回転すしチェーン「スシロー」を展開しているあきんどスシローは10月9日、事業戦略を発表した。空白地を中心に40店舗の出店を予定しているほか、新業態となるカジュアルすしダイニング「ツマミグイ」を2015年1月中旬に東京中目黒にオープンさせ、都内進出の足がかりを模索する。 回転すし市場は4000億円を超える規模になっているが、2014年4月に導入された消費増税などの影響を受け、成長のスピードが鈍化している。あきんどスシローの豊崎賢一社長は「さらなる成長の余地はある。今期はチャレンジ」していくことを強調。2012~13年にかけては20店舗の出店にとどまっていたが、人材育成などの社内環境が整い、今後は北海道のほか、山口、新潟、沖縄といった空白エリアにも進出するという。 新業態「ツマミグイ」のコンセプト 新業態「ツマミグイ」のコンセプトは、すしとビュッフェを組み合わせたもの。回転レーンを置かず、客が
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