本26日(火曜日)午前11時15分から約20分間,菅直人内閣総理大臣は,天野之弥IAEA事務局長の表敬を受けたところ,その概要は以下のとおりです(福山哲郎官房副長官他同席)。 冒頭,菅総理から,昨25日(月曜日)に天野事務局長が東京電力福島第一原発を訪問したことに言及し,現地を見て頂いたことは良かった旨述べました。 菅総理から,7月19日(火曜日)に事故の収束に向けた「ステップ1」の完了を発表し,事故収束に向けた一つの壁を越えることができたと考えている,引き続き,事故の収束に総力を挙げて取り組んでいく考えであり,「ステップ2」も可能な限り早期に完了させたい,IAEAをはじめとする国際社会に対し,今後とも,透明性をもって迅速・正確な情報を提供したい旨述べました。 これに対し天野事務局長から,メディアでは種々論評されているが,外から見ていると総理自ら指導力を発揮されていることがよく分かる旨述べ