ECBにとっては信念を曲げての国債買い入れだったが、今のところ結果は芳しくない・・・(写真はジャン・クロード・トリシェECB総裁)〔AFPBB News〕 欧州の国債市場を崩壊から救うため、7500億ユーロに上る「衝撃と畏怖」の国際協調支援策が発表されて1カ月。現在のところ、結果は芳しくない。 救済計画の柱の1つが、欧州中央銀行(ECB)による国債の買い入れだった。狙いは、ユーロ圏の周縁に位置する比較的経済が弱い国々の国債利回りが際限なく上昇するのを阻止することだ。 ところが、イタリアとスペインの国債利回りは6月7日に再び過去最高を記録し、緊急救済計画発表前の水準を超えた。6月第1週、ドイツを除くユーロ圏諸国の国債利回りは急上昇した。ユーロという通貨自体が欧州大陸の債務危機に耐えられないかもしれないと警告するアナリストも現れた。 利回りの急上昇を受け、ECBが確信を持って国債を買い入れてい
事務所費について、自民党議員から内閣に対して、質問主意書が提出されました。 今日、細野幹事長代理から党として調査した結果を会見で明らかにし、メディアに対し私の事務所費について過去3年分の全ての領収書を閲覧してもらい、夕方に私自身が取材に答えたところです。 私はこれまで一貫して清廉な政治活動、お金をかけない政治活動を心がけてきました。この決意はこれからも変わることがありません。 6年前に参議院議員として初当選して以降、参議院議員会館で全ての日常業務が担えるような事務所体制を整えてきました。これまでに政治資金パーティは1回も行っていません。また、政権交代を目指し、果たした昨年からは企業•団体献金は全て受け取ることをやめました。 政治資金規正法では、政治家に関するお金の流れを透明なものにするために、各政治家が政治団体を持ち、日頃の活動の収支を集約し明らかにすることを定められています。私も、政党支
6月8日、菅直人氏が正式に首相となり、新内閣が発足した。仙谷由人官房長官は「仕事大好き内閣」と形容。菅首相自身は就任会見で、自らが尊敬する高杉晋作が創設した、幕末の長州藩の武士・庶民双方による混成部隊になぞらえて、「奇兵隊内閣と名付けたい」「幅広い国民の中から出てきたわが党の国会議員には、奇兵隊のような志を持って勇猛果敢に戦ってもらいたい」と述べていた。今回の閣僚で、いわゆる「2世議員」は中井洽国家公安委員長だけだという。ただし、「奇兵隊内閣」が戦う相手である「幕府」にあたるものが、自民党などの野党なのか、それとも停滞・閉塞感が強い経済状況や極端に悪化している財政事情なのかは判然としない。 今回の内閣では、鳩山由紀夫前内閣の閣僚の過半数が留任しており、市場が注目した財務相についても野田佳彦副大臣の昇格という、想定範囲内の決着になった。国会の会期が残り少なく、その後には参院選が控えているため
「菅氏が4月に財務大臣としてワシントンに来た時、アーリントンの国立墓地に出かけ、アフガニスタンなどで戦死した米軍将兵の墓に花輪を捧げた。それなのに、なぜどのメディアも報道しなかったのか?」 米国務省の外交官だった知人が突然、電話をかけてきて、こんな質問をぶつけてきた。 現役時代に日本を担当し、日本に駐在し、今は民間で金融関連の仕事をする米国人である。同時に、米側で菅直人氏の政治軌跡を知る数少ない日本専門家でもある。 彼は自分の質問の意味について説明した。 「アメリカで日本の今度の新首相を知る人間は極めて少ないが、共通の懸念がある。それは、菅氏がいわゆる左翼と見なされる市民運動の出身であり、日米関係や外交、安全保障に関与したことがなく、発言もしていないために、『反米』『反日米安保』の傾向があるのではないか、という点だ。その懸念に対して、菅氏が財務相としてでもアメリカ軍の対テロ戦争の戦死者の霊
60年安保闘争から50年、あの熱い政治の季節に東大生だった政治家がいる。元自民党幹事長の加藤紘一さん(70)=1959年入学=と参院議長の江田五月さん(69)=60年入学。「普天間」の迷走で鳩山由紀夫前首相は政権を放り出したものの、永田町で安保論議が盛り上がる気配はない。2人の思いを聞いた。【鈴木琢磨】 ◇元自民幹事長・加藤紘一さん「とことん平和考えた」 ◇参院議長・江田五月さん「今も日本にビジョンない」 「ま、僕はノンポリ派でしたね」。国会周辺を歩きながら、加藤さん、半世紀の昔を思い出している。「うちに帰れば、自民党の代議士のおやじ(加藤精三)がいるんですよ。でもキャンパスは安保反対でなきゃ人でないみたいな雰囲気、20歳そこそこの学生が、日本は社会主義の道を歩むべきだ!とクラス討論で自信持ってしゃべっている。へえと思った。デモは行きました。1回半かなあ。みんなが行くから僕もって感じで」
