どんな薬を処方してもらったかを記録しておく「お薬手帳」。2014年4月に適用された診療報酬改定を受け、おそらく一度は目にしたことのあるこの手帳に関しても改定が行われていたことをご存じだろうか。 4月の診療報酬改定を知っていた12.8%、手帳は持っていかない49.7%──医療系モバイルサービスを展開するプラスアールの調査で分かった。 4月の診療報酬改定により、製剤薬局が患者に処方薬について指導する際の報酬「薬剤服用歴管理指導料」がこれまでの一律410円(自己負担3割の場合で130円)から「お薬手帳への記載が不要であれば340円(同110円)」に改められた。これにより、手帳への記入が不要であれば実質20円節約できることになったが、「この改定を知っていた」の回答は12.8%にとどまり、関心の低さが伺える結果となった。 もちろんお薬手帳の意義は大いにある。必ず持っていく/よく持っていくと回答した5