静かに、ゆっくりと進む検査車両「イーストアイ」。石川県内の北陸新幹線沿線では、鉄道ファンや住民が撮影スポットを選んで陣取り、待ちわびた車両が登場すると、歓声を上げ、夢中でカメラのシャッターを切った。5日から走行試験をする新型車両の「露払い」役とはいえ、県内営業区間を初めて走る新幹線車両に熱いまなざしが注がれた。 津幡町の旭山工業団地内にある公園は、新幹線の通過を眼下に一望できる場所として脚光を浴び、先月、「新幹線の見える丘公園」と改称されたばかり。1日は朝から多くのファンが三脚や脚立を並べた。 午後1時14分ごろ、トンネルから車両の先端がのぞくと、待ち構えたファンが興奮して「来た、来た」と叫んだ。金沢の自宅から自転車で訪れ、3時間以上待った金大2年の大木賢さん(20)は「歴史的瞬間をばっちり撮影できた。すぐ編集してインターネット上にアップしたい」と日焼け顔で笑った。新幹線と北陸線が交差する
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