どうも、農水相は鬼門と言われているらしい。そのことが理由ではないだろうが、今回の組閣も農水相のみ難航したみたいである。本来なら、こういう時だからこそ、真っ先に決まるべきものではないだろうか? 因みに、ここ数年の農水相は、ざっと(臨時代理等は入れない)、中川昭一→松岡利勝→赤城徳彦→若林正俊→遠藤武彦→太田誠一→石破茂→赤松広隆・・・・・・・・ 山田副大臣の農林水産大臣の就任を心からお祝い申し上げます。 山田大臣におかれては、国の口蹄疫対策現地本部長として、これまで多大なるご尽力を賜りまして心から感謝を申し上げます。 引き続き、口蹄疫対策に、菅総理(恐らく、国の口蹄疫対策本部長)とともに陣頭指揮を執って頂き、現地の環境や状況、地域の経済・財政事情等を踏まえた万全な対策を講じて頂くようお願い申し上げる次第です。 ただ、ちょっと心配なのは、山田大臣の健康面である。現地対策本部で対策・協議していて
早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。 菅内閣に対する支持率が軒並み60パーセント台に跳ね上がった。 副総理が総理に横滑りしただけなのに、革命が起きたかのような変化である。 この10日間に何が起きたのか、を振り返っておこう。 6月1日の段階では、鳩山総理に続投の意思があったのは明らかだ。 その頃鳩山内閣に対する支持率は釣瓶落としのように急落しており、やがて10パーセント台を割る勢いだった。 小沢氏が鳩山氏に見切りをつけていたことは、その頃の小沢氏のテレビ画面に映る表情や小沢氏周辺の人の言動から伝わってきていた。 鳩山総理の辞任の引き金
政府・与党は10日午前、国民新党が今国会での成立を求めている郵政改革法案の取り扱いを巡って調整を進めた。 民主党内では、7月11日投開票を想定している参院選日程に影響が出ないよう、同法案の成立を次の国会以降に先送りするよう求める声が強い。国民新党は連立政権離脱を示唆して会期延長を求め、与党内の緊張が高まっている。 仙谷官房長官は国会内で民主党の輿石東参院議員会長と会談した後、国民新党代表の亀井金融相を東京都内の個人事務所に訪ね、同法案と会期延長について協議した。仙谷氏は会談後、記者団に「参院側の事情を説明し、どう両党で調整していただくかという話をしているが、これからだ」と述べ、なお調整に時間がかかるとの見方を示した。 民主党の樽床伸二、国民新党の下地幹郎両国会対策委員長は国会内で会談し、樽床氏が「会期延長しても同法案を成立させるのは困難だ」とする参院民主党の見方を伝えたのに対し、下地氏は「
民主党の樽床伸二国会対策委員長は10日朝、国民新党の下地幹郎国会対策委員長と国会内で会談し、今国会の会期延長は難しく、今国会で同党が求めている郵政改革法案を成立させることは困難との見通しを伝えた。下地氏はこれに強く反発。同党内では連立離脱を求める声が強く、与党間の調整が難航している。 樽床氏は9日夜、首相公邸で菅直人首相と仙谷由人官房長官、枝野幸男幹事長、輿石東参院議員会長と協議し、終盤国会の運営をめぐり協議した。樽床氏は下地氏との会談でこの内容を伝え、「情勢は厳しい。郵政改革法案の成立以外だったら何でもやる」と述べて協力を要請した。 これに対し、下地氏は「亀井静香代表は本気だ。これでは参院で(菅首相への)問責決議案に賛成せざるをえない」と反発。今国会で成立しない場合は、連立離脱を辞さない考えを伝えた。 一方、仙谷氏は10日午前、国会内で輿石氏と協議した後、都内の亀井氏の個人事務所を
国営諫早湾干拓事業(長崎県)での潮受け堤防排水門の開門調査について、山田正彦農林水産相は9日の就任記者会見で「夏の参院選前に決断すべきかも含めてこれから検討したい」と述べた。前任の赤松広隆氏は公示前の決断と表明を明言していたが、慎重な姿勢に転じた。 山田農水相は、与党の検討委員会が「開門調査の実施が適当」とした報告について「いきさつを更に詳しく聞いてみて、どういう判断をしたらいいかこれから考えたい」と述べた。また「判断する前には長崎に行きたいが、日程が厳しい」と指摘。その一方で、「赤松さんが今までやられてきたことにけじめをつけたいという思いもある」とも話した。 山田氏は衆院長崎3区選出。長崎県は開門反対派が主流で、山田氏は与党検討委員会のメンバーから外れていた。
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