中国共産党「潔く引退を」=ダライ・ラマが痛烈批判 中国共産党「潔く引退を」=ダライ・ラマが痛烈批判 【ワシントン時事】訪米中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は19日、全米民主主義基金(NED)の民主主義功労勲章授与式で演説し、「今日の中国の共産主義者は本当に腐敗している」と批判、「潔く引退すべきだ」と述べ、中国の民主化を求めた。 ダライ・ラマは、1950年代の中国には、「真の社会主義と階級のない共産主義社会があった」と指摘。現在の共産党指導部が「社会主義ではなく、金を稼ぐ資本主義にしか関心がない」とした上で、「わたしは今もマルクス主義者だと自認しており、わたしの脳みその方が中国の指導者より『赤い』と感じることもある」と皮肉った。(2010/02/20-11:51)