スーパーSEやトップ営業を“求める”企業は不幸である。ふと、こんなことを考えた。企業にとっては得難い存在ではあるが、これらの人材に頼って、業績の拡大や不振からの脱出を実現しようと考える企業は不幸だということだ。 超人を求めるのは願望の裏返し 記者は2008年1月から、ソリューションを提案する専門家向けの専門誌である「日経ソリューションビジネス」に所属している。実は5月26日に「日経ソリューションビジネスフォーラム2008春」と題したセミナーを開催する。 目的はソリューションプロバイダのビジネスや個々の営業担当者の成功に有用な情報を提供することだ。できればセミナーという形式を生かして、雑誌では難しいことも可能にしたい。 セミナーのテーマに何を選ぶべきか、ソリューションプロバイダにとって不可欠な存在とは何か、編集部の2人の副編集長と議論を重ねながら思案する中で、浮かんできたのが冒頭の言葉だった