(豊 璋:韓国人コンサルタント) 最近、北朝鮮は相次ぐミサイル発射を繰り返しているが、韓国や日本の国民にとっては「またか」という程度で、大した威嚇になっていない。 そのような状況下、北朝鮮の朝鮮中央通信は11月20日、いつもの北朝鮮話法で、次のように主張した。 「破廉恥な日本反動どもは、彼らをはじめとする敵対勢力の反共和国が進める侵略戦争のための演習騒動に対処した我々の自衛的措置に因縁をつけ、列島全域を朝鮮人排斥の乱舞場にしている」 「最近、朝鮮学校や学生、総連機関を対象に敢行された憎悪犯罪の件数だけで10件余りにもなる」 「これは日本当局によって引き起こされた計画的かつ組織的な国家犯罪である」 これは、日本で騒がれているヘイトスピーチに対する北朝鮮としてのメッセージだろう。かくいう私も、「ヘイトスピーチ」の一言で主張がくくられてしまう昨今の風潮に悩まされている一人だ。 私自身は在日3世で