元参院議員の「ガーシー」こと東谷義和容疑者(51)が「暴露系ユーチューバー(Youtuber)」として著名人らを動画上で脅していたなどとして、今月4日に暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)容疑などで警視庁捜査2課に逮捕された事件で、警察庁の露木康浩長官は8日午前の定例記者会見で「国会議員の立場にあった期間を含む容疑」と強調したうえで、「国外逃亡被疑者(容疑者)の『逃げ得を許さない』というメッセージを発信できたという点で、特に意義があった」と評価した。 警察庁はアラブ首長国連邦(UAE)に滞在していた東谷容疑者について、国際刑事警察機構(ICPO)に対して国際手配を要請。警視庁とともに5月、現地に警察幹部らを派遣し、現地当局に東谷容疑者の早期帰国に向けた働きかけを行っていた。