻頭の「紳士と淑女」、巻末に置かれた山本夏彦氏の「笑わぬでもなし」の両コラムも評判になった。 日本雑誌協会によると、08年9月30日までの1年間の平均発行部数は約6万5千部。だが関係者の話では、実売は4万部を割る状況が続いていたという。 同社全体の広告収入が減っており、新年度の好転も見込めないことから、「選択と集中を進める」(同社幹部)との意味合いと、創刊から40年という区切りもあって休刊を決めた。
小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」が入居するマンション。玄関前に報道陣が詰めかけた=3日午後5時40分、東京都港区赤坂(森浩撮影) 東京地検特捜部が「形式犯」である政治資金規正法違反容疑での立件に踏み切ったのは、「政治とカネ」の問題の透明性確保のために情報開示を義務づけた同法の意義を無視し、長期間にわたって、西松建設から小沢一郎氏側に巨額のトンネル献金が行われていた事実の悪質性を重くみたからとみられる。 政治資金の透明化を図る目的で昭和23年に制定された規正法は、かつて形式的に法規に違反しているだけの「形式犯」として軽視されてきた。特捜部による政界捜査では、贈収賄重視の傾向が依然として根強い。 しかし、国民が選挙などで政治家を評価する判断材料のひとつが、政治資金収支報告書だ。 ある検察幹部は「規制法違反は国民を欺き、民主主義の健全な発展を阻害する重大犯罪」と指摘する。 また別の幹部は「手
◇宮下元厚相側も記入 準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)がOBの政治団体「新政治問題研究会」(新政研、解散)を隠れみのに違法な企業献金をしたとされる疑惑で、自民党の政治資金団体・国民政治協会が新政研から献金を受けた際、政治資金収支報告書に新政研の住所として西松建設の住所を記していたことが分かった。また、宮下創平元厚相の政治団体は同様に記した上、新政研の代表者欄に西松の現職役員名を記入。献金を受け取った側も新政研が西松建設のダミーと認識していた可能性が浮上した。【杉本修作】 政治資金規正法では違法な企業献金と認識していた場合、受領した政治家側も罰せられる。ただし、政治資金団体への企業献金自体は認められている。 政治資金収支報告書によると、国民政治協会は03年12月、新政研から約500万円の献金を受けた。新政研の所在地は千代田区のマンションだったが、協会は西松本社所在地の港区虎ノ門と記し
国内外で多額の裏金を作っていたとされる準大手ゼネコン「西松建設」(東京)側の政治献金に絡み、東京地検特捜部は3日までに、政治資金規正法違反の疑いがあるとみて、小沢一郎民主党代表側の政治団体を捜査する方針を固めた模様だ。 小沢代表側の複数の政治団体は、西松建設のOBが代表を務めていた二つの政治団体から多額の献金を受け取っている。小沢代表側の政治団体関係者が、西松建設の資金と承知して受け取っていた疑いなどがあるという。政治資金規正法は、他人名義での献金や政党側以外への企業献金を禁止している。政治家側の政治団体関係者が、OBの団体を経由した西松建設の資金と認識していれば、政治資金収支報告書の虚偽記載などで同法違反となる可能性がある。 西松建設のOBが代表を務めていた政治団体は、「新政治問題研究会」(95年設立、06年解散)と「未来産業研究会」(98年設立、06年解散)。特捜部はこれまで、二つ
【定額給付金】「毒」に酔うか倒れるか 麻生首相の勝算? (1/3ページ) 2008.11.27 00:01 麻生太郎首相が景気対策の目玉として打ち出した「定額給付金」をめぐり迷走が続いている。「4人家族に6万4000円」と銘打ったシンプルなバラマキ政策になぜ首相は魅了され、何が原因でこれほど混乱したのか。政権の求心力低下も指摘されるが、首相に動じる様子はない。「春が来ればすべて分かる」。この自信はどこから来るのか−。(石橋文登) ◇制限は想定外 「厳しい経済情勢の中、家計への緊急支援を第一目的として総額2兆円の定額給付金を実施します。すべての市町村の協力が不可欠ですのでご協力を…」 26日昼、東京・代々木のNHKホールで開かれた全国町村長大会。首相がこうあいさつすると客席から「給付金をやめろ!」とヤジが飛んだ。首相は顔色一つ変えずに言葉を続けたが、町村長の会合での首相批判は異例だ。給付金
昨年10月下旬、民主党の若手衆院議員、長島昭久は国会内の廊下で同党政調会長、直嶋正行に詰め寄られた。 「あれはどういう意味なんだ」。数日前、長島は衆院テロ防止特別委員会でソマリア沖の海賊対策で海上自衛隊艦艇による民間商船の護衛を首相、麻生太郎に提案していた。自衛隊の海外派遣につながることを懸念する直嶋が、長島に真意をただしたのだ。 長島は、安全保障はじめ国家の根幹にかかわる基本政策で路線が異なる国会議員と同居する同党の実態を思い知らされた。 「長島案」にとびついた政府・与党はトンビが油揚げをさらうごとく、ソマリア沖への海自派遣をとんとん拍子で決めた。 民主党は平成8年に旧社会党と旧新党さきがけの一部が合流して産声を上げた。10年には民政党、民主改革連合などと合流し、15年に代表、小沢一郎率いる自由党と合併した。しかし、党の追求すべき理念や目標を明記した基本文書たる「綱領」をまとめたことがな
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